北陸オフ局めぐりの旅  1998年10月15日(木)〜18日(日)

 

【目的】

 10月18日(日)の氷見大宴会に参加する.北陸の2局のオフライン局を訪問する.

 

【行程】

[10月15日(木)]:曇り

 この日は,羽田19:30発,小松行のANA759便で出発する予定だったので,前週同様日中は通常勤務である.

 研修も2週目に入り,講師,受講生とも疲労が見えており,前週よりさらに早く,15:45頃厚木での研修は終わった.本厚木駅の本屋で若干の下調べを終え,本厚木発16:42の小田急線急行電車で出発.海老名から相鉄,横浜から京急,羽田から東京モノレールと乗り継ぎ,18:15羽田空港着.途中,横浜から乗った京急線特急電車の中で,京急川崎(17:46着)で下車し,川崎中央局を訪問することを考えたが,羽田空港までの連絡乗車券を買っており,前途を放棄するのはもったいないし,17:00まで貯金可能な川崎こみやデパート内[注:川崎こみやデパート内局は1996年7月22日に川崎市役所通局へ移転改称済みで,貯金は16時まで,と後で聞いた]は時間が過ぎているので,まっすぐ空港へ向かうことにした.

 夕方飛行機で出発する時には,必ずと言っていいくらいビールとなるところだが,今回は小松からレンタカーを運転するので飲むわけにもいかなかった.小松行ANA759はB747 SR(ジャンボ機)だったのだが,なぜかボーディングブリッジを使わず,バスで飛行機に乗り込んだ.B747でバスを使ったのは,ビッグバードが工事中でブリッジの数が不足していた時以来だった.

 この日は小松空港で日産レンタカーから車を借り受け,福井に向かうことになっていた.小松空港着20:30,他のレンタカー会社の係員は誰もいなかったが,日産レンタカーの係員は,荷物を預けたので出るのが遅くなった私を待っていてくれた.まあ,予約を入れているのだし,当然と言えないこともないが….時間が遅かったので,精算も帰着時ということで,キーを受け取った.

 車種は希望通りキューブ(まっさんさんが道東で使ったもの??)だった.エンジンの非力さは否めなかったが,小回りが利き,アクセル,ハンドルの感覚も,自分の車と同じ日産車ということで同じような感覚だった.しかし,コラムシフトは返却時までなじめなかった.前週はトヨタカローラでずいぶん感覚が違ったので,そういう意味では楽だった.

 片山津ICから福井北ICまで北陸自動車道を使い,遅い夕食を取った後,22:40頃福井市内のビジネスホテルに入った.

 

[10月16日(金)]:曇り時々雨

   33714 本堂簡易,33171 大関,33035 兵庫,33185 大石,33065 春江,33074 坂井,

   33701 長畝簡易,33221 丸岡霞,33084 丸岡,31212 金沢松村町,31234 金沢金石西,

   31005 金石,31070 金沢大野,31047 粟崎,31249 内灘向陽台,31091 一ノ宮,31114 柴垣,

   31703 志加浦簡易,31024 高浜,31735 赤住簡易,31044 福浦,31199 三明,31140 上熊野,

   31791 堀松簡易,31111 土田 (:宝)

 

 朝8:30までに本堂簡易局に着けるよう,7:45頃出発.傘が必要なほどではないが,小雨が降っていた.途中,コンビニで朝食を仕入れ,予定通り8:30に本堂簡易局に到着した.掲示には9:00からの取り扱いとあったが,開いていたのでのぞいてみたところ,処理してもらえた.通常貯金と,特別に定額貯金,定額小為替を処理してもらった.ここは主務者印を押す時,赤いスタンプ台を用いること,住所と局名が2段に書かれたゴム印を通帳に押す時,上段の住所部分に紙を当てて器用に押すことに驚いた.あ,ゴム印は少しかすれたが….それから,一部で有名になっていたお茶は,入るといきなり差し出された.

 本堂簡易で処理を終え,9:00にはまだ時間があったので,時間が許す限りできるだけ遠方へ行こうと思い,6kmちょっと離れている大関局で再入力をしてもらった.局員さんはおそるおそるだったが,マニュアルを見ながら完璧に処理してくれた.一応,端末を見ながら残高,印字位置の確認はしていたが….

 この後,福井県内を7局ほど訪れたが,兵庫局は工事,丸岡霞局は祭りの準備のため,局の直前で車が入れなくなったので,やむなく車を止めて,徒歩で訪問した.兵庫局は,写真を撮りたくなるような印象的な局舎だったが,車の中にカメラをおいたままだったので,撮ることができなかった.

 次に目指すは,志加浦簡易ということで,丸岡局訪問後,丸岡ICから北陸自動車道に入った.丸岡ICは予定通り11:00に入ることができ,オービスに向かってVサインをしたりしながら,40分くらいで金沢西ICを出て,金沢市内,内灘町内を6局ほどまわった後,能登道路に入った.

 柳田ICで能登道路を降り,羽咋市,志賀町の局をつぶしながら,志加浦簡易局に向かった.途中,甘田簡易局がどこにあるのかわからなかった.どこにあるのでしょう??

 志加浦簡易の再入力を高浜局でやろうと思って,高浜局は飛ばして志加浦簡易を訪問した.最初,県道36号線沿いに局(農協)の入り口がないことに気づかず通過してしまった.ここのゴム印は,なぜか志加浦簡易郵便局となっており,これって宝になるのでしょうか?? ここでも本堂簡易と同様,特別に定額貯金と定額小為替を作り,写真を撮って局を後にした.この時,時間は14時をちょっと過ぎたくらいだった.

