「ん?なんだここに来たって事は、内容忘れてしまったのか?」
「マナブ、どうしたの?」
「ああ、フィーア。どうやら、お客さんだ。」
「そうなの?じゃあ、説明します!
黄色は物質名 青は組織名、国名 白は人物名 黄緑は用語名です。」
「・・・・・・・・」
「どうしたの?マナブ?」
「いや、随分やっつけ仕事だなと思って。」
「・・・・・・そう?・・・やっぱり分かる?」
「思いっきりな。」
「フィーア、難しいの嫌いだからなぁ。」
「・・・・なんで、俺よりおまえの方が頭良いんだ・・・・・・」
**********
「って、前、言っていたんだよな・・・・なぁ、フィーア。」
「うん、そうだね。マナブ。」
「あれから若干、見やすくなったかな?」
「そうで〜す!タイトルの下にある四つの項目をクリックすると、その部分に飛べま〜す!」
「ど、どうした??フィーア。何かハイテンションだな?」
「そうかな〜いつもと同じだよぉ〜〜」
「あ、そうだったな・・・・・・・」
「(怒)」
**********
「って言ってたんだよ、マナブ!」
「わかっているって、前と同じ事言ってるぞ、俺達。」
「良いから、良いから、ここを長くするとここに来た人たちがめんどくさいよ?」
「そうだな・・・今回から項目に「Arf・武器・技名」と言うのが追加された。楽しく読んでくれ!」
「ねぇ、マナブ・・・「技」?って言うのが気になるよね・・・・」
「・ああ・・・・・L−seedってリアルな世界観だったよな・・・・・」
「 神聖闘機 L−seed 」 設定資料集
シオン鉱石
月の裏側の一部分にしかない鉱石。
軽くなおかつ強靱であるために、あらゆる分野に画期的な成果を上げると思われたが、
人の手によって加工された場合に発生するフィールドが他の機器を破壊してしまうために、
一時、その実用化は断念された。
その後、人型を取った時のみ、その状態が安定する事が発見され、その価値は再び高まる。
シオン鋼
シオン鉱石を鋳造した物。
Arfはこの中にシオンが何%含まれるかによって、性能が決まる。
無論、高いパーセンテージならば性能は高い、それに伴い、その価格も高い。
シオンが燃えるとき、煌びやかな炎が産まれる。
『Arfは散り際も美しい・・・・・まるで天使が産まれる瞬間のように。』
これはルシターン=シャトの言葉。
L−Virus(エル−ウィルス)
Justiceのカスガ一族にのみ存在するVirus。
強力な身体能力と引き替えにその寿命を常に削る。
発症を抑える為、発症してからは突発的な発症を抑えるために薬を飲む必要がある。
Lの意味は現在は不明。
A・C・C (アフター・カウント・クリア)
2000年に起こったコンピュータのタイムシステム問題に対処するために、
その西暦ごと最初に戻した為に、2001年を元年として時の呼び方を定めた。
B・C、A・Dと同じ様なもの。
ルナ・チャイルド (通称 ルナ)
地球の者が月、衛星都市に住む者に対する蔑称。
意味は「月の子供」。
マザー・バインダー (通称 バイン)
月、衛星都市に住む者が地球に住む者に対する蔑称。
意味は「母親に縛られる者」。
LINK−S(リンクシステム)
Arfの可動装置、別名「精神感応装置」
相対する物としてMT−S(マニュアルシステム)がある。
LINK(リンク)
Arfとパイロットの身体感覚の共有を示す言葉。
状態によって、α、β、γの段階分けがされている。
但し、βに関してはαに近いβとγに近いβでは雲泥の差がある。
Powers(パワーズ)
天使軍団中級三隊に属する天使の階級名である。
神より最初に創られたとされる彼らの任務は、
堕天使である悪魔達に対し最前線で戦うという物である。
114万4千人の天使を率いる司令官カマエルは、
その名の意味が「神を見るもの」であるのだが、
彼の称号は、「破壊の天使」「懲罰の天使」「復讐の天使」と言う恐ろしいモノである。
悪魔にもっとも近くに位置するために、
