暦の如く忙しい
山積みのようにやりたいことがありますが、一先ず新世紀までお預け
「時間は金で買える」って言っている人がいますが、お金で買えるのなら買いたい・・・


昨日は帰りがけに人狼のDVDを購入、早速見ました。
00/08/24に一度、観賞していたのですが、ついつい購入してしまいました。
当時の感想は http://www1.pos.to/~shogetsu/bluePlanet/nobel/ClG/com.html ← こちらで


良くも悪くも来週には新世紀、日常の流れ行く生活においては大きな変化はないのですが、一つの時代の節目、今世紀中に遣り残した雑務を片付け、気持良く来年を迎えたいものですね。
さぁ、年賀状の続きでも書くか・・・・



宣伝ですが
Web 上で公開している小説「 CLG 」を更新しました。


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中島みゆき、『短編集』を買う
■発売元   :ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  → http://www.yamahamusic.co.jp/nakajima/release/index.html
■発売日   :2000年11月15日
■レコード番号:YCCW-00002
■税込定価  :¥3,150(税込)


久しぶりに購入した中島みゆきのアルバムであるが
『地上の星』、『ヘッドライト・テールライト』の二曲が収録されているから買ったようなものです。

実はこの二曲、知っている人は知っていることだが、NHK の『プロジェクトX 挑戦者たち』の主題歌とエンディングになっています。

番組内容は
内なる何か、それは信念であったり、込み上がる情熱であるかも知れないのですが、その何かを信じて突き動かされ、人生の貴重な一刻を代償に、成功を成し遂げた人々のドラマをテーマにした番組です。
成功に辿り着くまで、幾多の困難を克服して来たドラマ、その舞台裏が短い時間の中に凝縮されているにも関わらず、見ているうちに思わず目頭が熱くなります。
最後には「ごくろうさま」っと伝えたくなる番組です。
毎週楽しみに視聴しています。
そういえば昔、『栄光なき天才たち』という漫画があったなぁ〜
これも割と好きで読んでいたけど

信念に基き、新しいことに挑む偉人たちの業績、そういった熱い人たちのドラマを共感できるドキュメンタリーは、結構好きなジャンルです。
今の若い世代の多くは、冷めた調子で「ふぅ〜ん」の一言で済ませてしまう数多くの成功、いつの日かわたくしもそんなドラマに関わってみたいと願っています。



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さてさて、今日は Sainte-Nicolas の saints day である。
キリスト教をベースにしたグレゴリウス暦を使っている限り、何かと行事の多い十二月
クリスマスに勝手な都合でサンタクロースを称えるのなら、ちゃんとそのモデルになった聖ニコラウスも祝いましょう。

えっ?わたくしですか?
わたくしはクリスマスプレゼントを頂けない歳になってからは聖ニコラウスにはなんの興味も恩義も感じていませんし、ついでにキリスト教徒でもないので祝う気持もありません。仏教ばんざい!

ちなみにサンタクロースがプレゼントを配るとという逸話は
Sainte-Nicolas が6日に手下の PereFouettard とともに家々を巡り、良い子の sabot (木靴) には bonbon (飴)・金貨・玩具等を入れておき、悪ガキには鞭を入れるとという逸話から生まれたそうな・・・・
そんでもって現在のように12月25日に大々的に物品を送るようになった風習(主に日本やアメリカがはしゃぎ過ぎなんだけど)は、アメリカのデパートが売上アップを目的にしたイベントから始まっています。ようは資本主義のネタにされただけなのね



