季節開設局訪問の旅 Part1 2000年8月18日(金)〜21日(月)
【目的】
白馬(はくば)山頂簡易局の訪問と白馬(しろうま)岳登山.
【行程】
[8月18日(金)]:晴れ
この日は,いつも通り仕事をして,一旦帰宅.夕食後,自宅近くのバス停から最終バスでたまプラーザ駅に出て,東急田園都市線に乗り換えた.そして,渋谷から周遊きっぷ(白馬・諏訪ゾーン)の使用を開始し,新宿から急行アルプス号のグリーン車に乗り込んだ.乗車前にビールで乾杯していたので,すぐに就寝.
この旅行の乗車券を手配したのは8月5日だが,最初は「レール&レンタカー」を使うつもりであった.しかし,繁忙期は割引がないとのことで,前年の山形訪問時に次いで2度目の「周遊きっぷ」を使うこととなった.また,この日に乗った急行アルプス号の指定席は普通車は満席だったため,やむなくグリーン車を使うこととなった.
[8月19日(土)]:晴れ
(為替番号なし)白馬山頂簡易
車内灯は暗くなっていたが,車内放送は鳴りやまず,途中何度か目を覚ます.静かにしろ〜!! それでも,ウトウトしているうちに5:36白馬着.駅前は,早朝にもかかわらずかなり賑わっている.
白馬駅から,5:45発の猿倉行の松本電鉄バスに乗車.リュックは最後部のシートに積み上げられ,途中からは補助席も使う盛況ぶりだった.工事用車両に行く手を阻まれて,猿倉には5分ほど遅れて到着した.
猿倉では,前日買い出ししておいた朝食を取って,洗顔.そして,体をほぐした後,登山者カードを提出して,7時頃登山を開始した.白馬尻までは緩やかな登りで,1時間ほどで到着し, しばし休憩.白馬尻には壁掛けポストがあった.
白馬尻から15分ほど登ると目の前に大雪渓が現れ,持参のアイゼンを装着した.そして,休憩は取らずにすぐに登り始めた.最初はみんな思い思いに登っていたが,しばらく行くと人が1本のラインとなってゆっくり登っていった.途中では2ヶ所で落石音が聞こえ,ちょっと怖かった.2時間ほど登り,いつまでも続く汚い雪にそろそろ飽きた頃,やっと大雪渓は終わった.さらにしばらく登ったところでちょっと早めの昼食休憩とした.
十分休憩も取り,登山を再開.疲れもあって目に見えてペースは落ちたが,何とか14時頃には白馬山頂簡易局が入っていて,この日に泊まることになっている村営頂上宿舎に到着した.宿舎に入る所に水場があり,まず冷たい水で喉を潤した.
その後,チェックインを済ませ,部屋に荷物を置いた.この日は週末ではあったが,ピーク時の1/6程度のお客さんのようで,2段ベッドの上段は使わないほど部屋はゆったりとしていた.
そして,目的の白馬山頂簡易局を訪問し,風景印を押印.そして,実逓を差し出した.フロントの人は手一杯だったためか,セルフでの押印だったが,ゴム板がなく,かなり疲労困憊していたこともあって,うまく押せなかった.酸欠のためか,押印中に軽い目眩を感じた.その後は部屋で昼寝をして過ごした.
夕食の時間になり,食堂へ.決して豪華ではないが,前年の富士山の山小屋とは比較にならないほど素晴らしい夕食だった.水が豊富だとこれほど変わるものか,と感動した.
夕食後は,翌日の早起きに備えて20時頃には就寝した.
[8月20日(日)]:晴れ
白馬岳山頂で御来光を見るために,3:20起床.前年の富士山ほど山頂での御来光に執着がないのか,宿舎はまだ静まり返っている.できるだけ物音を立てないように準備して,4時ちょっと過ぎに山頂に向けて出発した.太陽は昇っていないので,ヘッドランプを装着している.
村営頂上宿舎から山頂まで,ガイドブックには35分との記載があったが,もうちょっと時間を要した.が,前年の富士山と違って,登山道が渋滞しているといったことはなく,御来光の時間には余裕で間に合った.
ほどなく,御来光の時刻になり,太陽が顔を覗かせたが,霧が濃くてちょっと残念だった.しかし,しばらくすると霧が一瞬晴れてくれて,光がパーッと差し込んだ様には感動だった.オーバーかも知れないが,時が過ぎるのを忘れるくらい,しばらくボーッとしていた.
しばらく山頂で過ごし,下山開始.このときは,「もう楽勝」と思っていた.最初は緩やかな下りで,所々に高山植物もあって,比較的楽だった.しかし,白馬大池からは礫岩が積まれているだけの不安定な足場を歩かなければならず,また,浮いている石に注意するため慎重にならざるを得なかった.結局,山頂から栂池自然園駅まで,ガイドブック記載の5時間10分より1時間ほど余計に要した.まあ,途中で朝食休憩を取ったので,大幅な遅れではないが….私自身,上りより下りの方が苦手ということもあり,とにかくきつかった.
