帰省ついでの局めぐりの旅 2002年1月20日(日)〜26日(土)
【目的】
高知県完訪に向けて布石を打つ.また,香川県の離島を訪問する.
【行程】
[1月20日(日)]:曇りのち雨
今回,JALの「バーゲンフェア」(1月15日〜24日設定),JASの「ウルトラ割得」(1月21日〜29日設定)の期間に合わせて,高知市の実家に帰省することにした.出発日を決めるにあたって,高知県西部の局めぐりには宿毛近辺に前泊する方が楽なので,日曜日出発として月曜日から金曜日までフルに活動することにした.当方が勤務する会社は,GWもお盆も一斉休日がない分,自由に休日を設定できるので,ありがたい.^o^;
ANAも同時期に「超割」の設定(1月25日〜2月3日)があったが,HND-KCZはJAL,JASに比べて\1,000高く,また,ANAのみ国内線のダブルマイルキャンペーンを行っていなかったので,除外することにした.
ということで,羽田10:45発JAL121で出発.羽田ではバスゲートからの搭乗かと思っていたが,ボーディングブリッジを使うことができた.隣のブリッジにはJTAのB737-400が止まっていて,「この時間にJTAの便があったかな??」と思ってゲートの行先表示を見ると,10:10発女満別行JAL537だった.複雑な運用に驚くとともに,JTAが北海道に行くことに違和感があった.iモードで掲示板に書き込みをしているうちに程なく搭乗となった.搭乗後は予想どおり爆睡で,気がついたら高知に着くところだった.
高知からはレンタカーを使うことになっている.このレンタカーは「JALフライトプラス」で頼んであるのだが,「バーゲンフェア」の期間は「JALフライトプラスバーゲン」として免責補償料,消費税込みで1日\5,000で利用できる.当方のプランでは,レンタカーは「バーゲンフェア」の期間外の26日まで使うことになっていたが,全期間1日\5,000,つまり,6日間で\30,000でOKだった.\^o^/
高知空港から日産CUBEで出発.途中,実家に立ち寄ることもせずに,R55,R56で中村市に向かった.
中村市では,移転後の場所が不明確な安並簡易局,地図が粗くて場所がわかりにくい四万十トンボ局と,あとはR56沿いの局など,翌日訪問する予定の局を下見しておいた.ただ,中村古津賀局はR56沿いにはなく,この日は場所の特定ができなかった.
宿毛市内に入ると雨になった.真っ直ぐこの日の宿の秋沢ホテルにチェックイン.そして,夕食のために外に出るのは億劫だったので,ホテルの中で済ませた.回転寿司屋の寿司がまわっているところで定食を食べるのは,妙な気分だった.
[1月21日(月)]:晴れ時々曇り一時雨
64726 楠山簡易(貯金非扱い),64077 橋上,64771 藻津簡易,64245 宿毛西町,
64094 小筑紫,64078 三原,64773 宗賀簡易,64141 平田,64035 有岡,64162 東中筋,
★64221 四万十トンボ,64249 中村古津賀,64251 中村駅前,64727 安並簡易,
64121 蕨岡,64038 富山,64716 竹屋敷簡易,64143 後川,64076 川登,64075 口屋内,
64819 奥屋内簡易,64722 藤ノ川簡易 (★:宝)
この日は,宿毛市(離島を除く),三原村,中村市,西土佐村の高知県西部の局めぐりである.
まず,宿毛市北部の楠山簡易局に8:30までに着けるように,7:30頃宿を出た.到着時間目標を8:30としたのは,楠山簡易局は農協受託の簡易局(貯金非扱い)で,農協は8:30から営業していることが多いためである.
宿毛市街地から県道4に入るところで工事をやっていて,完全通行止になっていた.さらに,工事区間がどこまでなのかの掲示が無く,どのくらい迂回すれば県道4に復帰できるのかわからない.取りあえずR56で宿毛トンネルを越え,増田川沿いの道を使って,工事区間を回避することができた.途中,この日の夜に会う予定になっていたプリッツさんから電話が入った.
ちょっと早めに出発したので,迂回しても8:25頃には楠山簡易局(県道4沿い左側:左側,右側の表記は当方の進行方向に対して)に到着し,予想通りすぐに定額小為替を振り出すことができた.そして,次の橋上局(県道4沿い右側)でも若干フライングできて,8:55頃には2局の訪問を終えた.
次は宿毛市街地が既訪だったので,宿毛西町局となる.標識に従って先ほどの工事区間を迂回したのだが,カーナビは付いていなかったので,どこを走っているのかわからない,という不安はあった.
