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八ヶ岳高原ロッジ 〜複雑な気持ちがしたホテル〜

▼読者投稿

昔ながらのホテルであり、両親の勧めもあって私は初めて宿泊しました。ホテルに入るまでのアプローチから始まり、ホテルも本当に風格があって素敵で、客層も落ち着いていてとても心地いいホテルではあったのですが。

ホテルに着く少し前、道を尋ねるついでに予約の確認もなにげなくしました。ところが、私の名前を告げるとそんな人は予約されていませんと、つっけんどにつき返されました。ここまできて予約されていないはないでしょう、と思い、予約した部屋のタイプ、値段を告げると、そんな設定のプランはない、と…。顔面蒼白でした。

そして、これまでのやりとりはずっと私の苗字だけでのやりとり。この時点で私自身はかなり疑問だったのですが、普通そんなアクシデントが起こったら、すぐにフルネームを確認しませんか? 私はフルネームをもちろん最終的には伝えるつもりでしたが、あくまで向こうがフルネームを確認してくるまで粘りました。ところが、いっこうに聞いてくる気配がないので、このままだと宿無しになり兼ねない、というほど電話口の対応も取り付く島がない様子になってきたので、仕方なく、私は○○□□□というのですが、それに似た名前の予約はありませんか?と聞きました。なんでこんなこと私から尋ねなければならないのか… と思いながら。

そうすると苗字が一字違いの名前が予約されている、というのです。確認してみると、その名前の予約で登録されている電話番号は私の自宅のものでした。もう、唖然。普通この様なやりとりが交わされた時点でフルネームを確認して気付くことですよね? ところが、それをあえて気付かなかった、というか気付かないふり?をした理由が向こうにきちんとあったのです。

私が予約したプランはシーズンオフのもので、予約した時に確認した価格は実際はその時期(シーズン中)には適用されないものだったのです。ところがその予約を受けた社員が間違えて伝えてしまい、そのまま予約されていてしまったのです。価格でいうと1人1万円弱ほどの開きがありました。(その時は3人)そんなプランはない、とつき返した理由もそれで判明したわけです。

そして向こうの言い分によると、そのあとすぐその間違いに気付いて折り返し電話をしたが、お出にならなかった、もしくは電話番号が間違えていた、というのですが。電話番号は何度聞いても間違ったものではなかったので、電話番号を間違っていません、と言うと、いえ2回ほど掛けさせていただきましたが、出られなかった… と。話は信憑性が薄いと言わざるを得ない結末。それも決して悪ぶれた風はなく。

とにかく!そんなことよりもうすぐそちらにつきますので。と言って電話を切りました。着く前からもうあまりに不愉快極まりなく気分は最悪です。何とも馬鹿にされた気分でいっぱいです。要するに向こうは気付いていたのだと思うのです。価格が間違って予約されていたのであれば、宿泊されない方がよいと思っていたのでしょうか?? でも上記のやりとりを聞いていたら、そう思っても仕方ないと思いませんか?? それが何よりも不愉快でした。それならこちらは遥々八ヶ岳に来て宿無しになってもいいというのでしょうか?

ところがいざ着くと、態度は一変していてこちらの不手際である… と。電話の件もすっかり下手に。もちろん今回は予約の通りの価格で、ということでした。実際支払いの際も税サも料金には入っていなかったようです。仕方ないとあきらめてたのでしょうか??

ホテルそのものは本当に素敵で森に囲まれ、散歩しながらの森林浴は最高でした。でも、もう一ついうと部屋のシャワーが壊れていました。シャワーに切り換える金具をひっぱるとタイルごとはがれてしまうのです。それも、ちょっと引っ張ればすぐにはがれました。というかタイルが割れているんですもの。気付かないわけがない…。シャワーを浴びようと思ってシャワーが出ないあの寒さ。風邪をひいていた私には本当に最悪、最悪、最悪でした。暫くして工事の人がやってきてドンチンカン…。まあ、これは運が悪かったと思ってそんなに腹は立ちませんでしたけど。

それでも部屋の間取り、浴室から見える緑、、、など総じてやっぱり素敵なホテルでこれからは毎年行くことになりました。ホテルはサービス1だとは思いますが、シティホテルとは違って立地に恵まれたホテルは、サービスだけを目的に行っているわけでもないので見方は甘くなります、どうしても。毎年足を運ぶごとに不愉快な思いが減っていくことを祈ります。
(Rさんより)

 

■作者コメント

これまで本誌では数多くの「おすすめホテル」をご紹介してきましたが、それらを振り返ってみると、「間違いなく誰にでもおすすめできる」ホテルと「私としては大満足だが、客観的にはちょっとどうかなぁ?」というホテルとに大別できます。この八ヶ岳高原ロッジは後者のうちのひとつですが、案の定、こういうご意見をいただきました。

言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、私自身は「国内のリゾートホテルは純粋にハードや環境を楽しむべき」ものと考えています。以前にも書きましたが、競争の激しい都心部のシティホテルと、さして競争相手のいないローカルなリゾートホテルとでは、人的なサービスに差があるのはしかたのないことだと思います。今回の電話での対応にはいささか問題ありですが、Rさんも「部屋の間取り、浴室から見える緑、、、など総じてやっぱり素敵なホテルでこれからは毎年行くことになりました」と書かれているように、サービスの少々の不出来には目をつむり、それを補って余りある魅力を感じるほうか、精神的にもいいと思うのですが…

 

■関連サイト

八ヶ岳高原ロッジ
http://www.yatsugatake.co.jp/

バックナンバー No.086(2000.04.15発行)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~MR-Net/magazine/teh/teh086.html

 

*このページの内容はメールマガジン No.094(2000.10.10発行) に掲載したものです。

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