彼らの中から最も多くの堕天使が生まれてしまったと言われている。
別名をデュナミス、ポランティアティスとも言われている。
本来Powers(パワーズ)とは複数形で、単体ではPower(パワー)と呼ばれる。
文章からも分かるとおり、彼らにはちょっとした矛盾がある。
初めに創られた天使なのに、その任務が「堕天使と戦う」と言うことである。
おそらくは、最初に創られたという事が偽りなのか、
堕天使とは別に純粋な悪魔というモノが存在したのか、
当初の任務が別のモノだったか、このいずれかであろう。
グレイプニル
北欧神話に於いて、魔狼フェンリルをつないだ強力な綱の事。
イシス
総合企業エターナル0のトップを指す言葉。
エジプト神話に於いては、主神オシリスの妹であり、妻でもある。
月読命(ツクヨミノミコト)
古事記における力ある三貴子と呼ばれる三神のうちの一神。
長女が天照大御神(アマテラスオオミカミ)、
長男が月読命(ツクヨミノミコト)、
そして次男が建速須佐之男命(タケハヤスサノヲノミコト)である。
黄泉の国から帰ってきた伊弉諾尊(イザナギノミコト)から産まれたと言われている。
左目から産まれた天照大御神は高天原を、
右目から産まれた月読命は夜食国、
鼻から産まれた建速須佐之男命は大海原を与えられた。
枢機卿(ラテン語でcardinalis)(スウキキョウ)
ローマ教皇の最高顧問。
枢機卿会を構成し、教皇選挙、教会行政の補佐などに任ずる。
大部分は司教中から選出。
枢機の意味。
「枢」は戸のくるる、「機」は弩(いしゆみ)の引き金。
重要なところ。重要な政務。
ルサールカ
スラブ神話に伝わる水の精霊。
美しい女性の姿と歌で人間を水に引きずり込んで溺死させる。
死の象徴とも取られる。
ミョルニル
北欧神話の雷神トールが持つ武器。
柄が短いハンマーで、投げても必ず持ち主の手の中に戻る。
WA(ダブルエース)
ロキの「アーク」と呼ばれる計画の為に造られたArfを指す。
高シオン型オーダーメイドのArfである。
それぞれに一流のArf乗りが乗り地球に降り立った。
「Arc Arf(アークのArf)」の二つのAを取って「WA」となっている。
「Ace Arf(エースクラスのArf)」と言う意味も暗にある。
また、「パイロットもArfもエースクラス」と言う意味合いから、
WAと呼ばれているとも言える。
夏休み
作者が締め切りに追われる日々に疲れたときに使う休みの事。
但し、一ヶ月以内には復活する。(予定)
三大名家(さんだいめいけ)
財力で世界を仕切る三つの一族。
その時期ごとに移り変わっていく。
最近ではArf製作に関わった会社が鎬を削っている。
こう呼ばれることは凄まじく名誉であり、その名だけ力を知らしめることが出来る。
現在は、セト家、フィック家、ヴァイロー家。
かつては、オシリス家、フィック家、シャト家。
オシリス家はかつてエターナル0を支配していたが忽然と消失してしまう。
その親戚であるセト家が現在所有。
ヴァイロー家はSuper Force社を、フィック家はEPMをそれぞれ所有している。
ちなみに、ヴァイロー家は他の二家に比べてダントツに下位であるために、
常に他の家から狙われている。
シャト家は嫁いできたホムラ家の娘リリィの散財のおかげで三大名家から落ちたと言われている。
四姉妹(よんしまい)
A・C・C82年に開催された「世界Arfコンペ」の四人の優勝者達を指す。
四人とも女性であったことから、この名前が付いた。
「四天王」と言う呼び名もあるが、あまりメジャーではない。
四つに分けたトロフィーの話は今も語りぐさになっている。
A・C・C83年以降次々に行方不明になり、
現在居場所が確認されているのは、EPM軍慰安部隊「月読」のアミ=トロウンのみ。
フリーLINKシステム開発計画 通称「エメス」
月読のホウショウ=アマツカの出生及び成長に関わる計画。
計画自体は既に中止されており、ホウショウはその唯一の生存例。
No−LINKシステム搭載型Arf開発計画 Codename−O・N・I