 高浜局に戻って再入力をしてもらったのだが,特に何事もなく処理をしてもらえた.ここでも,もちろん「椅子にかけて待て」という局員さんの言葉を無視し,端末をのぞき込んでいた.まっさんさんは重ね打ちをされたようなので….

 再入力も無事に終え,1日の仕事が終わったような気分になった.あとは時間が許す限り訪問するだけである.次の赤住簡易局は恩教寺の中にあり,思い切り迷ってしまった.また,福浦局は,12日(月)に県道沿いに局舎を移転したばかりで,移転記念の布巾のお土産をもらった.ここは,8角形の変わった形をした局舎だった.最終1つ前の堀松簡易局で時間は15:54を指しており,最後に1局と,5km弱離れている土田局を目指してかなり飛ばした.途中,工事による交互通行の箇所があり,信号は赤,待ち時間は1分5秒を示していたときは「あちゃ〜」という感じだった.集落に入り,局は県道3号線沿いにはなく,調べている時間もなかったので,1点読みで右に2回曲がると見つかった.時間は16:01となっていたが,処理をしてもらうことができた.ラッキー!! なお,堀松簡易局は能登半島堀松簡易郵便局と,この旅唯一のまともな宝だった.^o^;

 天気が良ければ,名水百選の「御手洗池」,あるいは「古和秀水」を訪問したいところだったが,あいにくの雨だったので,まっすぐレンタカーの返却場所の金沢駅を目指した.出発前の予報もよくないとのことだったので,かさばる珈琲セットも持ってきていなかった.

 この日は富山県新湊市の後輩宅に転がり込むつもりだったので,金沢駅西口(営)でレンタカーを返却後,金沢発18:26の普通電車で富山に行き,富山駅で後輩と待ち合わせて,夕食を取った後,21:50の最終バスで後輩宅に向かった.バス代は35分ほどの乗車で\660と,かなり高かった.

 着いてまず掃除をしなければならないことは,予想通りだった.@_@;

 

[10月17日(土)]:雨 

 この日は,大学時代の大宴会が行われる富山県氷見市に17時頃までに着けばよく,かなり時間に余裕がある.後輩は試験の採点のため学校に行く,ということだったので,一緒に行って,インターネットで遊んで時間を潰した.この日の掲示板への発言は,すべてここからタダで発言したものです.

 雨はかなり強く降っていたが,行かないわけにもいかないので,学校最寄りの練谷を定刻14:41の新港東口行のバスで出発.実際は8分ほど遅れてきて,その間に衣服がかなり濡れてしまった.新港東口で無料の越の潟フェリーに乗って,対岸の越の潟へ渡った.この船はフェリーと名乗っているが,車の乗船はできません.

 越の潟から加越能鉄道で中伏木,中伏木から「如意の渡し」という船で,義経も渡ったという小矢部川河口を伏木へ渡り,伏木からJR氷見線で氷見,と絶妙のタイミングで乗り継ぎ,氷見には見込みより1本早い16:11に着いた.

 雨が降っていなければ写真も撮れたのに,かなり強い雨のため,ほとんどかないませんでした.*_*;

 氷見からタクシーで大宴会の会場の「民宿すがた」へ移動し,やがて大宴会は始まった.そこで食べた魚は,値段相応というか,と〜ってもおいしかったが,親知らずが痛くなることを心配し,アルコールは避けたので,その点はつまらなかった.

 

[10月18日(日)]:雨のち晴れ

 この日は,業者が来て,家の中の配水管を清掃する作業が入っていたので,午後には横浜の自宅に戻らなければならなかった.

 朝6時頃目覚めると,台風は通り過ぎたらしく,雨はやんでいたが,吹き飛ばされそうなくらい強い風が吹いていた.ANAに電話でフライト状況を確認すると,「現段階では飛ぶ」とのことだったので,富山8:50発のANA884便に乗るために,車で高岡駅まで送ってもらい,高岡駅発7:15のバスで空港へ向かった.

 このような用事が入るとは思っていなかったので,予約は最終便になっていた.スーパー早割で予約していたので,当日空港で空席がある場合のみ変更可能なのだが,空席状況は100席以上残っている,とのことだったので,あとは欠航だけが心配だった.

 10分ほど遅れて東京から私が乗る飛行機が到着し,ホッとした.使用機材はANAの時刻表ではB7,JTBの時刻表ではB6-300となっていたが,JTBの方が正解,という思わぬ結果だった.

 富山をほぼ定刻に離陸し,飛行経路に変更があったのか,浜松上空を通過して,羽田にはほぼ定刻に着陸した.浜松から羽田まではわずか25分という時間だった.

 定刻に到着できる時間に着陸したものの,滑走路を横切る際,出発便を4本も待たされ,結局15分ほど遅れて到着した.東京はまだ風が強く,ボーディングブリッジの取り付けに手間取ったりしたので,降りた時には既に預けた荷物が出てきており,テーブルは止まっていた.

 羽田からは10月1日に開業した,たまプラーザ行のバスに乗った.羽田空港を10:50に発車し,つばさ橋では横風にあおられてかなり怖い思いをしたり,また,我が家の前を当然のように通過し,さらに,たまプラーザ駅直前で私が折り返し乗ろうと思っていた,路線バスとすれ違った時は妙に空しくなったりして,11:35にたまプラーザ駅到着した.

 たまプラーザで買い物をしてから,12:15頃帰宅した.


郵便局訪問記のトップに戻る