季節開設局訪問の旅 Part2  2000年9月8日(金)〜10日(日)

 

【目的】

 未訪季節開設局3局(閉鎖中の阿蘇山頂局を除く)のうち,今年訪問可能な2局を訪問する.

 

【行程】

[9月8日(金)]:曇りのち雨

 この日は,翌朝の早出に備え,松本市内で泊まることになっている.松本到着があまり遅くならないように,13:30頃には仕事を切り上げて,いったん帰宅した.裁量労働の制度を有効に利用している.

 最終の準備を整え,16時頃出発.R246〜R16〜R413〜R412で相模湖I.C.まで走る.夕方のラッシュの渋滞もあって,インターを入ったのは18時を過ぎていた.

 中央道に入るときわめて順調で,100km/hほどのスピードで流せたが,岡谷ジャンクションから長野道に入ると,混んでいるわけではないのだが,流れが悪くなり,時々ブレーキを使わざるを得なかった.相変わらず奥様は助手席で爆睡中である.

 それでも,松本I.C.には20時頃到着し,インター近くの¢松本合庁前店(154)で夕食を取った.そして,¢から出ると雨になっていた.ホテルサンルート松本泊.

 

[9月9日(火)]:曇り時々雨

   (為替番号なし)乗鞍山頂簡易

 

 4:15頃起床し,シャワーを浴びて,5:00にはチェックアウト.松本巾上局近くのコンビニで朝食を購入し,R158を快走.奈川渡ダムのトンネル内の分岐もなかざわさんからいただいた予備知識が生きて難なくクリア.そして,前川渡から県道84号で乗鞍畳平を目指す.

 途中,乗鞍高原でこの日の宿を確認し,さらに進むと,黒煙を巻き上げている長岡ナンバーのレンタカー(4ナンバーで工事関係の方のような服装の男性が6人くらい乗っていた)が前を走っていて,空気が悪いので距離をおいていたが,あまりにも遅くなってきたのでピッタリつけるとすぐに道を譲ってもらえた.

 乗鞍畳平が見えて,乗鞍スカイラインと合流するちょっと手前で車が列をなして止まっていた.7時にならないとゲートが開かないので,車を止めて前を見に行った.時間は6:40.その間にも乗鞍スカイライン側からは畳平の駐車場に車が入っていく.しかし,夏休みも終わっているので混雑しているわけではない.

 ホントに7時ちょうどにゲートが開き,並んでいた車が整然と畳平の駐車場に入っていく.私は郵便局を目的としていたので,一番奥の局前に車を止めた.なお,登山口は手前の方が都合がいい.

 局が開くまで,松本市内で買ってきたおにぎりを食べ,局となりの神社やバスセンターを覗いて時間を潰した.そして,8時になって局が開いたので,局の写真撮影後,日付印(風景,和文,和文ローラー)を持参したはがきに押してもらい,実逓の通信面に風景印を押してもらった.貯金,為替等はもちろん扱っていない.これでこの日の局めぐりは終了.

 この後,当初予定では乗鞍岳(剣ヶ峰)まで登ろうと思っていたのだが,奥様の体調が優れず,また天気もいまいちだったので,高山方面に観光に行くことにした.畳平がマイカー規制される前にリベンジしなければ!!

 乗鞍スカイラインを霧が立ち上る様を見ながらのんびり下り,R158に合流.そして,高山へ向かう途中,山頂局で割引券をもらったこともあって,飛騨大鍾乳洞に行った.まず,併設されている大橋コレクション館で今ひとつコンセプトの理解に苦しむ展示(まあ,コンセプトは「バブル」と言えないことはないが…)を見学.100kgを超える金塊は凄かった.鍾乳洞はまあ面白かった.

 高山市内に入って,市営駐車場に車を入れて,3時間ほど散策.昼食時になったので,「豆天狗」でラーメンを食した.かつおダシと思われるスープが絶妙だった.メニューは並(\550)と大盛(\750)のみ.そして,高山陣屋を見学し,屋台で牛串を食したりした.お腹がいっぱいで食べることはできなかったが,「牛たこ焼き」という謎の食べ物を売っている屋台もあった.たこの代わりに牛肉が入っているものだが,どんな味がするのだろう?!

 14時前に高山をあとにして,途中,銚子滝を見学して,乗鞍高原には15:30頃戻った.ここでなかざわさんに電話を入れてみると,松本市内にいらっしゃるとのことで,約1時間の時間がある.そこで,付近を散策していると,善五郎の滝という案内板が目に入ったので,行ってみることにした.この日2本目の滝も素晴らしく,しばらく時間が過ぎるのが遅く感じた.

 16:50頃駐車場に戻り,しばらくすると,なかざわさんが到着.この日はなかざわさんの紹介で,「あづみ荘」にお世話になる.なんでも,この日は我々以外に客はいない(=貸切)とのことだった.