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今日(12/04)は Sainte-Barbe saints day
仏蘭西は Provence においては伝統的行事が行われているはず。
麦の種を蒔いて育ててあげれば約3週間後の Le Noel には青々とした穂が育っているはず。
無事育っていれば幸運になるそうです・・・・
わたくしキリスト教とでも仏蘭西人でも Provence にも住んでいないのでよくは知りませんが、ようは日本で云うところの節分にあたる行事です。
まぁ、豊かになると云う願掛けでもあるので、わたくしも麦を育てようかなぁ〜
でも、不精な性分だから Le Noel の時期に花屋さんから育った穂を購入すればいいはず!
そうか!不精なら財力をもって解決すればいいのだ
でもって、ジャンボでも買おう・・・・って、こんな不純なわたくしにはご利益はないことだろう。
そこまで神様は慈悲深くないだろうし
だったら仏蘭西はプロヴァンスで、クリスマスに穂を販売するビジネスをすれば儲かるかも!
ところで聖女バルブですが、雷除けといわれていますが、そのいわれについてはよく知りません。だから barbe については訊かないで・・・

ついでに先ほどテレビのニュースで年始ようの護摩の生産をお坊さんがちまちま作っている報道がありましたが、なんで機械生産にしないのだろう?機械化すれば生産コストも生産日数もかかる人件費も随分と節約されて護摩の単価が安くなるはずでは?
そうすればエンドユーザーに価格を還元できると思いましたが・・・・




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BLOOD THE LAST VAMPIRE を観る
監督
北久保弘之

企画協力
押井守(押井塾)

キャラクターデザイン
寺田克也

企画・原案
Production I.G
さて、この映画ですが、 シネセゾン渋谷 にてレイトショーの時間帯しか上映していない・・・

ならばと仕事帰りに観賞しにいくが
渋谷に7時に到着、時間を玩び、本屋や晩飯を食べ、8時50分に映画館に行ってみると
なんとも凄まじい混み具合・・・なんでこんなに混んでんの?
以前はナイトショーのアニメは余り混まなかったのに、やっぱしアニメの社会に対する位置付けが少しばかり変ったのかしら?
それに外人さんも以外と多かった・・・恐るべし Japanimation

特に前以って作品に関して前情報を持たずして行ったので、この作品がフルデジタルってことは知りませんでした。
行き成りのオープニング、そして実写とは違う、DTS のこれでもっかと云う程の演出方法
アニメの新たな演出効果を垣間見ました。
でも、それだけだった・・・・

http://www.production-ig.co.jp/anime/blood/index.html
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/blood/


CGとアニメを結びつけると映像表現としては凄いものが造れるのですねあとはクリエーターがそれを活かす内容を提供するだけ
率直な感想はこんなもんでしょう

では、また
高松 恵



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男は表情を固め、黙って水平線の彼方を見据えていた。
次第に我彼との距離が詰り、緊張がよぎる。自分の感情を抑え、ゆっくりと頭上を見上げる。
良い天気だった、風も順風で全ての帆が風をいっぱいに孕ませ、彼の艦に勢いよく海面を切り裂かせた。
一度、思い切り拳を握り締め、込上げる興奮を殺した。「ミスター・トライト!定針!そのまま!右舷開き一杯」あらん限りの声を張上げて男が怒鳴る。「ミスター・ヨーク!各砲、駐退索を解き放って!装填用意!」
敵の艦首が大きくなった。
「全砲装填!砲門開け!仰角一杯、ローリング上限で蛙ヤローのフォアーマストを打ち抜いてやれ!」それまで握り締めていた望遠鏡を収納架に仕舞い、代って腰に納めたサーベルを引き抜く。
陽光を浴びた抜身のサーベルが鋭く反射した。
今や決戦の鬨があがろうとしていた。



皆さんこんにちは、高松 恵です。
いきなりの出だしですが、わたくしがはまっている小説のジャンルに仮想戦記海洋冒険モノがあります。

だからどうした?