栂池自然園駅からロープウェイで下り,栂池高原で遅い昼食を取りながら祝杯をあげた.そして,バスで白馬駅へ出て,スーパーあずさ10号で松本に向かった.スーパーあずさ号は混雑していて,松本まで1時間(正確には59分),立ちっぱなしだった.
松本ではなかざわさん,ホリデー横浜さんとお会いすることになっている.16時過ぎに松本駅に到着できたので,早々とホテルにチェックインし,シャワーを浴びて,オフ会に備えた.
18時にホテルのロビーで待ち合わせて,近くの居酒屋に向かった.なかざわさんとは初対面だった.1次会の居酒屋,2次会の◎と,楽しい時間はあっという間に過ぎていった.お2方,どうもありがとうございました.m(_ _)m
この日は松本東急イン泊.
[8月21日(月)]:晴れ
11607 中川手簡易,★11130 明科,11848 木戸簡易,11759 東川手簡易,11819 陸郷簡易,
11336 生野,11039 生坂,11101 広津,11668 矢下簡易,11272 八坂,11291 日原,
★11046 信州新町,11394 津和,11402 更府,★11060 七二会,11368 長野若里,
12086 妙高高原,12407 杉野沢,12825 池の平簡易,★12269 赤倉,12804 妙高田切簡易,
12040 関山,12434 原通,12712 大鹿簡易,12158 猿橋 (★:宝)
この日はレンタカーで長野,新潟県内の局めぐり.松本市内のレンタカー会社を営業開始時間の8時に出発できるように,ホテルを出発した.
R19を北上しながら,1局目をどこから始めようかと考えていると,明科町に入ったところでR19沿いに中川手簡易局が見えたので,ちょっと早かったがそこで9:00を待つことにした.そして,明科町を完訪しようと明科局に立ち寄ると,「あやめとにじますの町」の宝だった.その後,木戸簡易局,陸郷簡易局は地図に記載がなかったが,前の局で位置を確認しながら訪問した.明科町5局完訪.^o^;
次は生坂村で,生野局の訪問後,旧道沿いにある生坂局は旧道をショートカットするトンネルで通過してしまったため,トンネル出口から旧道に戻って訪問した.そして,次は下生坂簡易局だが,地図にマークを忘れてしまい,またR19沿いには局はなかったため,行き忘れてしまった.T_T; まわりに未訪局がなくなっただけに,ちょっと辛い状況である.
八坂村の完訪を目指して,R19から県道55に道を取り,広津局を訪問.本来ならここで生坂村完訪となるところであったが….そして,次は矢下簡易局で,そのまま県道55を進むが,県道55沿いにはなかったので,村役場方面に曲がると程なく左手にあった.そして,次は八坂局で,R19に戻るために県道469を進むが,カーナビがついている車ではなかったので,ホントにこの道でいいのか心細くなる道だった.それでも,R19を松本方面に少し戻って八坂局を訪問し,八坂村2局完訪.^o^;
信州新町に入り,日原局訪問後,次は牧郷局となるはずだが,なぜか地図を見落としてしまい,行き忘れてしまった.前日の登山の疲れからか,どうもボケているようである.x_x;
ということで,次は信州新町局で,ここは羊の絵の宝だった.そして,R19からちょっとそれて,津和局を訪問するも,信州新町完訪ならず!!
この日の目的として,新潟県を8局以上訪問して同県の訪局数を30局以上とすることを考えていたため,この後はR19からあまりそれない局を訪問していくことにした.ということで,長野市に入り,更府局と七二会局を訪問すると,七二会局は「さわやかなみどりの里」の宝だった.
そして,R19を道なりに進んでいると,いつの間にか地図に載っていないバイパスに入ってしまい,バイパスが終わった時には自分がどこにいるのかわからなくなった.たまたま見つけた長野若里局で市街地に入っていることを確認した.
この後は妻のために長野中央局の英文字2つをゲットしてから,上信越自動車道に入った.
新潟県に入り,妙高高原I.C.で下りる.町中にある妙高高原局はわかりにくく,人に聞いて訪問.そして,県道39をスキー場方面に進み,県別マップルの表示に従って杉野沢局,池の平簡易局,赤倉局と進み,赤倉局では温泉マークに「赤倉温泉」の文字の宝をゲットした.そして,15時まででないことを祈りつつ,妙高田切簡易局を訪問.地図には〒の表示がないが,あらかじめ地形図で調べてあったし,取扱時間も16時までで問題なく訪問できた.妙高高原町5局完訪!! ^o^;
R18に戻って妙高村に入り,関山交差点から駅の方向にちょっと入った関山局を訪問し,あとは地図の表記に従って原通局,大鹿簡易局と訪問.妙高村3局完訪!!
そして,あと1局行けそうだったので,新井市に入って猿橋局でこの日の局めぐりを終了した.
この日の成果は,長野県16局,新潟県9局の計25局で,宝は4局だった.
そして,赤倉局付近で局めぐり中にたまたま見つけた温泉で汗を流し,上信越自動車道で長野まで戻り,レンタカーを返却.帰りの長野新幹線ではもちろんビールだった.
今回の成果
|
郵便局訪問記のトップに戻る