ハミルトン宇礼志野 |
■地区 : 佐賀県嬉野町
■カテゴリー : リゾートホテル
■こんな方に
ヤング○ 熟年○ ファミリー△ グループ△ ハネムーン△ ビジネス×
■ここが素晴らしい
「宇礼志野」とは、由緒ある温泉地として知られる嬉野の古称からとったもの。どことなく雅な響きを感じるが、この「ハミルトン宇礼志野」もこの地に相応しく和風の趣を随所に取り入れた和洋折衷型のしっくり落ち着くホテルである。
外観は瓦屋根、館内には和風の照明や有田焼のタイルをふんだんに使うなど、日本旅館的な雰囲気が強いが、全く違和感を感じさせないセンスがある。客室(全45室)も、和室もあるのだが、このホテルらしさを味わうには洋室の方がいいだろう。カーテンの代わりに障子と襖、照明は行灯風のものを置くなど、年配の方にも無理なくおすすめできる。温泉の大浴場もあり、こちらも日本旅館以上に和風の内装になっている。
このホテルのもう1つの自慢はイタリアン料理。フィレンツェの5ツ星ホテルの総料理長だったというシェフによる本場の料理はたしかに美味しく、このレストランだけでも一級品である。
■宿泊料金
1泊2食付きでおひとり15000円くらいから■アクセス
JR武雄温泉駅より嬉野温泉行きバスで30分、長崎自動車道嬉野 IC より約10分■連絡先
TEL:0954-43-0333 FAX:0954-43-0777■ホテル公式ページ
http://www.the-hamilton.co.jp/ureshino/
▼読者投稿
ハミルトン宇礼志野には、今年(1999年)の6月に1泊しました。45室ぐらいのこじんまりしたホテルで、洋室と和室がありますが、宿泊3回目の友人は洋室の方が気に入ったようでした。
温泉は、内風呂・露天風呂共とてもきれいで入りやすく、私たちは人が少なそうな時間帯を狙って入りに行ったので、ほぼ貸し切り状態でゆっくり出来ました。翌日11時がチェックアウトのため、朝も温泉につかれます。
また、このホテルのもう一つの楽しみはイタリア料理。ここのイタリア人シェフは、NHK「イタリア語講座」の料理コーナーにも出たことのある方です。料理はあまり日本人向けを意識していないような気がしますが、量もしっかりあり、とてもおいしくて満足しました。
テーブルに座ってチェックイン、レストラン以外は浴衣OKなど、付かず離れずのサービスで、気持ちよく過ごせます。周りには、はっきり言って遊べるような所はありませんが、なにもせずのんびりと、温泉とイタリア料理を楽しむには良いホテルです。1泊2食で1人2万円は軽く超えてしまいますが、またいつか泊まりに行きたいと思ってます。
(M・Oさんより)
*このページの内容はメールマガジン No.053(1999.07.11発行) に掲載したものに加筆・修正したものです。