宿毛市街地から県道7に入り,県道7右側に宿毛西町局を確認.この後の藻津簡易局で来た道を引き返す予定だったので,帰りに寄ることにして先に藻津簡易局に行った.藻津簡易局は県道7から海側に左折し,突き当たりを右折し,しばらく行ったところにある.宿毛新港の標識は直進で越えるが,入る所には標識がなく,ちょっとわかりにくい.ここは,2001年4月2日に貯金取扱を開始した局で,既訪でなくてよかった,と思った.そして,帰りに宿毛西町局を訪問した後,R321沿い右側の小筑紫局を訪問.
次は三原村の2局を訪問するために,小筑紫から県道46に入るが,これがとんでもない道で,道幅が車幅ギリギリでちょっとしたミスで川に転落する箇所にしかガードレールがないような道だった.途中,何度となく不安になりながらも,左側に県別マップル高知県版に記載があるENEOSのGSが見えたので,安心した.肝心の三原局は,県別マップル(今後,地図と略記)に記載の位置が正しく,レンタカー会社で借りたニューエストには移転前の位置に〒マークがあった.
次の宗賀簡易局は地図どおりの場所にあり,幡多郡三原村の2局を完訪した.^o^;
次の平田局は,高規格の県道21で宿毛市平田に出て,地図どおり平田小学校を過ぎた交差点を左折し,突き当たりを左折したところにあった.これで,沖の島の2局を除いて宿毛市を完訪した.今後,三原村を訪問する人は,県道21で素直に往復する方が効率がいいと思われる.
中村市に入り,R56沿い右側の有岡局(地図に〒の記載はないが,有岡郵便局前バス停の記載有り),R56沿い右側の東中筋局と順調に訪問し,次は前日下見済みの四万十トンボ局である.四万十トンボ局は,ほぼ地図どおりの場所にあり,日産の販売店のちょっと先の交差点(信号有り)を左折して左側にある.この日唯一の宝(トンボの絵)をゲット!!
次は前日の下見でわからなかった中村古津賀局だが,ゼネラルのGSを越えた所(右側)に公衆トイレの標識があるドライブインがあり,そこで尋ねて訪問した.ドライブインから徒歩1分とかからないところ(中村からだとドライブインを越えてすぐの交差点を右折してすぐ)で,ドライブインに車を止めて訪問した.
次は中村駅前局で,中村駅前簡易局(1996.12.2廃止)は既訪だが,特定局は未訪だった.地図記載の場所にあった.
その後,R439沿いの安並簡易局(左側),蕨岡局(右側),富山局(右側)と順調にまわった.R439は酷道の異名を取る,ある意味有名な道路だが,富山局までは高規格の道だった.その先の住次郎峠は大型車通行止めと看板が出ていたので,かなりの悪路だと思われる.当方は,富山局から折り返したので,住次郎峠には行かなかった.
次は,県道332沿いの竹屋敷簡易局だが,近道の県道380を通ってもいいものか富山局の局員さんに伺ったところ,R439と県道332の交差点(蕨岡局のあたり)まで戻るよう勧められたので,素直に従った.県道332もしばらくは高規格の道で,おそらく遠回りで正解だったと思う.ただ,県道332が高規格なのは僅かで,竹屋敷簡易局は県道332が細くなってから15分以上走った右側にあった.
そして,R439を市街地北部(土佐中村局付近)まで戻り,R441に入ってしばらく走ると,右側に後川局があった.さらにR441を進むと,「この先に工事による時間制限通行区間(40分のうち10分通行可能)がある」と警備員に言われたが,郵便局までは行けるということで,そのまま川登局(R441沿い右側)まで行った.中村市完訪.\^o^/
エコーはがきを購入したりして時間を潰してもまだ通行可能にはなっておらず,あらかじめ買い出しておいた昼食を食べたり,掲示板に書き込みをしたりした.この時はまだ13:30で,この後,西土佐村5局を完訪できると思っていた.
西土佐村に入り,R441沿い左側の口屋内局,口屋内局でR441から分岐する県道381沿い右側の奥屋内簡易局を訪問してR441に戻ると,また工事による時間制限通行区間(通行可能時間不明)があり,時間をロスした.
20分程度待って通行できるようになり,大宮局に向かうためにR441から県道8に入ると,3度目の工事による時間制限通行区間(60分のうち15分通行可能??)があり,警備員にこの工事区間を往復して,藤ノ川に16時までに着けるか聞いてみたところ,無理とのことだった.藤ノ川簡易局を孤立状態で残すのは避けたかったので,大宮局は諦めることにした.大宮局は愛媛県松野町と合わせて訪問すればいい,と割り切った.
ということで,工事区間入口で折り返して藤ノ川へ向かったが,この日最後の試練,4度目の工事による時間制限通行区間があり,16時まで通行不能とのことだった.時間は15:20である.