月読のアミ=トロウンが考案した新たなArf制御システム、
「No−LINK−S(非LINKシステム)」を搭載したArfを開発する計画。
その名の通り無人型Arfを造る計画。
起動実験中の事故によりアミが第一線より退いて、計画は頓挫されようとしたが、
それまでに掛けた資金の回収の為に「有人型の強力なArfの開発」へと計画は移行。
最終的には「誰も乗らないArf」ではなく、「誰も乗れないArf」が出来てしまい計画は失敗に終わった。
ヒュドラ(第1EPM基地〜第7EPM基地の総称)
選りすぐりのエリート達が配備される基地。
最高の軍備と機材が整っているそこはEPMの中枢でもあり、
最重要拠点である。
特徴としては、
この基地たちは何処かの基地が攻撃されても、直ぐに救援に迎える形が整えられており、
例え落とされたとしても、その数時間後には、部隊を移動させて、
直ちにそこの基地機能を回復させることが出来る連携を完成させている。
ヒュドラとはギリシャ神話に出てくる生物。
テュポンとエキドナの間の子。
その首は諸説により5から100までがある。
真ん中の一つの首は不死身であり、
首を一つ切ると、新たに二つの首が生えてくると言う恐ろしい蛇。
レルネ沼に住んでいたのが、そこはヒュドラの猛毒で満たされてしまっていた。
ヘラクレスが、真ん中の首以外は切った直ぐ後に焼いて、
真ん中の首は大きな岩の下に押さえつける方法で退治した。
但し、ヘラクレス自身もヒュドラの毒によって死ぬ事になる。
ヒュドラとはギリシャ語で水蛇の意味。
地球平和維持機構 The Earth Maintain Peace Machine (通称 EPM)
地球の者が月、衛星都市に住む者を管理しようとして作った機関。
軍事と外交の二つの面を持つが、実質は軍事部門が主になっている。
月、衛星都市に住む者に、最も嫌われている機関。
その軍事力は一国を遙かに超える。
実質の支配者はゴート=フィック
アルファリア王国
月、衛星都市の独立を支援していた国。
「EPM」に参加していない。
キッス王家が統治していたが、A・C・C 78年「EPM」によって滅ぼされる。
衛星都市 「カナン」
月、衛星都市の指導者的立場にあった衛星都市。
カル家が統治していたが、A・C・C77年12月24日、衛星軌道維持システムの暴走により消失。
犯人は来訪していた「アルファリア王国」の使節団だとされている。
テロ活動を主とし、地球からの独立を声高に叫んでいる。
彼らの存在が「φ」の権力拡大につながった。
指導者はハーミット。
「EPM」のArfのみで作られた軍隊。
その強力な力は「EPM」内部にさえ、危険視する声がある。
総帥はルシターン=シャト。
テロ活動を否定しているが、その力は大きいと言われている。
現在、「ノア」と二分する勢力。
最初の指導者はリヴァイ=ベヘモット。
古より存在する組織。
正義の語源にもなった彼らの存在は完全に隠蔽され、歴史の闇に封印されている。
現当主はヴァス=カスガ。
EPM軍慰問部隊 「月読」(ツクヨミ)
EPMの各基地もしくは戦地に赴き、兵士達を歌によって鼓舞、慰問をする部隊。
法皇らの外交部門がその後ろ盾となっている為、EPMらの兵士たちからの評価は低い。
隊長はレイアルン=スプリード。
エターナル0(ZERO)
月、衛星都市に存在する無数の企業の中でも最大の企業。
その存在は、月、衛星都市に存在する企業の元をたどれば、
全てエターナル0につながると言われているほどに古く、そして大きい。
実際、イシス(エターナル0の代表者を指す)の意志は、
未だに月、衛星都市圏には大きな影響力を持っている。
全衛星都市の中でも最大手のArf製造会社「サウザンドキングダム」もエターナル0の子会社である。
現イシスはフレイヤ。
国創(くにつくり)社
日本のArf製作会社。
次期三大名家を狙うホムラ家の会社。
アメリカ、ヴァイロー家のSuper Force社「Powers」に、
