リゾナーレ小淵沢 |
■地区 : 山梨県・小淵沢町
■カテゴリー : リゾートホテル
■こんな方に
ヤング◎ 熟年△ ファミリー○ グループ○ ハネムーン○ ビジネス×
■ここが素晴らしい
八ヶ岳南麓の森の中に、中世ヨーロッパの山岳都市をイメージしたリゾート都市「リゾナーレ小淵沢」。マイカルグループの「ビブレ」がプロデュースしたホテルで、リゾナーレとはイタリア語で「響きあう、共鳴する」という意味。
195の客室はホテル棟とレジデンス棟に分かれるが、ともに部屋タイプのバリエーションが多く、どの部屋にするか迷うところ。最もスタンダードな部屋でも35平米あり、天井が高いこともあって本当に広々とした空間がある。おすすめはレジデンス棟の3階にあるメゾネットタイプのスーペリアルレジデンス。吹き抜けの開放感あふれるリビングルームとおおきな窓のあるロフト(ベッドルーム)は合わせて100平米。テラスも広く、贅沢感あふれる滞在ができる。いずれの部屋もイタリアデザイン界の巨匠がデザインした、カラフルなアート感覚の調度品・内装になっている。アメニティグッズが豊富なのも女性には嬉しいところ。5名対応のできる部屋もあり、ファミリーでも利用できる。
付帯設備も充実し、屋内造波プールや7種類のスパ、テニスコート、本格エステにショッピングゾーンなど。乗馬の里と呼ばれるだけあって、付近には乗馬のできる施設もあり、夜はテラスからスターウォッチング… なかなか忙しい滞在になりそうである。
尚、ホームページ(下記)では各部屋タイプが詳しく説明されていて、オンライン予約は20%OFF(平日)、また、1日3室限定ながらスーペリアルレジデンスの特別プランもある。
■宿泊料金
スタンダードツイン 17000円〜、 スーペリアルレジデンス(メゾネットタイプ) 35000円〜■アクセス
JR小淵沢駅より送迎バスで3分、 中央高速小淵沢 IC より3分■連絡先
TEL:0551-36-5111 FAX:0551-36-5211■ホテル公式ページ
http://www.risonare.co.jp/
▼読者投稿(1)
リゾナーレ小淵沢。2年前に行きましたよ。12月だったので、ツリーのネオンや飾りがとってもかわいかった! 写真を撮りまくりました。建物もおしゃれなので、また絵になるのです。常設かどうかわかりませんが、ブランドのSALEもやってました。そこで、元旦生まれの母にフェンディのマフラーを購入。(誕生日兼X’masプレゼント♪)親孝行の自己満足にも浸れました。
豪華なプールもよかったです。スポーツマッサージはあるし、波も出るんですよ。外は温水になってて露天風呂気分が味わえます。残念だったのは、目的のひとつだったエステができなかったこと。宿泊客だけでなく、近隣のマダムも通ってくるので、必ず予約が必要とのことでした。
あとは、ホテルで紹介してもらった牧場で初めての乗馬体験!(ホテルから歩10分)気持ち良かった! 活動的な私たちはもう1軒、ホテルでログハウスを紹介してもらい(車10分)そこでドライフラワーのリースを作成! これは今でも玄関に飾ってあります。他にもいろいろ体験できるようですよ。
ホテルの方々は少々プロ意識に欠ける印象がありました。(若い人多し。バイト?)メッセージが伝わらず友人と行き違ってしまったのに、きちんと謝罪してくれませんでした。でもまぁ、結局友人と会えたし、めいいっぱい遊んだし、楽しかったです。アメニティグッズも超豪華!!石鹸はエルメスですよ!!!ただし、1部屋に1個です。(2人なんで2つ下さいと言ってみたが、もらえなかった・・・)
(Mさん、女性、30才代)
■作者コメント
こういうアクティブな過ごし方が似合うホテル、ですよね。
▼読者投稿(2)
リゾナーレ小淵沢は、4年ほど前に2度ほど利用しました。(当時勤めていた会社が法人会員になっていたので格安で宿泊できました)何しろずいぶん前のことなのであまりはっきり憶えていませんが、外観や客室のつくりはとても素敵だったと記憶しています。3人で泊まったときは、ベッドルームが二つに分かれている部屋で、とても広かったです。食事などはもうおぼえていませんが、プールと露天風呂などがあり、ワイルドブルーヨコハマを小さくしたような波のでるプールはとても新鮮でした。(はしゃいだあまり、波にのまれてコンクリートで体を怪我してしまいましたが・・・)エステなどもあったようで、また機会があったら利用してみたいと思っています。