ここまで来て,藤ノ川簡易局(写真左)を残すのはあまりにも悔しく,運良く携帯が入ったので,到着を待ってもらえるように頼んでみると,快諾してもらえた.幸いにも15:30頃には工事区間を通してもらえたので,藤ノ川集落内で迷っても15:50頃には到着した.何とか,藤ノ川簡易局を訪問できた.\^o^/
藤ノ川簡易局は概ね地図に記載の場所だが,学校を左手に見るように進むと,学校の先,右側上方にある.
この日の成果は,後半の工事に泣かされて,21局+貯金非扱い1局,宝は1局だった.西土佐村は5局中3局しか訪問できなかった.
この後,高知市内でプリッツさん,T.Toshiさんとオフ会をすることになっていたが,待ち合わせ時間の19時に間に合うか微妙だったので,途中で(給油を除いて)休憩することなくひたすら車を走らせた.しかし,土佐市で若干渋滞し,20分ほど遅れてしまった.お2方,ゴメンなさい.m(_ _)m
当方とプリッツさんはドライバー,T.Toshiさんは未成年ということで,アルコール抜きのオフ会だったが,楽しい時間はアッという間に過ぎ,気がついたら22時になっていた.
遠路松山まで帰られるプリッツさんと別れ,実家のご近所のT.Toshiさんをお送りしてから帰宅した.この日の走行距離は,404.0kmに達した.
[1月22日(火)]:晴れ
64066 東川,64748 山南簡易,64132 山北,64200 野市中ノ村,
64757 徳王子簡易(貯金非扱い),64788 黒鳥簡易,64133 井ノ口,64804 安芸畑山簡易,
64740 東浜簡易,64710 川北簡易,64719 安芸奈比賀簡易,64083 入河内,
64817 大井簡易,64734 加領郷簡易(貯金非扱い),64752 中川内簡易
この日は,高知県東部の落ち穂拾いである.当初の目標としては,高知県最東端の東洋町まで20局(貯金非扱い局を含む)を訪問し,できれば47都道府県でもっとも御無沙汰になっている徳島県に入りたいと考えていた.
まず,香我美町の最も奥の東川局から始めることにして,道路状況が読めなくて所要時間がわからなかったので,実家を6:30頃出発した.高知市内,R55(南国バイパス)ともガラガラで,県道221沿い右側の東川局には7:50頃到着してしまった.
東川局では8:55頃には処理を終え,県道231から県道230直前の路地をちょっとだけ東に入った左側にある山南簡易局に向かうと入口に鍵がかかっていた.?_?; とドアをガタガタしていると,受託者の方が出てきて,開けてもらえた.ここは,局員さん用のスペースと客用のスペースの間のカウンタが通ることができない構造で,客用スペースは外からしか開けることができなかった.ここでは,これは序章でこの後起こるとんでもないことは予想していなかった.^_^;
その後,地図に記載のとおり県道30沿い右側にある山北局を訪問し,一旦野市町に戻る.そして,県道30沿い左側の野市中ノ村局で通算で野市町を完訪した.そして,県道231で再び香我美町に戻って,突き当たりを右折してしばらく走った徳王子簡易局を訪問し,通算で香我美町を完訪した.ここは貯金非扱いなので,定額小為替を振り出した.
次は,約20km先の安芸市まで未訪局はなく,R55を流れに合わせて走行.安芸市内で県道29に入って,左側の黒鳥簡易局,同じく左側の井ノ口局と順調に訪問した.
次は県道29から県道210とさらに奥に進み,安芸畑山簡易局(写真左)だが,この日1回目の工事による時間制限通行区間(60分のうち15分通行可能)があった.この時,時間は10:35頃で,行きは10分ほど待てば通れるが,帰りは安芸畑山簡易局訪問後,11:45まで30分程度は待ち時間が予想された.しかし,安芸畑山簡易局だけを孤立状態で残すわけにいかないので,待つことにした.
10:45になって通行可能になり,11:00頃,安芸畑山簡易局を訪問.県道210沿い左側の酒屋さんが受託していた.
帰りは急いでも仕方がないので,近くの神社でお手洗いを借りておいた.ただ,ギリギリに行って遅い車に行く手を阻まれるのは嫌だったので,早めに工事区間に戻り,待ち時間に昼食を取っておいた.
そして,正午頃,安芸市内に戻り,市街地でなぜか未訪だった東浜簡易局を訪問後,工事が昼休み(だいたい13時まで)のうちに県道208,県道207を安芸古井簡易局まで進んでおきたかったので,先を急ぐ.
途中,R55から県道208の新道に入ってしまったため,ちょっと行き過ぎてしまった川北簡易局を戻って訪問(県道208旧道沿い東側).そこで,この先の大井簡易局か安芸古井簡易局かどちらかは15時までとの情報を得た.