φの採用Arf競争に敗れた事を恨んでいる。
ルシターンの母親リリィの実家である。
Super Force(スーパーフォース)社
アメリカのArf製作会社。
三大名家のヴァイロー家の会社。
ヴァイロー家は月読のデュミナス=ヴァイローの実家である。
第11EPM軍付属φ基地
φの兵士のみとWachstumが配備されていた。
ONIが運び込まれていた時、
サーシャのT−WolfとレルネのONIが闘った場所。
後に正体不明のArfに破壊される。
EPM第20Arf部隊
Wachstum主戦力のArf部隊。
Dragonknight及び70−Coverと
L−seedの戦闘を確認するために近づいてきたが、
L−seed Ver.Grand hazardによって壊滅させられる。
第9EPM基地
EPMとφの兵士、そしてPowersが標準配備されている基地。
L−seedとT−Kaizerion、
マナブとプラスが二度目に闘った戦場。
第33EPM陸軍基地
EPM軍のみの基地で、Wachstumが標準配備されていた基地。
トルスの70−Coverに一度Arf部隊を壊滅させられる。
ルシターン=シャト
若き「φ」の総帥。
「EPM」に多大な資金援助をしているシャト家の青年。
レルネの親友でもある。
ゴート=フィック
「EPM」の軍事最高顧問。
強引なやり方には定評がある。
実質の「EPM」の支配者。
「φ」設立も彼の力が大きかった。
ハーミット
「ノア」の指導者。もちろん、この名前は偽名。
意味は「隠者」。
恐ろしい程に冷徹と言われている。
全バイン抹殺を考えているほどに狂信的な反地球派である。
リヴァイ=ベヘモット
「モーント」の指導者。
しかしながら、真の指導者が現れるまでの代役と皆には言っている。
それが誰なのか?それはまだ誰も知らない。
マナブ=カスガ
本作品のタイトル機体、L−seedに乗る青年。
容姿は悪いとは言わないが、普通の域を出ない。
フィーア
マナブの妹と呼ばれる女性。
全てに於いてマナブ優先の立場をとる。
元気いっぱい、少しずれているところもあるが、良い子である。
エメラルド=キッス
アルファリア王国の滅亡当時の姫。
現在は行方不明になっている。
レルネ=ルインズ
「φ」に所属する兵士、階級は三佐。
ルシターンとは個人的にも親しく、
実際、彼らはArf訓練校で先輩後輩であった。
EPM、φ、その他の軍に知らぬ者はいないほどに有名な男。
エメラルド=ダルク
マナブの彼女。
高貴な生まれのお嬢様のような雰囲気を持ち、純真な心を持つ。
誰に対しても優しく、暴力を許さない。
Dr.サライ
Justiceにおいて、かなり重要な地位にいる女性。
マナブの精神的、肉体的管理をしている。
神秘的な美女。
Prof.ヨハネ
サライと同様にして、Justice内部では重要な存在。
L−seedを完成させたのも彼である。
気さくな老人。
フレイヤ
エターナル0の「イシス」。
リヴァイと面識があり、エメラルドを月に招いた人物。
妖艶な美女。
ヴァス=カスガ
現Justice当主であり、マナブの父親。
厳しくありながら、その雰囲気は常に哀しみに包まれている。
かなりの頭脳を持っている。
ルイータ=カル
衛星都市カナンの消失当時のカル家の娘。
パッシュの妹。
現在は行方不明になっている。
パッシュ=カル
衛星都市カナンの消失当時のカル家の息子。
ルイータの兄。
現在は行方不明になっている。
法皇ヨナ18世
EPM最高顧問。
しかし、その力は軍事顧問に比べて非常に微力。
それを憂いて「月読」を編成した。
ディアドラ
法皇の娘。
赤毛の美しい女性。
レイアルンとは月読編成以前から知り合い。
プラス=アキアース
WAの一人。
T−Kaizerionのパイロット。
闘神カムイの弟子。
セイン
WAの一人。
Dragonknightのパイロット。
素性不明、戦闘優秀なテロリスト。
トルス=シューベル
WAの一人。
70−Coverのパイロット。