まぁ、それだけのことなんですが
今日(11/16)川原正敏(著)の海皇紀 十巻が販売されていたので買っちゃいました。
前回は行き成り陸奥  園名流  圓明流 の投げ技とともに終えてしまったのですが、今巻はちゃんと戦闘も終わり少しだけ物語の進行ありました。
いろいろと理不尽な点もありますが、取り敢えず満足とともに読み終えました。っていうか、火力を持たない船が勝っちゃう辺りはどうしょもないな・・・

またついでに敵って古代の兵器を掘り出して使っているの?
なのに旧式の火砲なの?
それとも火砲は自作しているの?
だっとするとさらに一杯の無理が生じますね ;^^
だって、大砲って結構作るの難しいんだよ。火砲の原理は球形に広がる爆圧を抑え、一方向だけにその圧力を抜けさせて弾を打ち出す技術なのね。
だから火力の圧力に絶えうるだけの砲身が必要になるし、この砲身を造るの難しかったから近年まで火砲が主力兵器に成り得なかったわけで・・・・くどくなりそうになるのでやめますが、仮に物語りの敵国が自国で火砲を生産しているとしたら少なくとも工業レベルは18世紀後半の水準である必要があり、科学水準も高くなければならない。
って、揚げ足をとるのはやめましょう。
それなりに楽しく読めます・・・・

さて、話し変って
わたくしが一押しの海洋モノは
例外なく第一に挙げるのが
アレクザンダー・ケントのボライソーシリーズとセシル・スコット・フォレスターのホーンブロワーシリーズでしょう。

両シリーズは共にお薦めです!
ぜひ、御一読してみてください!ちなみに両シリーズは早川さんから出版されております。

大まかなストーリは
両シリーズともに同一時代背景上のもので

まずボライソーは、現在もシリーズ進行中ですが、前半が小生意気なヤンキーどもの叛乱討伐に奮闘するお話で、中盤はお仏蘭西の介入によって不本意にも新大陸を失い戦争が終わった世界が舞台です。そこで主人公たるボライソーはなんとかリストラにあわず、指揮艦を授与して太平洋で恋に落ちるお話です。そして後半となる現在連載中のパートでは、愚民によって祖国を終われた仏蘭西王室を助けるため、英国は仏蘭西と闘います。そしていつしか時代はながれ、仏蘭西は共和制から帝政に変り、いまや世界秩序を乱す極悪人たるナポレオンと闘っています。
そして最後は作者が宣言しておりますが、ナポレオンのセイントヘレナ島脱出の騒動で主人公ボライソーは戦死する予定だそうです・・・っていうか、未だ未完です。

一方、ホーンブロワーシリーズは殆どナポレオン戦争に集約されています。
こちらも未完ですが、すでに作者が亡くなっているので、永遠の未完のままです。

ともに愚かな民衆が決起した新社会に対し、偉大なる英国王国が秩序回復のために献身的に貢献するお話ですが、それなりにはまります!
っていうか、わたくし両シリーズで徹夜を経験しております・・・・・

今回はお粗末ながら海洋冒険シリーズの金字塔の紹介でした。
ではまた 高松 恵


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今日(11/10)、『saving private ryan』のDVD版を購入する。
邦題は「プライベート・ライアン」だが、敢えて題するなら「ライヤン二等兵を救出せよ!」ってな感じではないでしょうか?

公開中は映画館の大スクリーン(有楽町マリオン)で観て、さらにレンタルビデオでも観て、そしてついにDVDが発売されたので購入しました。
いや〜、始めて映画館で観たときには度肝を抜かれたオープニングの大君主作戦( Operation Overlord )の上陸シーン、こいつは何度観ても見応えありますね。作品の質や内容の評価はさて置いて、この辺りはさすがは Spielberg! エンターテイメントとしての映画の見せる方法をよくご存知で

始めてこの作品を観に行ったときは、一応、舞台がノルマンディーの後だと言う程度の情報は仕入れて観に言ったのですが、いきなりのオマハ・ビーチ( Omaha Beach )、そしてさらなる前線へと、思わずソード・ビーチ(Sword Beach )を期待しちゃいました。彼らが思わずボカージュ村( Villers Bocage )にいっちゃったりして、な〜んって展開を期待しなかったわけでもありませんが・・・・Spielbergによる ボカージュ村の戦闘の再現を観てみたい