次は県道207と県道208の交差点やや南側,県道208左側の安芸奈比賀簡易局を訪問しようと車を進めると,県道208と県道207へ続く地方道(地図には古戸というバス停あり)の交差点があり,どちらを通っても安芸奈比賀簡易局へは行ける.ただ,そこには工事の掲示があり,それによると何と両方とも工事をやっていて,さらに通行可能時間が同じとなっている.(どちらかは通れるように)少しは考えろ,とちょっと怒りを感じた.ただ,この時は昼休み中なので,県道208を無事に通過し,安芸奈比賀簡易局を訪問できた.
さらに奥に進み,次は入河内局だが,安芸奈比賀簡易局から県道207を行くと,県道207は斜め右に曲がるのだが,前方直進方向右側に見えた.ここで,この先に工事区間があるか確認すると,(自信はなさそうだったが)あと1ヶ所くらいあるとのことで,先を急ぐ.時間は12:40頃である.
さらに県道207を進むが,大井簡易局がある集落までには工事区間はなく,さらに奥の安芸古井簡易局までに工事区間があるかも知れないので,大井簡易局は後回しにした.この選択は正解で,12:58(昼休み終了2分前)に工事区間を通過できた.大井から古井までの道はさらに悪路になり,安芸古井簡易局へは20分程度の時間を要した.地図に記載のとおり,県道207(の先の市道)沿い左側にあった.
局の向かいに空地があったので,そこに車を止めて安芸古井簡易局の扉を開けようとしたが,鍵がかかっている.受託者の自宅に併設だったので,自宅の玄関にまわってみるも留守.局前に公衆電話があった(携帯は圏外)ので,局にTELしてみたが,局内の電話がむなしく鳴り響くだけだった.たまたま地元の人が通りかかったので,事情を確認してみると,親切にも事情を知っていそうな人の自宅まで行って確認してくれた.何でも,受託者が安芸市内の病院に行かれたそうで,夕方まで戻ってこない,とのことだった.ということで,安芸古井簡易局が孤立状態で残ってしまった.(涙)
局の取扱時間の掲示を見ると16時までとなっていて,となると,川北簡易局で得た情報では大井簡易局が15時までとなる.前の公衆電話で確認してみると,情報どおり15時までとのことだった.この時,時間は13:40.14時までに先ほどの工事区間を通過してしまわないと,大井簡易局に間に合わない可能性がある.ということで,かなり急いで悪路を下り,何とか先ほどの工事区間を13:58(工事再開2分前)に通過した.フーッ!!
大井簡易局(写真左)は,県道207から大井集落に入った道なり左側にあり,なんと発着場まであった.帰宅後に調べてみると,大井局(集特)が1992年3月30日に入河内局に移転改称し,その後にできたようである.その煽りで,同日,安芸入河内局(無特)が廃止されている.
安芸古井簡易局だけが残ったことにかなりへこんでいたが,できるだけ先に進んでおこうと,来た道をR55まで戻る.再び,安芸奈比賀簡易局の南側の工事区間を越えたが,この時はなぜか工事をやっておらず,通行止め時間にもかかわらず通ることができた.ラッキー!!
次の未訪局は,奈半利町の加領郷簡易局で,室戸市との境をR55が上って行くところを左側に入っていき,R55の下をくぐって,漁港に出たところ,漁港の建物の2Fにあった.地図ではR55左側に〒マークがあるが,実際は右側になる.加領郷簡易局は漁協受託で,貯金非扱いなので定額小為替を振り出した.
次は,室戸市の中川内簡易局(写真左)で,ここは1998年11月にすぐ近くまで行くも見つからずにタイムアップとなった局である.
羽根局(既訪)の先の橋を渡り,そこから山に入っていく.今回は,中川内の集落に15:40頃には到着したので時間も余裕があり,また,場所を聞ける人がいたので,無事に訪問できた.前回は時間の制約があったので,場所は確認していなかった.
場所は,中川内の集落に入り,右側に小さな格納庫がある所を右側に上っていくと,局の裏側に出る.車では入れず,ちょっと先の左側に駐車できるスペースがあるので,そこに置いて訪問した.1998年にも車を止めた場所である.
次の未訪局は,室戸岬のさらに向こうの佐喜浜局だったので,時間的にここが最後だった.ということで,この日の成果は,わずか13局+貯金非扱い2局,宝はなかった.
