福島,山形局めぐりの旅  1998年12月27日(日)〜28日(月)

 

【目的】

 福島,山形のオフライン局,およびアルファベット付き無出の訪問.

 

(出張所名は正式名とは限りませんので,御了承下さい.) 

【行程】

[12月27日(日)]:晴れ

 この日は,翌日は朝一から局めぐできるように原町市で前泊することにしてあった.10時頃には出発する予定だったのだが,前日の年賀状準備で寝るのが遅くなり,また電車ではないので全く制約がなかったので,正午過ぎの出発になった.

 家から10分くらいの東名川崎I.C.から東名,レインボーブリッジ,葛飾ハープ橋を通って常磐道へ.予定通りの出発なら,コストダウンのため四ツ木からR6で北上しようと思っていたのだが….守谷S.A.で善後策を検討し,R6からあまり離れない千代田石岡I.C.(三郷から\1,750)か,日立南太田I.C.(同\3,000)で降りることにして車を走らせ,結局千代田石岡I.C.からR6で行くことにした.

 R6もわりと空いていて,水戸市内も渋滞することなく通過.しかし,先ほど降りる候補にあげた日立南太田I.C.手前から日立市内を抜けるまで渋滞が続いた.水戸と日立はすぐ近くという認識だったのだが,以外と距離があるな,と感じた.

 渋滞を抜けると,あとは快調そのもので,途中いわき市内を抜ける道がカーナビのルートガイドでは遠回りのルートを表示していたが,それも標識により回避できた.

 原町市直前で,翌日の有効時間帯に給油する必要が生じないように給油を済ませ,19時頃ビジネスホテル(名前失念)に到着した.ソバガラがアレルギーのため枕を持参していたが(車での旅行時は持って行きます ^o^;),必要なかった.

 

[12月28日(月)]:晴れ

   82789 大柿簡易,82122 津島,82281 山木屋,82017 川俣,82357 伊達福田,82084 飯野,

   82334 立子山,82279 金谷川,82444 福島医科大学内,82428 福島蓬莱,82731 清水町簡易,

   82308 福島伏拝,82432 福島吉倉,85750 的場簡易,85179 村木沢,85029 柏倉,

   85289 山形県庁内,85243 東沢,81321A 仙台八木山本町・東北郵政研修所内(無出)

 

 6:45に起床.オフ局だからできる若干のフライングを期待して,8:30頃には大柿簡易局に到着できるように,7:30頃チェックアウトし,前日通ったR6を浪江町まで南下した.途中のコンビニで食料と,家に忘れてしまったためレンズ付きフィルムを調達した.

 浪江町でR6からR114に入ってからも快調で,8:15頃には局付近に着いたのだが,カーナビでは局の前の交差点には信号があることになっていて,その信号を目指していたので通過してしまった.すぐに気が付いて折り返し,局前で車を寄せて逆光の中を目を凝らして局を発見した.

 だいぶ早く着いたので,局前に入って買ってきたおにぎりを食べようと思った矢先,側溝で左側後輪のタイヤを傷つけてしまった.〒マークを探すため車は止まっていた状態だったので,全く注意がなされていなかった.局前の駐車できるスペースでタイヤを見ると,プシューと音を立てていて,緊急用タイヤに交換するしかないことは明白だった.これまで自分で自分の車のタイヤ交換はしたことがなく若干の不安はあったものの,ジャッキアップしナットを外そうと思ったのだが,ナットの箇所に直径15cmくらいのカバーが付いており,素手では外せなかった.不運は続くもので,こんな時に限ってドライバーが入っていない.JAFを呼ぼうかと考え,サービスセンターのリストを見たのだが,福島かいわきにしかなく,また携帯は余裕で圏外だった.ここでは,開局準備中の大柿簡易局の受託者に借りて事なきを得た.やっとのことでタイヤを交換し,手を洗わせていただくと,9時になっていた.天気が良かったのは,タイヤ交換する上でも,この後の走行においてもせめてもの救いだった.

 気を取り直して,大柿簡易局で通常の貯金と,特別に定額貯金,定額小為替の処理を依頼し,局をあとにすると9:20だった.タイヤに不安を抱えているので,いつもよりスピードを落としての走行である.順路通り津島局で再入力してもらった.慣れているのか,とても手際が良かった.福島西I.C.を正午に入る予定で,この後福島県内を11局ほどまわった.清水町簡易局は車が入れない路地に面しており,探すのに手間取った.また,これまで局はずっと空いていたが,福島の市街地に入り,福島伏拝局,福島吉倉局はちょっと混んでいた. 