(Sさん)
■作者コメント
本文にも書きましたが、部屋タイプがいろいろありますから、何人で泊まっても楽しいですよね。
▼読者投稿(3)
このホテル、この8月(1999年)に泊ってきました。友達の会社の提携で。。。建物は、バブル期に建てられた建物という感じでしたが、なかなかよかったです。スパも、大変楽しかったですし…。
しかし!レストランの対応の悪さ(というか、要領を得ない)には、呆れました。4人でディナーを食べに入り、コースを頼みました。初めに、1ドリンクサービス・パンお替り自由のチケットをフロントで貰っていたので入ったイタリアンレストランです。なのに、入ると「コースには1ドリンクが付いておりますので、そちらは不要になります。あ、パンはお替りできます。」と丁寧なのか、なんなのか判らない対応。その先が不安なまま、案内されたテーブルに就きました。
テーブルは正方形。テーブルが狭い事に気が付きそうなものですが、テーブルをくっつける事も無く飲みものが出されました。(他は2組のお客さんだけでした)そして、ペースを見ることなく、どんどんコースを運んでくるのです。案の定。。メインが届くまでにテーブルの上はお皿でいっぱい。。。困っていると、「そっちでなんとかして。」と言わんばかりに料理を持ったまま立って待っているのです。私は小さなレストランでバイトをしてますが、そんな私でも「しない」事です。頭に来たのを抑えていたのですが、友人が「すいませんけど、机か何か寄せてもらえませんか?」と言ったところ、急にバタバタっと隣にあったテーブルを引きずってきて、オロオロと友人の横に置いたのです。サイドテーブルのように。もう、笑うしかないって感じでした。
結局、友人カップルが立ち上がり、食事も中断してテーブルをくっつけました。あきらかに、心配りが出来ていないから、起こる事だったと思います。「何がリゾートだ!」と言いたかったけど、友人の手前それも出来ずに帰りました。本当はすっごくすっごく腹立たしい!レストランでの出来事が後を引く旅になってしまいました。
(匿名さん、女性、20才代)
■作者コメント
すごく素晴らしいホテルでも、たった1人のスタッフの粗雑な対応がすべてを台無しにしてしまうということ、よくあることだと思います。
今回のこととは関係なく、ある読者からいただいたメールの一部をご紹介します。この方は現役のホテルマン(レディ?)で、「個人的見解」としていただいたものです。
ホテルには、ホテルで働いていることが大好きで誇りを持って働いている人間もいれば、そこに就職があったからたまたま働いている、という人間もいます。普通の会社と同じです。
東京などの大都市にある、世界に名が知られているような有名ホテルや超高級ホテルでは、スタッフになるというのも競争率が高く、精鋭が集まっていますが、それ以外のホテルや、また特に地方のホテルには“そこにあったから型”のスタッフがたくさんいます。そういう中で、数少ない志あるものが頑張っていても、すべてのスタッフが同じように働いてくれるわけではない、というのが現実です。
どのホテルも、素晴らしいサービスを提供する素晴らしいホテルになろうと、トレーニングを重ね、日夜努力をしていることを少しでも知っていただければと思います。
上にも書きましたように、これは「個人的見解」としていただいたものです。公式なコメントとしてこのようなことを言うホテルはまずないでしょうが、これが大半のホテルの現状なのでしょう。
ホテルのスタッフの質(レベル)には、大きく分けて3段階あると思います。
1.マニュアルで決められたことさえ出来ない人
2.マニュアルで決められたことしか出来ない人
3.マニュアルで決められた以上のことが出来る人
当然ながら 3 が最も良いわけですが、これは経験の多寡とともに、その人のもともとの資質にも左右されると思います。ホテルマンとしての「センス」があるかどうかです。都会の有名ホテル・高級ホテルほど、そういうセンスのある人が集まるということなのでしょう。もちろん、だからと言って、地方のホテルでは多少のミスが許される、というわけではありませんが、あまりにも完璧さを求めると、どのホテルも「すっごくすっごく腹立たしい」ということになってしまうのではないでしょうか。
*このページの内容はメールマガジン No.063(1999.09.06発行) に掲載したものに加筆・修正したものです。