結局,未訪として残った安芸古井簡易局近くの未訪局は,室戸市佐喜浜局,大豊町馬瀬簡易局,土佐市新居局と,どこも2時間以上かかるが,高知県完訪のためには行かないわけにはいかない.@_@;
[1月23日(水)]:晴れ一時雪
63035 粟島,63741 志々島簡易,63727 箱簡易,63081 荘内浦島,63037 詫間,
63064 蟻ノ首,63715 松崎簡易(貯金非扱い),63122 大見,63718 下高瀬簡易,
63110 吉津,63737 比地簡易,63106 比地大,63736 笠田簡易,63033 仁尾
この日から2日間は,高知県完訪プロジェクトからはちょっとブレイク.香川県の離島めぐりである.
この日は詫間町の粟島,志々島を訪問する予定で,8時頃には須田港に着けるように,実家を6時に出発.高知I.C.から高知道,高松道でさぬき豊中I.C.に向かい,詫間町内のコンビニで買い出し,立ち読みで時間調整をして,7:50頃には須田港に着いた.そして,当方が詫間町のHPからプリントアウトしてきた(粟島汽船の)時刻表が,須田港の待合室にあった時刻表と相違がないことを確認した.
須田港9:00発の船(写真左)でまずは粟島へ向かう.船はわずか15分で粟島に到着.船内には雑誌,新聞が置いてあった.
粟島局(写真左)は粟島港の左手に見え,徒歩1分とかからない.離島ということで,貯金の他に日付印(風景印)と\100の定額小為替を依頼すると,定額小為替は緑色の旧様式だった.
当初は島内を散策しようと考えていたのだが,小雪が舞っていて寒かったので,局内で実逓を書いて時間を潰した.
そして,粟島港10:45発の船(写真左)で志々島へ向かう.時刻表では船は須田港から来るように書いてあるが,実際は須田港−粟島,粟島−志々島−宮の下港と運行系統が2つに分かれていて,須田港から志々島へ向かうには粟島で乗り換えとなる.で,志々島への船に乗り込むと,須田港−粟島のものに比べて明らかにボロいものだった.
志々島港には11:15頃到着し,港から右に徒歩2分くらいの志々島簡易局を訪問.農協受託だが,貯金の扱いがある.
しかし,この日は普段の受託者がお休み(1週間に1日)で,留守番の方は郵便貯金を扱ったことがないそうである.それでも,端末は立ち上がっていて,監督局に指示を仰ぎながらの作業となった.
ただ,この指示がとんでもなくて,「預入表と通帳は同時に挿入する」と言われて受託者代理の方が思いっきりとまどっていらっしゃったので,当方が助け船を出して通帳をダメにする最悪の事態は避けられた.半分セルフサービスみたいなものだった.
ここでも,離島ということで日付印(和文印)と定額小為替を依頼した.しかし,日付印はセルフで押印したのだが,定額小為替はどこを探しても見つからず,後日送付となった.念のため自宅電話番号のメモを置いておいたので,翌日(留守電に)電話があり,「取り寄せて送る」というメッセージが入っていた.どうりで探しても見つからない訳である.^_^;
志々島簡易局で処理を終えても,折り返しの船には1時間くらい待ち時間があった.そこで,志々島には香川県で1番大きい木があるということを粟島局で聞いていたので,島の反対側にあるその木(楠:写真左)を見に行った.粟島局でもらった資料のコピーによると,幹の太さは14メートルもあるそうで,写真にはとても入りきらない,ものすごく大きいものだった.
帰りは違う道を通ろうと島を1周するように歩いたが,途中で獣道のようになり,不安になって元来た道を折り返した.途中で志々島港を撮影(写真下左:山の上から,写真下右:港で,向かい側の陸地は四国本土).
志々島港13:05発の船を粟島港で乗り継いで,須田港には13:50定刻に戻った.
須田港からはレンタカーで詫間町内(本土)の局めぐり.まず,箱簡易局に向かったが,地図(県別マップル香川県版)には〒マークが集落内にあるが,実際は箱集落で県道232を左折してすぐの左側にあった.ちょっと迷ってしまった.
次は,荘内浦島局で,ここは地図に記載の場所にあった.宝のゴム印があったが,そのゴム印には局名が書いてなかった(キャッチフレーズのみ)ので,普通のゴム印を押してもらった.
町中に戻って,詫間局,蟻ノ首局と地図に従って訪問し,次は詫間駅近くの松崎簡易局である.ここは,貯金非扱いなので,定額小為替を振り出したが,駅前だし貯金を扱えば需要はあると思うのだが….ここで,詫間町を完訪.^o^;
そして,地図に従って大見局,下高瀬簡易局,吉津局と訪問し,続いて三野町も完訪.