まぁ、これ以上はネタをばらしいそうなのでやめますが、結構お薦めな映画です。

さて、この「プライベート・ライアン」と思わず比較せずにいられないのが、「史上最大の作戦 (原題 THE LONGEST DAY)」でしょう。
こちらは上陸作戦の当日を舞台にした映画です。一応、原作がありまして、著者は Ryan, Cornelius の同名同題です。
作品としては、前者(プライベート・ライアン)がおはなしなのに対して、後者はノンフィクションのドキュメンタリーです。ですから結構生々しい内容です。

ところで、話し変って
先週、思わず風邪ひいてしまいました。
季節の変り目なのに油断していたわたくしが甘かったのですが、四日かも寝込んでしまった。
あ・・・失った四日は大きかった。しかもいまだ体調が戻らず
みなさんも体調には気をつけてね(・・・大きなお世話かな?)

またまた話しが飛びます
「星界の戦記」の第2話、3話を観ました。素直な感想ですが、今一つでした・・・・
「星界の戦記」も「星界の紋章」と同じ様に期待外れになる可能性が見えて来たので、ちこっとガッカリ

では、また


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以前から欲しかった CD をようやく GET !!
『 TABLATURA 』の7番目のアルバム『 KANI 』である。

記憶は定かではないが、かなり昔(過ぎ行く年月を数えるようなことはあまりしたくないが・・・少なくとも十年以上は昔、ふぅ・・・あれからそんなに経ったのね)、このグループの生演奏を聞く機会があり、始めて聞いた彼らのサウンドは、当時のわたくしに電撃ショックを与えました。
以後、わたくしは中世の古楽器を軽快に奏でる彼らの曲の魅力にとらわれてしまいました。
そんな彼らの最新アルバムをようやく入手しました。

今、全ての曲の試聴が終わったところです ・・・・・ 心弾む爽快な音色、中世風な曲目、その他数々の音色(って言っても15曲しかないけど・・・)に心が癒されました。

今日からしばらく私の CD オーディオからは『KANI』が奏でられることでしょう。(飽きるまでは聞き続けます)



えっと・・・CD を購入した勢いに乗って思わずプログラミングに関する書籍を購入
STL tutorial & reference guide C++ programming with the standard template library(邦題『STL ――― 標準テンプレートライブラリによるC++プログラミング』)
Musser, David R. & Saini, Atul 著
別に買うつもりはなく、まんがのコーナーから自然と足が流れ、目にとまった同書を立読みしていたら、いくつか興味深い内容があったので思わず買ってしまいました。(特に iterator に関して知らなかった技法があった)
それ以外に真鍋譲治の銀河戦国群雄伝ライの24巻とファイブスター物語の10巻を購入
てなわけで、今日はいっぱいお金を使った日でした ・・・・



ちなみに今週はCLGを書いていました。
CLGとはわたくしが仲間たちと著作しているスパイアクションもどきの Web 小説です。
時間を持て余していらしたら、どうぞ同作を読んでみてください。
CLG

もし同作に関する感想など御座いましたら、ぜひメールで御一報ください。
takamegu@lycos.ne.jp
感想なんかもらえたらうらしいな〜

ではまた




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今週はゲーム三昧な週でした。
もっとも、正確には敬老の日からゲームにはまっていたわけですが

ちなみに、今回はまっていたゲームとは、まず「久遠の絆」です。
一章をやり終えたまましばらくプレイしていなかったのですが、このたびようやくエンディングを迎えることができました。
いや〜二日間やりっぱなしでした。
正直なところ疲れました。
途中まで沙夜ねらいだったのですが、なぜか万葉エンディング ・・・・ それもトゥルーエンディング
一度解いてから改めて攻略本を買いまして、おまけシナリオを三本プレイ
ここで挫折しました ・・・・ っていうか、マジで疲れたのでゲームをするのを止めました。
まぁ、攻略本を手に入れたので、いずれ残りのキャラのエンディングもクリアします。

その後、「ELYSION」 をプレイ ・・・・
いきなりエロゲーです
こちらはなにも考えずプレイしていたらマリアエンディングとなりました。後は適当にプレイして、全てのエンディングをクリア ・・・・ CGは全部見ていませんが

その後、「AIR」 をプレイ
こちらは途中で挫折、エンディングは迎えていません。
ただ、こちらのゲーム、気になった点がありまして
キャラクターの表情等が変るときに台詞表示用のダイアログが消える現象が、どうもうざいのです。他の人は気にならないのかな?