カナンの名門、シューベル家の息子。
サーシャ=シズキ
WAの一人。
T−Wolfのパイロット。
常に黒いバンダナを左腕に付けている。
レイアルン=スプリード
月読の隊長であると共に枢機卿でもある。
正義を愛し、弱者を助けることに対して努力を惜しまない。
真っ直ぐな青年。
レルネとは先輩後輩の間柄である。
月読の隊長機メタルグレーのSusanowoを駆る。
カイ=アンクレット
月読の副隊長。
冷たい感じの女性だが、抑えきれない優しさを心に持つ。
アルファリアの将軍グラン=アンクレットを父に持つ。
ちなみに母の名前はエム。
両名ともアルファリア陥落の際に命を落としている。
銃の名手であり、父の形見であるスィグ210を大事に持っている。
月読副隊長機白いKusinadaを駆る。
フクウ=ドミニオン
月読の副隊長。
人当たりが良く、優しく強い女性。
しかし、その裏側にある弱さを隠すために、彼女は多くの傷を負っている。
かなりの美人。
EPM軍特殊諜報部第2課 略称『SI2』
通称”マドモアゼル・エスピオナージュ”に所属していたが、
ディアドラの口添えによって法皇庁に引き抜かれる。
月読の副隊長機蒼いKusinadaを駆る。
デュナミス=ヴァイロー
月読の隊員。
三大名家の一つヴァイロー家の娘だが、家とは疎遠になっている。
ホウショウと非常に仲が良い。
緑のPowers改を駆る。
ホウショウ=アマツカ
月読の隊員。
フリーLINKシステム開発計画、通称「エメス」計画の唯一の生存例。
茶色のPowers改を駆る。
アミ=トロウン
月読の隊員。
Arf製造界の於いて伝説とも言える四姉妹(フォーシスターズ)の一人。
あるArfの製作の際の事故により、左腕を切断した上に視力をかなり失っている。
黄色いPowers改を駆る。
プリン=アシュク
月読の隊員。
天才ブルースシンガーと呼ばれていたが、アルバムを一枚出して引退。
後にEPM軍に入るも、その素行不良と格闘実力は有名。
赤いPowers改を駆る。
ビームサーベル
Arfの基本装備の一つ。
通常は剣の柄の部分で存在する。
ビームガン
Arfの基本装備の一つ。
巨大な光弾発射銃。
Arf用実弾銃器
Arfの基本装備の一つ。
巨大な実弾発射銃。
Arf(アルフ)
シオン鋼によって造られた人型の戦闘兵器の総称。
もしくは一番最初のシオン鋼製の人型兵器の名前。
搭乗型コクピットシステムを採用している。
LINK−S及びMT−Sによって動く。
純度の高いシオン鋼によって造られたArfほど性能は良い。
名前の由来は「Artificial Life」(人工の生命)とする説と、
「Artificial ruthless figur」(人の造りし無慈悲な人型)とする説の二つがある。
Wachstum(ヴァクストゥー)
ドイツの「ローレライ」社が作成した初の量産型Arf。
シオン鋼の純度は低く、35%程度。
意味はドイツ語で「成長する」である。
それまでのArfがシオン鋼製法の特異性と希少性から高額であった。
シオン鋼の純度を下げて、β、γの移行を難しくさせる事で低価格を実現する。
つまり突出したγの兵士よりαの兵士を増やす方向で作られたArf。
L−seed(エルシード)
各地に現れ、兵器、兵士を破壊していく謎の機体。
通常のArfとは思えないような機能を有し、
なおかつ如何なる索敵装置にも反応しない。
見る者は「天使」「神」「逆十字を背負う天使」「蒼と白の堕天使」などと呼ぶ。
胸に「L−seed」と刻まれている。
Lの意味は不明。
マナブ=カスガが駆る機体。
Powers(パワーズ)
Wachstumに続く量産型Arf。
アメリカの「Super Force」社製
シオン綱の純度は、40%〜45%。
やはりWachstumよりは、各部分に改良が為されているが、
爆発的な改良には至っていない。
若干βに移行するのが容易くなっている。
Powers 改(パワーズ カイ)
Powersの改良版?