さらに,高瀬町に入り,比地簡易局を訪問.ここは,地図に〒マークの記載がなかったので,あらかじめ地形図で場所を調べておいた.場所は県道35を満水池を過ぎた交差点(信号あり)を右折し,突き当たりを左折した右側にある.ここでは,わずかな貯金額にもかかわらず受託者の方が集められた日付印をいただいたりして,申し訳ない気分だった.ありがとうございます.m(_ _)m
続いて,豊中町の比地大局を地図記載に従って訪問した後,まだ時間があったので笠田簡易局も訪問し,トータルで豊中町も完訪した.
次は,最終訪問局として最初から決めていた仁尾局で,15:50頃到着した.1局しかない仁尾町も完訪.^o^;
この日の成果は,予想以上の13局+貯金非扱い1局,宝はなかった.午後2時以降に12局も訪問できたことになる.\^o^/
この後,翌日ために多度津港,丸亀港を下見して,車を止められる場所を確認しておいた.そして,両港間を試走し,翌日の40分の乗り継ぎは余裕だと確信した.まあ,船が遅れなければの話だが….
そして,早めに丸亀プラザホテルに入った.
[1月24日(木)]:晴れ
63090 讃岐広島,63722 手島簡易(貯金非扱い),★63116 多度津東浜,63007 多度津,
63743 佐柳簡易,63132 高見島 (★:宝)
この日は,広島,手島,佐柳島,高見島の4島4局(うち1局は貯金非扱い)を訪問する予定で,コンビニで朝食と昼食を調達し,7時頃には丸亀港に行った.車は,港から県道を挟んで向かい側の有料駐車場に入れておいた.ここは,1時間\210だが,船に乗る人は駐車券に証明をもらうと,1日\1050でOKとのことだった.
今回,広島,手島に向かうことにしたのは,丸亀市役所HPで下記のような時刻表を確認し,木曜日のみ手島行きの第2便(下記時刻表黄色のセル)がフェリーとなって,手島での折り返し時間が38分確保できるためである.他の日は3分しかなく,1日3本しかない船を1本落とさないと訪問できない.
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ということで,丸亀港7:30発の旅客船(写真左)で広島(もちろん,広島県ではない.^_^;)に向かう.
丸亀港の窓口はまだ営業しておらず,運賃は船内での精算となった.そして,船内で先ほどの駐車券にスタンプを押してもらった.
わずか25分で広島の江の浦港に到着した.
広島の東方には,瀬戸大橋が見える.中央の島はおそらく牛島(〒なし)だと思われる.
そして,9時になったので,讃岐広島局(写真左)を訪問.ここでも離島ということで,貯金の他に日付印(風景印)と\100の定額小為替を依頼した.
江の浦港から左方向に進むと看板がある.徒歩5分とかからない.
江の浦港10:05発のフェリー(写真左)で手島に向かう.途中,小手島に寄港し,5分ほど遅れて11:07頃,手島に到着した.
そして,手島簡易局(写真左)を訪問.ここは農協受託で貯金非扱いなので,定額小為替を振り出し,離島ということで日付印(和文印)を押印した.
郵便局が1局しかない離島で,そこが貯金非扱いという島は,愛媛県青島とここの2ヶ所のようである.(訪問時は三重県間崎島も該当したが,2002年3月1日より貯金取扱開始.)
それから,手島簡易局は火曜日が休みなので,今後訪問される方は要注意である.
船内から見た手島簡易局.港の右手に見え,徒歩3分ほどの場所にある.
そして,手島港11:40発のフェリーで丸亀港まで戻る.1時間40分の航海中は,買い出しておいた昼食を食べたり,昼寝をしたりして過ごした.
丸亀港にはほぼ定刻の13:20頃到着し,レンタカーで多度津港へ移動.途中,多度津港近くの多度津東浜局訪問すると,「四国の鉄道発祥地」の宝だった.この時,時間は13:30ちょっと過ぎで,フェリーの出航までにはまだ時間があったので,多度津局も訪問した.
多度津港14:00発のフェリー(写真左)に乗り込むと,13:50頃動き出した.「あれ??」と思っていると,桟橋に横付けされていた状態から,車を積み込むために前部を桟橋に付けるように移動しただけだった.
階上の船室に入ると,紫煙が充満していて気分が悪くなった.「禁煙でないのは時代遅れ」と思ったが,佐柳島本浦港で下船する時に自動車が置かれている階の奥(下船口と同じフロア)からも人が出てきて,そちらが禁煙だということを帰りに確認した.^_^;
佐柳島本浦港には,定刻より5分ほど遅れ,14:55頃到着した.そして,フェリーはすぐに佐柳島長崎港へと出て行った.
佐柳簡易局はちょっと遠く,佐柳島本浦港から右手に急ぎ足で6分ほどかかった.真新しい局舎だったが,入口のガラスが割れ,ドアも歪んでいて,どうしたのか尋ねると,数日前の風でそのようになった,との答えだった.やはり,瀬戸内でも島の風は半端じゃないようである.