なんとも、久しぶりにゲーム三昧な時間を過ごしました。



でぇ、今日(土曜)は、ゲームはやらず午前中は外出、午後は雨が降ってきたので室内で燻っていました。
もっとも、家でおとなしく「星界の戦記」の第1話を観ていました。出だしですからまだまだ今後の展開がどうなるかわかりませんが
第二話が一応楽しみです。

では、また




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唐突ですが、今日映画を観ました。
今まではhttp://www1.pos.to/~shogetsu/bluePlanet/nobel/ClG/com.htmlで感想等を述べたりしていましたが、今回からはここで述べていくつもりです。


今回、観賞した映画は全部で二本です。


始めに『U-571』を観ました。
お話の舞台は1992年の大西洋、おりしも独第三帝国の U-Boot たち「狼の群れ」が総統の命により通商破壊をがんがん行っていた時期です。
攻撃を受け立ち往生している U-571 に対して、アメリカ海軍は S-33 に特殊任務を与え、U-571 を拿捕して独逸海軍の使用しているエニグマ暗号器を強奪しようと言うお話です。

映画としての出来は悪くはないので ◎ ものの作品でした。
・・・・たぶん DVD が出たら購入しちゅうんだろうな。

昨今の映画はかなりリアルに設定されているので、大体において戦場の雰囲気を忠実に再現されているので、戦争映画好きには嬉しいことなのですが、それでも腑に落ちない点が幾つかありました。まぁ、仕方のないことですけど ;^^


まず、映画で感心できた点から述べていきましょうね ^^
始めに、移動している最中は基本的に浮上している点です。
通常、潜水艦ものでは、基本的に潜水しているように表現されるため、殆どの人が誤解してしまうのですが、大戦中の潜水艦が長期に渡る潜水航行を行っていたと大半の人が勘違いされています。
当時の潜水艦は基本的に浮上しており、緊急事態にのみ潜水するのです。それも艦内の酸素と航行に必要な電力がある間だけです。
ちなみに電力に関しては浮上時に内燃焼機関によって電池に溜めています。
原子力機関(若しくはシュノーケル)が実現されるまでは、潜水艦は長時間の潜水を行えず、公式な長期潜水航行記録はアメリカ海軍の潜水艦が戦後、シュノーケルを用いた実験で、21日というものを実現させています。また非公式には、戦後間もないころの独逸海軍 U-977 が成し遂げた66日が、真の意味での長期潜航記録でしょう。
残念ながら今回の作品も、敢えて潜航に対する説明等が舞台でなされていないため、さり気なく浮上航行を描写していながら、大多数の人に伝わらずにいたようです。
映画終了後、隣りに坐っていた見知らぬおばちゃんたちの会話が耳に入って来たのですが、潜水艦がず〜っと潜航していたと理解しているので・・・・やっぱし、潜水艦の長期潜水について誤解している人がいた。
ただ作品中、登場人物たちがしきりに蓄電池を連打していたのが、製作者の気持なのでしょう・・・っていうか、戦場を正確に映像として伝えたという悪あがきなのでしょう。しかし、まぁ、プライベートライアン以降、普通の人が戦争映画を観に来るようになりましたね。

お話を元に戻してっと、えぇっと、映画の中で独逸人がちゃんと独逸語をしゃべっているじゃないですか!
これこそリアルな戦争描写ですよね。
以前までの映画表現では、全員英語しか喋らなかったり、出だしの一シーンだけ登場人物たちの母国語をもちいるような映像表現だった。
やっぱし U-Boot の艦内や独駆逐艦内では独逸語じゃなきゃ!ゲルマン語の響きが狭い艦内に響く、う〜ん、感動


