ホテルセドナ・ビンタン・ラグーン・ビーチリゾート ( HOTEL SEDONA BINTAN LAGOON BEACH RESORT ) |
■地区 : ビンタン島
■カテゴリー : リゾートホテル
■こんな方に
ヤング◎ 熟年○ ファミリー○ グループ○ ハネムーン○ ビジネス×
■ここが素晴らしい
シンガポールから船で45分、インドネシア領ビンタン島。数年前まで密林に覆われていたこの島が、今まさにリゾート開発の真っ最中である。総面積300haという広大な敷地をもつこのホテルには本格的なゴルフコースのほか、テニスコート、天然のプライベートビーチがあり、各種マリンスポーツを楽しむことができる。
吹き抜けの広いロビーには開放感があり、プール越しに碧い海が広がるパノラマビューがたいへん素晴らしい。全416室のうち、おすすめはデラックスツイン。通常のソファーセットは無く、代わりに窓際に一段高い板の間がしつらえられ、床にじかに座って南シナ海の眺望と風を楽しむことができる。木の素材とグリーンを基調にしたいかにも南国らしいインテリア。
ホテル以外にはまだまだ楽しめる要素が少ないのが現状だが、今後、ほぼ間違いなく日本人が押し寄せることになるだろう。尚、落ち着いた大人のホテルをお求めの方にはバンヤン・ツリーの方がお薦め。
■宿泊料金
デラックスツインのオーシャンビューで20000円前後から■アクセス
シンガポール・チャンギ空港近くのフェリーターミナルから45分■ホテル紹介ページ (ビンタン島総合情報 より)
http://www.001.co.jp/ap/bintan/sedona.htm
▼読者投稿
去年の9月に宿泊しましたが、その時にある事件が起こりました。(事件って言う程の事じゃないけど。)
以下、概要。それは夜中寝入ろうとしている時だった。なにやら唸るような機械音が、ベランダの方から聞こえてくる。出て見るとなんと、部屋の真下に生えている木に農薬を撒いていた。・・・何故こんな夜中に? 慌てて部屋に戻ったが、部屋中モクモク。我が家には赤子(と言っても一歳5ヶ月)もいるし、こんなバル○ンな部屋には居られない。
フロントに電話を掛けると「大丈夫。」と言われる。「大丈夫かどうかは私達がきめることよー。」と思いつつ廊下に出るが、ここまで何だかモヤモヤしている。直接フロント迄行き、部屋を変えて欲しいと言うと、「ホテル中、撒いているので同じだ。」と言われた。それでも粘って変えて貰ったが、本当に次の部屋もモクモクしていた。
ゴルフ場も併設されていることだし、農薬散布は仕方がない事かもしれないが、せめて宿泊客が部屋を空けていると思われる時間帯にやってくれ! だが、夜中クレームをつけていたのは我が家だけの様で、ホテル内はとても静かだった。平日とはいえ、他にも宿泊客はそれなりにいたのに。寝ていて気づかなかったの? それとも許容範囲のことなの?
設備も豊富で、プールも広いし、従業員はフレンドリー。良い所も一杯あったが、この事件(?)によって「もう泊まらないぞ!」と言う思いが残ってしまった。おすすめホテルで紹介しようとしているのに、水を差すような内容で申し訳ないです。この件さえなければ、良かったのですが・・・。
(Kさんより)
■作者コメント
海外へ出ると、日本では考えられないような対応に出くわすことがあります。国民性や文化の違いという事情があるにしても、イヤな思いはしたくないものです。せっかくの旅行でそんなことを経験すれば「もう泊まらないぞ!」と思うのは当然でしょう。
一方で、「外国へ来たのだから、何事も日本と同じようになるとは限らない。その国の流儀に慣れるしか仕方がない。」という考え方もあるでしょう。せっかくの旅行だからこそ精一杯楽しみたいものです。むしろそう考えてあきらめる方が精神衛生上はいいのかも知れません。もっとも、ことの程度にもよるでしょうが……。
「おすすめホテル」として紹介した手前、なんとも歯切れの悪いコメントですが、やっぱり“バル○ン”な状況を想像すれば、ご立腹も当然ですよネ。
*このページの内容はメールマガジン No.037(1999.04.17発行) に掲載したものに加筆・修正したものです。