 予定よりちょっと遅れ,12:30頃福島西I.C.を入り,東北道,山形道をゆっくり走り,13:50頃山形蔵王I.C.着.雪は全くなく助かった.なお,料金は\2,650だった.

 山形蔵王I.C.着が遅くなったので,15時までの的場簡易局に真っ先に向かい,ここでも大柿簡易局と同様,通常貯金と,定額貯金,定額小為替を依頼した.ここで通常の方法で預入できる,現存するオフ局は完訪となった.7月にまっさんさんと深谷櫛挽簡易局に行ったことでオフ局完訪を目指すきっかけとなったのだが,わずか5ヶ月半で完訪できるとは思ってもいなかった.

 この後は,どんなに急いでも仙台中央局の分室,仙台駅内局の有人出張所には間に合うわけはなく,739163さんのレポートで符号がなくなることが報じられた仙台八木山本町局東北郵政研修所無人出張所だけを訪問することとし,山形蔵王I.C.には15:30までに戻ることにした.

 再入力は村木沢局で難なく処理してもらい,あとは山形蔵王I.C.への道から大きく外れない山形市内3局を訪問し,予定通り15:30頃山形道に復帰.

 東北郵政研修所へはルートガイドを設定してあり,それに従って走ればよいつもりになっていた.帰りもゆっくり走ったが,16時ちょっと過ぎに仙台南I.C.着.料金は\1,450だった.ルートガイドでは,仙台南I.C.を左折でR286に合流し,すぐに右折するようになっていたが,なかば強引にR286の右折レーンに入ったが,右折してみると住宅地に入ってしまった.ナビを見ながら何とか後戻りせずに復帰することはできないかと進んでみたが,何ともならなかったのでやむなく折り返し,ルートガイドの道に復帰した.そこで確認すると,仙台南I.C.からその道に入るには,中央分離帯をジャンプして越えなければならない,絶対に走行することが不可能な構造になっていた.

 あとは渋滞しながらも16:40頃には東北郵政研修所に到着し,ATMで定額・定期貯金用の通帳式の証書に定額貯金預入.ゴム印だけでももらえれば,と研修所の中に入って頼むと,「東北郵政研修所出張所」のゴム印とともに,「仙台八木山本町郵便局長印」も捺されて戻ってきた.主務者印が置いてあったことには驚いた.なお,欠けはなかった.また,このATM預入は局数にカウントしていない.

 これで全ての予定は終了し,あとは横浜まで帰るだけである.さすがに緊急用タイヤで横浜まで走ることはきついと判断し,研修所の職員さんに訊いたカー用品店に立ち寄った.しかし,3シーズン目に突入したスタッドレスタイヤと同じ溝のタイヤは在庫がなく(左右同じでないとダメとのこと),土地勘がないところで他の店に行くことも難しく,翌日が早いことを考えると時間をかけたくなかったので,スタッドレスタイヤを2本購入し,新しいものを前輪に,古いもの3本のうち状態がよいものを2本選んで後輪に装着してもらった.工賃,廃タイヤ処理料,税込みで\38,955だった.交換してもらっている間にCoCo壱を電話帳で探してみたが,仙台南I.C.の付近にはないようだった.

 不安がなくなって,18:30頃仙台南I.C.から東北道に戻り,一路横浜の自宅を目指す.距離は400kmほどあり,まだまだ遠い.途中,那須高原S.A.で運転手と車に燃料補給のため立ち寄る.朝,コンビニで購入したおにぎりを朝と昼に1個ずつ食べていたので昼食抜きではなかったのだが,かなり空腹だった.また,車の方も横浜までは耐えられそうになかったので,30Lほど給油しておいた.日石だったので,マイレージがたまるようANAカードで支払った.

 あとは料金所以外はノンストップで渋滞することもなく,東名川崎I.C.まで走り通し,家には23時頃到着した.この旅行で,ガソリン代は概算で\12,000,高速代は\15,050かかっており,走行距離は1,000kmを超えた.タイヤに不安があったこと,移動距離が長かったことが災いし,訪問局数は18局にとどまり,宝のゴム印は全くなかった.x_x;


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