 18時からの夕食前に一風呂浴びると,白骨から引いているという湯は白くてすべすべしていた.一日の疲れが吹っ飛ぶくらい,とっても気持ちがいいものだった.食事もキノコをメインとした鍋や,鮎(?)等,美味しいものだった.

 食後は部屋でなかざわさんを交えてオフ会となった.標高が高いこともあり,最後は3人とも酔っぱらいだった.

 

[9月10日(日)]:曇り時々晴れ一時雨

   11324 上高地

 

 この日は,上高地局を訪問する予定である.朝食は7:30からだったので,その前に朝風呂に浸かる.朝食後,8:15頃出発.沢渡まで車2台で移動し,沢渡大橋の駐車場に車を入れた.上高地はマイカーが規制されているため,バスに乗り換えなければならない.バス代は往復で1人\2,000とかなり高い.

 バスの乗車券を求めていると,早く乗るように促され,乗り込むとすぐに発車となった.沢渡大橋を出る時には空席があったバスも中ノ湯で補助席まで満員になった.

 難所の釜トンネルをゆっくり登ると,焼岳が目に入ってきた.火山特有の異様な色である.そして,パンフレットのお薦めに従って,我々を含む多くの人が大正池で下車.大正池はもっと大きいものかと思っていたが,以外と小さい.何でも,焼岳の噴火,土砂の流入でだんだん小さくなっているそうである.ここから,林間,あるいは梓川に沿って河童橋まで歩く.途中,上高地温泉ホテルで小休止したのがよかったのか,ウェストン碑では絶妙のタイミングで人の流れが切れ,ゆっくりと記念撮影をすることができた.^o^;

 そして,さらに歩いて河童橋にさしかかり,記念撮影.そして,いい時間になってきたので,郵便局に向かった.

 上高地局は,前日の乗鞍山頂簡易局と同様,貯金,為替は扱っていない.そこで,持参したはがきに日付印(風景,和文,欧文,和文ローラー)を押してもらった.なかざわさんも同様の依頼をされているようだった.また,ここで,前日,通信面に乗鞍山頂簡易局の風景印を押してもらった実逓を差し出した.

 上高地局はATMスペース(と私書箱スペース)もあるし,局内も十分スペースがあるので,ぜひ「貯金事務取扱開始」をしてもらいたいものである.そうなれば,また行かなければならないが….

 局での滞在中,釜トンネル付近でバスの屋根が(岩に??)刺さっている,という事故情報が入る.そのためか,バスターミナルは人でごった返していた.が,ほどなく開通の報が入り,2時間ほど前のバスの乗車整理券を持っている人が呼び出されていた.

 これで安心で,昼食を取ろうと弁当を扱っていた売店を覗いたが,売り切れたのか見当たらなかったので,隣のレストランで済ませた.そして,食後は河原に降りて,持ってきた「茶しばきセット」を取り出し,コーヒーを沸かして飲んだ.残念ながら湧水ではないが….

 再びバスターミナルに戻り,20分ほど待って,沢渡駐車場行のシャトルバスに乗り込んだ.車内ではウトウトしていたが,突然の雷鳴で目を覚ますと,大雨になった.上高地散策中に降られなくてよかったよかった!! ^o^;

 14時を過ぎた沢渡で,なかざわさんがホリデー横浜さんに連絡を取り,松本I.C.付近のファミレスでオフ会をすることが決まった.そして,15時到着の予定で車を走らせたが,流れが遅かったため若干遅れてホリデー横浜さん,氏のお連れの方と合流し,我々3人と計5人でミニオフとなった.楽しい時間はあっという間に過ぎ,16:40頃なかざわさんが帰られ,そして,我々も17:00には帰ることにした.

 松本I.C.から長野道に入りしばらく走ると,「一宮御坂〜中根トンネル渋滞25km」と,さらにその先(区間失念)に渋滞16kmを示す電光掲示があった.「こりゃあかんわ」と思って,少しでも早く着くよう120km/hくらいで,周りの流れに注意しながら流し,18時頃(?),一宮御坂I.C.に到着した時の電光掲示は「一宮御坂〜中根トンネル渋滞25km 1時間」となっていた.

 「こりゃ飯も食えん」と思って,迷うことなく一宮御坂I.C.で高速を降り,カーナビを見ながらR20に出た.R20は空いていて,勝沼I.C.までは快調に走った.勝沼I.C.入口にあった電光掲示は「勝沼〜小仏トンネル渋滞50km」と2つの渋滞が繋がったような表示になっていた.高速を降りて正解だと思った.

 R20は一部で工事のための交互通行や,祭り渋滞があったが,概ね快調で20:50頃,相模湖I.C.入口に到着した.あとは往きのルートと逆で橋本まで戻り,¢相模原橋本台店(357)で遅い夕食を取り,23時頃帰宅した.

 

今回の成果


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