つれづれなるままにキーボードをたたいて

ついに師走！

いよいよ二十世紀も終わりますね
そこで改めて今世紀を振り返ってみますと
控えめに言っても人類史において飛躍的な、いえいえ爆進的な発展を遂げた世紀ではないかと思います。

みなさんもそうは思いませんか？

少し話がそれますが
今世紀が大きな世紀の節目だと到るところで騒がれていますが、
20世紀とて所詮はキリストさんを基準にしたもので、さらには現在我々の用いている暦法はグレゴリウスさんが定めた暦法に過ぎません。
故に20世紀という節目に、西洋人ではないわたくしはそれほど大きな意味はないかと思っています。

だって、Gregorian の2000年は
皇紀だと今年は2660年だし
和暦では平成12年だし
仏暦では・・・こちらは日本が明治に勝手に太陽暦をベースに定め直した暦法と現実に多くの人が使っている南方仏教の暦法がありまして、前者が2543年で後者が2126年だとおもます・・・・暦法の計算にあまり自身がありません。
さらには同じ神様の流れを組むイスラムの暦法である Hijrah 暦（太陰暦）では、Gregorian 2000年12月は1421年のShawwal、つまりは10月に過ぎません。
だからどうした、そのようなお言葉が聞こえてきそうですが
はい、特に深い意味はありません。
趣味で小説などと書いているもので、話しネタのために暦法を用いた遊びは結構よくやっていますので、紹介した次第です。

ちなみに皇紀とは我々日本人にとってはかつては馴染みの深い暦法でした。特にお歳のめされた方などは学校等で無理矢理憶えさせられたことでしょう。
でぇ、もってわたくしを含めた現代の若造どもは知らない暦法でしょう。
そこで教養程度にご紹介しますと
皇紀とは、我が国の初代天皇である神武天皇が、日向から東進して大和地方平定後、橿原乃宮で即位した年を日本書紀紀年（Gregorian においては紀元前660年）に基づき、皇紀元年と紀元に定め起算した日本固有の紀元表記の暦法です。
ついでに Gregorian に次いで世界でよく使われている暦法である Hijrah 暦は、西暦622年7月16日前日日没を紀元元年1月1日とする暦で、完全な太陰暦です。でぇ、この日が何の日であるかと申しますと、偉大なる（たぶん）最後の予言者（？）であらせられる Mohammad がメディナに聖遷した日を基準にしています。
仏暦を今でも使っている国はタイぐらいでしょう。（チベットは国ではないので敢えて外しました。だってチベットで今は中華人民共和刻の一自治区ですから、でもって、人民政府に対する反政府勢力（反叛分子）であるダライラマ率いる方々の言い分は、主権国家ではないので国際国家間では戯言のはずです・・・・たぶんそのはず、だって現状ではチベットは中国の国土だもん）

さて、話しが大きく反れてしまいましたが

今世紀に人類が成した行為はあらゆる意味で、これまでの人類の歩みと比べて、比較に出来ないほどの大きな違いがあると思います。
何も考えず、また資料も参考にせず、だらだらと挙げていきますと

まず、電気をベースにした生活環境
これによりこれまでにないほどの快適な生活を得ることが出きるようになりましたが、その反面、資源を無尽蔵に食いつぶし、自然環境に負荷を与えるようになりました。
取り敢えず、この行為の善悪は考えないようにしましょう・・・・って云うか、文明社会に住んでいる者が云うべき問題ではないでしょう。だって文明社会にいる限り、そして現在の生活水準を維持する限りにおいて自然を潰していくのは必然なんだし

つづいて科学文明の発展
これこそ二十世紀の象徴する要素ではないのでしょうか？
科学を基準にした工学
その結果、わたくしたちは人類の永年の夢であった空を自由に飛べるようになりました。さらには過去において誰も想像だにしなかった月への到達です。
まさに二十世紀が後世に称えられる可能性があるイベントでしょう。
さらに A. M. Turing から続く autumaton という数学のおもちゃが半導体によって現実化されたコンピュータ
まだまだ挙げていくと限がないのでやめますが、科学という道具の効果的使い方を人間がマスターした世紀だと思います。

文芸においても科学（工学）が新たな要素を生みましたよね？
たとえばかつては紙の発明と印刷の発明によって小説を始めとするジャンルが生まれたように、映画によるあらたな表現方法の確立
レコードに始まる、音楽の共用環境、これも以前はせいぜいオルゴール程度でしたが、多彩な音源を現代のわたくしたちは家庭で再現できますよね
さらにテレビジョン・・・・これにより前世紀のラジオ、さらに前々世紀の新聞というニュースメディアのさらなる社会への影響力
さらには紙をベースにした土壌においても漫画（Commic）なる新たな表現方法すら実は二十世紀に確立したものといってもよいでしょう。

政治・経済においては余り対したことはないような・・・・ただ、一部の階層による世襲勢の社会基盤が大きく崩れた世紀ではありますね。
また資本主義が発展し、金などの代価をベースにした貨幣メカニズムではなく、国力をベースにした貨幣メカニズムが新たに生まれましたね
その反動として共産主義や現在の日本が行っているような国家社会主義がありますが・・・・
民主主義というろくでもない制度がめちゃくちゃ流行った世紀でもありますね・・・・でもまぁ、これよりも増しなものを未だに人類は見つけ出していないけど ;^^ ただ、民主主義のもつ欠点すらも明るみだした世紀でしたね、その一例が全体主義でしょうか

う～ん、だらだらと書いていくと本当に限がありませんね。

今回も相変わらずですが、前以って文章をまとめずに綴ったものです。ですので、文章の内容に他意はありません、表現上不適切な点がありましてもご了承ください。悪意はありませんので・・・・・ほんとうです

では、また
高松恵

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