ここでも,離島ということで,貯金の他に定額小為替と日付印(和文印)を依頼した.
この日最後の局がある高見島に向かうために佐柳島本浦港に戻ると,高見島への乗船券は港にはなく,船内での精算となった.
フェリーに乗り込もうとした時,週3便しかない笠岡からの船(写真左)も入港し,フェリーはその到着を待っていた.(佐柳島長崎発多度津行のフェリー,笠岡から佐柳島本浦で折り返す旅客船とも15:20着,15:25発.)
高見島港には定刻の15:50頃到着し,港から右手にすぐの高見島局は余裕で間に合った.
ここでも,離島ということで,貯金の他に定額小為替と日付印(和文印)を依頼した.
この日の成果は,5局+貯金非扱い1局,宝は1局だった.
この後は,高見島港17:35発のフェリーに乗るまで局長さん,局員さんと話していた.お茶とお茶菓子を御馳走になりながら….
その話の中で,「郵便局改廃見たまま聞いたまま情報掲示板」にも書き込んだ情報(吾川村の特定局廃止,簡易局設置の件)を聞き,翌日,その近辺をまわるつもりだったプランを変更することにした.特定局は既訪で,新規開局する簡易局が孤立状態で残るので….
すっかり遅くまで局にお邪魔してしまい,フェリーの時間が近づいたので高見島港に戻った.高見島港17:35発のフェリーは10分弱遅れて来た.そして,多度津港にも10分ほど遅れ,18:10頃到着した.
多度津港から車に戻り,善通寺I.C.から高知I.C.まで高松道,高知道を使って実家に戻った.実家には19:30頃到着した.飛ばし過ぎ!?
[1月25日(金)]:晴れ
64157 大宮,61231 目黒,61039 松野,61111 吉野,64032 江川崎,64048 十川,
64120 土佐昭和,64033 大正,64127 北ノ川,64209 川口,64745 影野簡易,
64116 松葉川,64811 中津川簡易,64767 竹原簡易,64084 大野見,64760 寺野簡易,
64067 船戸,64123 葉山西,64029 葉山,★64714 上分簡易,64139 須崎新荘,
64201 須崎多ノ郷,64243 須崎緑町,64803 須崎東川内簡易,64124 吾桑,
64763 押岡簡易,64159 須崎野見,64158 浦ノ内,64073 戸波,64151 北原,
64168 波介 (★:宝)
平日最終日のこの日は,21日に残してしまった西土佐村から始めることにして,実家を6時に出発.R56〜R381を通って,西土佐村の江川崎に8:20頃到着.そして,この日の1局目の大宮局に向かうのにR441を使うと,21日に工事で通行できなかった箇所を通らなければならないので,松野町に迂回して,下見をしながら8:58頃,県道8号沿い南側の大宮局に到着した.実家から150kmも離れているとは思っていなくて,ギリギリになってしまった.それでも,すべて下道,それも最後は悪路でよく間に合ったものである.
大宮局では9時ちょうどに処理をしてもらい,次は県道8号と県道270号の交差点北側,県道8号沿い左側の目黒局で,大宮,目黒と関東地方の普通局のような名前が並んだ.次は,松野局で,R381との交差点を左折すると程なく左側にあった.そして,R381沿い右側の吉野生局を訪問して,愛媛県松野町3局を完訪.^o^;
そして,R381を高知県に戻り,R441との交差点を左折してすぐ右側にある江川崎局を訪問して,21日と合わせて高知県西土佐村5局も完訪した.
さらにR381を窪川方面に戻り,R381沿い右側の十川局,R381沿い左側の土佐昭和局と立て続けに訪問し,続いて十和村2局も完訪.すごく順調である.
そして,大正町に入り,R381から逸れて大奈路局を訪問しようか考えたが,さらに奥に入るつもりはなかったので,次回にまわすことにした.ということで,次は大正局となるが,ここはR381から商店街の看板を左折して,銀行の前の道を道なりに右折した左側にあった.場所がわからなかったので,人に聞いて訪問した.次は北ノ川局で,R381沿いと言えないこともないが,ちょっとだけ(1軒分)地方道に入った場所にあり,局の直前,R381沿い右側にENEOSのGS(当方,21日の夕刻,偶然そこで給油 ^_^;)があるので,すぐにわかった.