さて、ここから不満を述べていきましょう、もっとも、映画を面白くするためには仕方のないことだとは思っていますが、ここはやはり戦争映画好きとして、気になったところを指摘しておきたい。

・潜水した状態で魚雷なんぞ撃っているのはヘンだぞ!
当時の魚雷は浮上した状態、もしくは海面すれすれでしか使用できないぞ!現代戦でも潜航する潜水艦同士の雷撃戦なんぞないのに・・・・
・いくら米国潜水艦を擬装して U-Boot に似せても、軍人(とくに水兵)の目はごまかせないぞ!であるから擬装した U-Boot 事態に無理があるのでは?
どうせやるなら完全に U-Boot に似せて造った潜水艦を使うべき・・・・ところで途中でやってきた独軍の潜水艦は如何にして擬装した米海軍潜水艦の正体を知ったのでしょう?・・・なぞだ
・エニグマを回収する。まぁ、お話のネタとしてはいいでしょう。
でも、時代設定が42年でしょう・・・・・すでに41年の時点で「ウルトラ」によって、独軍の U-Boot に送受信する暗号は、殆どすべて解読できる体制になっているぞ!つまりこの時期ではエニグマなんぞ入手する必要性がないのでは?
・U-571 が航行不能になったという作品そのものの設定ですが、独逸海軍は集団戦術を用いているため、周囲の海域には2、3隻の僚艦がいるはず?っであるならば、米国海軍がやってくる前に僚艦と接触している筈では?
・海に落ちたエニグマを飛びこんで回収するってシーンがあったが、コード表はいらんのかね?
機械があってもコード表がないと役にたたんぞ。って、いうか映像表現上、紙切れを相手にしても見栄えが悪いから、敢えて具体的な対象物であるエニグマをクローズアップさせているのでしょう。
・っていうか、エニグマ自身は必要なの?エニグマって、民生品を改良したものに過ぎず、商品として売られているぞ。
・さらに、「おい!一寸待て」、的な根本的な点を指摘をしたい。
U-571は1944年1月28日、Lusson (リュッソゥ)が艦長のときにRAAF Sqdn.461 (第461飛行中隊) のサンダーランド機によって、北緯52-41, 西経14-27の海域で撃沈されているぞ!せめて実存していない U-Boot を架空につくってちょうだい・・・・
・U-Boot を強奪するため、壮絶な銃撃戦を行うわけですが、海兵の乗っていない潜水艦に、用意している火力が多すぎるのでは?
・ところで映画の中盤から、米国人が独潜水艦を運行させるのですが、たった7人で U-Boot を動かすってのは無理がありすぎるのでは?特殊技術がてんこもりの潜水艦をやすやすと動かせるなんって、この7人、優秀すぎだよ

まだまだ揚げ足を取ればいっぱいありますが、さしあたっては映画の内容には関係のないところであって、娯楽映画に必要なのは90パーセントの脚色であって、残り十パーセントのリアリティーなのでしょう。ただ、戦争娯楽映画 (必ず乗員の誰かが、みんなのために犠牲になってみんなを救うっていう潜水艦もののお約束があった・・・なんとも造られたお話っぽかった) としてはおもしろかったので、戦争ものが好きな人にはお勧めかも
取り敢えずは、純粋に戦争映画が好きなもので・・・・・気になった点を上げてみました。

はやく DVD 化されて販売されないかなぁ〜、わくわく



さて、遅らせながらようやく MI-2 を観ました。って云うか、時間があったので U-571 っと梯子しました。
さて、MI-2 ですが・・・・・トム・クルーズがいっぱい。
アクション映画 プラス トム・クルーズのプロモーションムービーかいなこれ?
でも、まぁ、アクション映画としては面白かったです。
これ以上のコメントは・・・・とくにありません。


さて、今後観たい映画は、とりあえず「パトリオット」と「マルコヴィッチの穴」の二本です。


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