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ホリディ・イン東武成田

▼読者投稿

先日、イギリスへ行ってきました。私は福岡在住なので成田発11時20分の飛行機に乗るためには前泊しなければなりません。エアポートになるべく近いところ、という事でホリディ・イン東武成田をネット予約、前日の午後10時近くにチェック・インしました。リムジンバスから降りてレセプションへ行くと、非常に事務的な感じの男性スタッフが、こちらの顔もろくろく見ずに鍵を渡して「○号室です」。笑顔もなし。(エアポートホテルって疲れてチェックインする御客様も多いだろうにちょっと感じ悪いなー。)と、おもいました。

が、それだけではすまなかったのです。まずはおなかが空いていたので、ルームサービスでも… と思ったら、メニューがない。荷物を運んできてくださった女性スタッフに申し出たところ非常に感じよく応対してくださったんですが、待てど暮らせど持ってこない。結局、近くのコンビニへ行って買ってきました。

ツインルームの部屋はままあの広さで、一見快適、しかし、2脚ある椅子はしみだらけ、ベッドカバーも同様。さらにバスルームへ行くと、バスタブに髪の毛が4本落ちている。この時点で12時近かったため、疲れていた私は文句を言う気にもなれず、もう寝ようと思ってふと時計を見ると、あれェ? なんと、時計が止まっているではありませんか! おまけに、電話でセットするタイプのアラームがいくらやっても「御客様のおかけになった・・」につながるという不思議。フロントに電話を入れると、非常に恐縮した感じの年配の男性スタッフが「こちらで、責任を持ってお電話をお入れします。もし応答がない場合はすぐお部屋に駆けつけますので」とおっしゃられたんですが、予備の時計を持ってくるとか、そういう発想は無いようで。結局よく眠れないまま、不安な一夜でした。

さらに、イギリスはブリストルでもホリディ・インを予約していたんですが、旅行社に何度も「喫煙の部屋を」と念を押していたにもかかわらず、部屋に上がったら「ノン・スモーキング」の札が。レセプションへ電話を入れると「荷物を持って降りてきてくれ」 レセプションで「当方は聞いてない」というホテル側にヘタな英語でガンガン文句を言ったら(トリプル一室予約のところ)ツイン2室を用意してくれました。

しかし、苦難はまだ終わらない(笑) 次の日、片方の部屋でおしゃべりしてて、3時ごろ自分の部屋に帰るとなーんと!鍵が開かないではありませんか。またしても降りて行ってその事をいうと、「ああ、今日は部屋が足りないのであなた達に2部屋は提供できないので、エキストラベッドを入れるからそっちにあなたはうつってくれ」と言われて。でも鍵が開かなきゃ荷物も移せませんよっていうと「あら、そうですね」 大体こっちが聞く前にその事を言うように、と言い残して部屋に上がるとアーラ不思議、移れといわれた私の部屋にエキストラベッドが用意されているではありませんか。またまた降りて行って、いったいどうなってるのっていうと「あら、そうですかー? じゃあ、御友達に移るよういってください」 鍵を3つ用意してくれるよういうと、「じゃあ、今お友達が持ってるキーは、あなたがここまで持ってきてくれる?よろしくねっ!」・・あのねぇ

このホリディ・インは駅から非常に近く、中もきれい、バイキングの朝食も種類は豊富で味もよかっただけにフロントの(若くてかわいい、憎めない感じのお嬢さん)マヌケな対応が、無ければなぁ、と。ちなみにトリプルで、朝食付き一泊一室2万円なり。でも、2度とホリディ・インチェーンには泊まりたくありません。
(匿名さん、女性、30才代)

 

■作者コメント

ホリディ・インは原則としてフランチャイズ制のため、サービス面ではチェーン内でもホテルによってばらつきがあるようですが、本当に「ご愁傷様です」としか言いようのないひどい内容です。もっとも、ホリディ・インそのものはその程度のレベルだと思いますが…

 

■関連サイト

ホリディ・イン東武成田
http://www.tobu.co.jp/hotel/narita/index.html

 

*このページの内容はメールマガジン No.084(2000.03.11発行) に掲載したものです。

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