順調に窪川町に入り,次は川口局である.川口局は県道328の標識を入って行き,ちょっと走って左側の路地に入った所にある.郵便局の看板が右側にあり,思わずだまされてしまった.次はしばらく未訪局がなく,窪川町の中心地を越えてR56に復帰し,R56沿い左側の影野簡易局となる.ここは何度となく前を通っているので,難なく訪問できた.そして,ちょっと中村方面に戻り,県道324に入る.そして,地図の記載に従って松葉川局を訪問した.そして,松葉川局で中津川簡易局には近道の県道322を通ってよいか尋ねたが,県道19に戻った方が早いとのことだったので,素直に従った.中津川簡易局で,トータルで窪川町9局を完訪した.まだ正午を過ぎていない.^o^;
そして,大野見村に入り,次は竹原簡易局だが,ここはちょっと迷ってしまった.道路が改良され,赤い真新しい橋でヘアピンをショートカットするようになっているので,この橋は渡らずに左側の(というよりは直進で)旧道に入って行った右側にあった.次は大野見局で,県道19は大野見村中心部で左に曲がるが,そのまま直進した右側にあった.当方,地図に従って右折したのだが,地元の人に聞くと(この崖の上を言うように)上を指さされた.そして,県道19に戻って,県道19沿い左側の寺野簡易局で大野見村3局を完訪した.
県道19を左折してそのまま進み,東津野村に入る.途中,工事による時間制限通行区間があったが,幸い昼休み時で,難なく通過できた.
R197に出たが,船戸局は地図に〒マークが出ておらず,地形図で調べてあった旧道沿いをウロウロと迷ってしまった.結局,携帯で場所を確認して訪問.場所は,県道19から来ると,R197を右折し,1本トンネルを越えたR197沿い右側にあった.
R197は初めて走る道だったが,思った以上に高規格で,長い下り坂を一気に葉山町に入り,葉山西局を訪問.葉山西局はR197沿いではなく,派出所の先の路地(旧道??)を斜め左に入って行って左側にあった.そして,R197沿い左側の葉山局を訪問して,葉山町2局を完訪.
須崎市に入り,R197沿い左側の上分簡易局を訪問すると,「〒」マーク入りの宝だった.そして,同じくR197沿い左側の須崎新荘局を訪問後,須崎の市街地に入った.
須崎市街地では,須崎局,須崎駅前局のみ既訪だったので,あとは地図を見ながら落ち穂拾いし,須崎多ノ郷局,須崎緑町局,須崎東川内簡易局と訪問.須崎東川内簡易局に向かう時,新しい道路ができていたりしていて地図と実際が異なり,迷ってしまった.場所は,千里荘病院の先の路地を斜め右に入って行く道がわかれば,あとは地図どおりであった.
ここで,通帳の残り行数が3行となっていたので,携帯で縦型の通帳に更新できる局を探した.まず押岡簡易局には在庫がなく,TEL2局目の須崎野見局で更新できることを確認した.そして,R494沿い西側の吾桑局,県道23でセメント工場の先,県道23沿い右側の押岡簡易局を訪問し,一旦引き返す.そして,須崎野見局へと向かい,無事に縦型通帳に更新した.^o^;
その時,押岡簡易局に地図を忘れたことに気づき,預かってもらうよう頼んでおいた.押岡簡易局の前は再び通ることになっていたので,大したロスはない.そして,地図を回収した後,浦ノ内局を訪問.浦ノ内局は県道から西にちょっとだけ入るが,県道に看板が出ていたので問題なかった.
次は土佐市に入り,最近トンネルが開通した(当方の地図はくねくねの道しか書かれていないが…)県道47を北に向かってR56に復帰し,戸波(へは)局に向かう.戸波局は国道からちょっとだけ西に入るので,近くに着いたところで徐行して訪問.R56から見えたので問題なかった.そして,次は北原局で,拡大図のエリアに入ってきたので地図に路地も記載されていて,問題なかった.この時,時間は15:52頃で,波介(はげ)局に間に合えば完璧,と急ぎ,15:58頃到着.付近はすべて既訪となっていたので,ここだけ残らなくてよかった.\^o^/
この日の成果は,落ち穂拾いとしては上出来の31局で,宝は1局だった.そして,5日間の成果は.83局+貯金非扱い5局で,ハプニングはあったものの満足して帰途についた.
土佐市まで戻っていたので実家は近く,17時ちょっと前には戻ることができた.この日の走行距離は393.4kmに上った.
この後,父と街に飲みに出かけ,疲れもあってかなり酔っ払ってしまった.x_x;
[1月26日(土)]:曇りのち雨
この日は土曜日で,局めぐりは休みである.飛行機に乗る前に友人の墓参を済ませた後.そのまま高知空港に向かってレンタカーを返却した.6日間の走行距離は,1564.4kmだった.
そして,高知12:20発JAS244で帰宅した.
今回の旅行の結果,高知県の訪問状況は下のようになり,未訪局は58局となった.(2002年4月1日に森山簡易局が設置され,現在の未訪局は59局となっている.)
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