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1991年、19才のヴァネッサはシャネルの香水"CoCo"のイメージキャラクターに300万フランの契約金で起用さ
れた。ヴィジュアル・プロデューサーにはジャン・ポール・グード氏が起用され、黒い鳥をモチーフにした衣装を身にまとい、金色のバードゲージの中の空中ブランコで戯れるヴァネッサの姿はまさに妖精そのものだった。当時このTVコマーシャルは日本でも放映され話題となった。

INTERVIEW
-シャネルはあなたにとってなんだったのでしょう
「ああ、すばらしいイメージがふたつあるの!シャネルは伝説的で、魔法のようだった。まず"No.5"だけつけて裸で寝るっていうマリリン。それからテレビで"Dim Dam Dom"の再放送をしたときにココ・シャネルを観て、わたしすっかりとりこになったの。彼女の態度にはすごく自由が感じられた。彼女はああいうきっぱりとした態度を示していたの、『女であれ!』って。すべての女性に向かって。こういうことなの、『よけいなことを言ったり、説明したりしても役に立たない、でも自分が女であること、その重大な切り札を捨てて生きてはだめ』」
-ココ・シャネルもあなたを選んだと思いますか
「彼女が生きていたとしても、わたしを思い浮かべるとは思えないわ。『ココ』のモデルをやらないかって言われたときでさえ、ほんとびっくりしたんだもの。わたしにしてみれば、自分にそんな話が来るなんて考えられなかった。だから、マドモアゼル・シャネルがわたしをどう思うかなんてわからないわ!」
※「Cut」1994年5月号より抜粋


COCO CHANEL Movie (QuickTime Movie-1.8MB)
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