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ザ・ウィンザーホテル洞爺

▼読者投稿

6月1日オープンの「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に、ゴールデンウィーク限定のソフトオープンと呼ばれるお試しプランで宿泊しました。当然、ソフトですので、レストランは2箇所とカフェ、バーしか空いていない状態でした。そもそもソフトオープンの初日から2連泊したのが不幸の始まりでした。チェックイン時のフロントの女性は大変たどたどしく、しかしお客様を迎えるのは初めてだし、と納得しましたが、最悪だったのは夕食です。

メインダイニングとビッフェの営業でしたので、メインダイニングに6時過ぎに行きました。すると、今、満席で案内できる時間が未定なので部屋で待っていてほしいと言われました。後でわかりましたがこの説明をしたのはレストランの責任者でした。さて部屋で待つ事2時間。8時30分を過ぎても電話が鳴りません。きっと忘れられてしまったのだと問い合わせるとそろそろ空くので来て欲しいとのこと。

これはなんか、つつかれてあわてている? と思いつつレストランへ行くと、わりとすぐに席に通されました。メニューは前菜からデザートまで全6品、うち5品をチョイスするタイプで、大変満足できそうでした。しかし、どうもスタッフの動きに「お客様の様子を見つつサービスする」という感がしません。これも、初日だし、ま、いいかと思っていましたが、前菜から2品を過ぎて、ぱったりお料理がこなくなりました。ここで、席について1時間30分。時刻は10時!これもきっと忘れられている、と思い、近くのウェイターに次の料理が来ないと言った所、「少々お待ちください」。彼はその後、何度もフロアに来ましたが、問い合わせの「結果」をしに来る事はありませんでした。

3品目で時刻は10時30分を越えました。いくらはじめての夜でもコースの半分を持ってくるのに2時間はない!と堪忍袋の尾が切れ、「帰る!」とウェイターに言って席を立ちましたが、「え」と言ったきり、追いかけても来ませんでした。(ちょっと来て欲しかったなぁ。)

部屋に戻り、レストランの責任者に説明を求める電話をしました。しかし彼は「すいません」しか言えませんでした。翌日、観光に出かけ、部屋へ戻るとメッセージがあるとのことで、フロントに問い合わせると、その責任者から電話があったとのこと。フロントは事情を何も知らないようでした。

この日の夕食は当然ビッフェを選び、かなり待たされましたが、それなりにおいしくいただきました。食事後、もう一度レストラン責任者に連絡をとると、フロントが「○○さん(責任者)は今席を外しているのか、帰ってしまったのかわからないのでつかまらない」と言われ、怒りが頂点に達しました。自分サイドのスタッフをさんづけで呼び、あげくに所在がわからないと客に平気で言う、ホテルの顔であるフロント!

出発日の朝になって、責任者とお客様係?のような人が別室で謝られ、一日目の夕食代金相当をひく事で話を終了しましたが、責任者は以前ホテルオータニの責任者をしていて今度ここへ来たが、コースの内容がオープンの混乱に輪をかけるであろうこと、スタッフは初心者や新卒が多い事などから、絶対うまくいかないとわかっていたが、経営者の方針でやむをえず… などと言い訳をしていました。また、お客様係は「この件はきっちり社長に報告して社長よりお詫びのお手紙を出させていただきます」と言っていましたが、一ヶ月たった今も未だ来ません。

ただ、途中までの料理はそれなりにおいしかったし、部屋からの洞爺湖を望む眺めは最高です。また、アメニティも充実しました… しかし、スタッフがあれでは…。このザ・ウィンザーホテル洞爺は “The Leading Hotels of the World” とやらに認証されたらしいのですが、なんでオープンしてない、しかもこんなずさんなホテルに「一流の証!」みたいなのがもらえるんですか?
(Mさん、女性、30代)

 

■作者コメント

以前に別のホテルで投稿をいただいた方です。何度もありがとうございます、と言うか、何度もご愁傷さまです。一般論として、正式オープン前の「ソフトオープン」の段階でのトラブル・ミスは、多少は許せるでしょう。だからこそ「ソフトオープン」なのですから。けれども、「コース料理の半分で2時間」というのは許せる限界を超えています。厨房ではてんやわんやの混乱状態だったのか、それとも単に忘れていただけなのか、いずれにしても、ひどいです。また、お客さんに対し、身内の人間を「○○さん」と言うのは、ホテル以前に社会人として「?」です。

先日、たまたまこのホテルのメインダイニングをあるテレビ番組が紹介してました。サービスではなく、料理そのものを採り上げる内容でしたが、いくら料理が良くてもサービスがこの有り様では前途多難でしょう。

 

■関連サイト

ザ・ウィンザーホテル洞爺
http://www.windsor-hotels.co.jp/

 

*このページの内容はメールマガジン No.165(2002.06.14発行).に掲載したものです。

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