月読のメンバーが駆っている機体。
レヴァンティーン
L−seedの基本装備の一つ。
ビームサーベルとも違い、刃を持つ実剣である。
刀身も柄も紅く、美しくそして鋭い切れ味を持つ。
北欧神話でムスペルヘイムの王スルトが持つ炎の剣。
神々の黄昏(ラグナロク)で世界を焼き尽くすと言われている。
デッド・オア・アライヴ(Dead or Alive)
L−seedの基本装備の一つ。
通常は棒状になっているが、
物質に接触すると鎌状の緑色の光の刃が出てくる。
棒のどの部分からも出てくるが、
もちろん持ち主が触った部分からは出ることはない。
デッド・オア・アライヴの意味は「生死を問わず」
三現魔方陣(サンゲンマホウジン)
L−seedの基本装備の一つ。
左手甲部にある装置、作動するとL−seedを完全に包み込み、
あらゆる索敵機器を不能にする力がある。
もちろん追尾型のメカも同様にして効果無効である。
D−equalの左手甲部にも存在する。
サークルの中に五芒星と奇妙な文字、記号が刻まれている。
ちなみにL−seedの左手甲部にも同じような魔方陣が刻まれている。
蒼い手の隙間から覗く赤い肉のような部分がそうである。
禍印(カイン)
L−seedの基本装備の一つ。
右手甲部についているシオンの板の下にあると思われる。
常に淡い光を発している。
グレイプニル
レルネが考案した、総シオン鋼の檻。
人型を取っていないために、力場が発生しており、非常に強力な檻になっている。
その反面、輸送が困難であることがその運用を難しくさせている。
実は全て手作りである。
ミョルニル
T−Kaizerionの武器。
柄の短いハンマーであり、放つと自動的にKaizerionの元に戻ってくる。
ガイア・グスタフ
T−Kaizerionの武器。
右腕に取り付けられている巨大な銃。
強力無比な破壊力を持っており、全Arfの中でも特上の遠距離攻撃用武器である。
T−Kaizerion(テラズカイゼリオン)
プラス=アキアースの駆るArf。
ロキの計画している「アーク」の為に造られたArf。
高シオン型Arfであり、その能力は強力無比。
重火器装備、パワー重視、地上戦を得意とする。
Dragonknight(ドラゴンナイト)
セインの駆るArf。
ロキの計画している「アーク」の為に造られたArf。
高シオン型Arfであり、その能力は強力無比。
高速の飛行翼を持ち、スピードを生かした闘いをする。
敢えて言うなら、空中戦が得意。
70−Cover(セヴンティカヴァー)
トルス=シューベルの駆るArf。
ロキの計画している「アーク」の為に造られたArf。
高シオン型Arfであり、その能力は強力無比。
肩の二つの滑車とそこから伸びる巨大なアンカーが武器。
水中に於いては、絶大な力を発揮するが、地上に於いてもその力は決して弱くはならない。
一応、水中戦用と言っても良いだろう。
ルサールカ
70−Coverの武器。
70−Coverの右側のアンカーを指す。
中央に瞳があり、飛ばして様子を目視で確認することが出来る。
偶然ではあるが、L−seedを貫いた凄い武器。
T−Wolf(ツインウルフ)
サーシャ=シズキの駆るArf。
ロキの計画している「アーク」の為に造られたArf。
高シオン型Arfであるが、その能力は不明。
狼を模した顔をしているが、あくまでデザインと思われる。
急襲、奇襲、特別な環境に於いてその力を発揮するとされている。
ライトニング・カタストロフィ
T−Kaizerionに内蔵されている砲台。
小さなドーム状の砲台に、大砲のような砲身が乗っている。
回転して全方位に対する砲撃が可能であり、
目標に集中砲火をするために、砲身を伸ばすことが出来る。
装填数は不明。
ONI
No−LINKシステムによって開発されたArf。
当初の予定であった無人型ではなく、有人型になっているが、
そのボディと性能は無人を想定しているためにかなり搭乗者に負担を掛ける形になってしまっている。
実験の際、12人の負傷者と1人の死亡者を出しているために、
「東洋の悪魔」とも呼ばれている。
L−seed Ver.Grand hazard(エルシード ヴァージョン・グランド ハザード)
L−seedがノーマルから変化した姿。
翼が背中に貼り付いて胴体と同じ色に染まる。
ボディは漆黒に染まり、紅い亀裂が無数に走りそこから高熱の紅い霧を出している。
持っているレヴァンティーンは炎を吹き出す。
マナブがL−Virusを発症した状態で起きるらしい。
Grand hazardとは「凶兆」と言う意味。
ゲイ・ボルグ
Dragonknightが持つ漆黒の槍。
形状は同じだが、投擲すると分裂して拡散するモノと、
そのまま槍として使うモノの二種類存在する。
由来はケルト神話の英雄クー・フーリン(幼名セタンタ)が
「影の国」の王スカアサから与えられた槍。
Dragonknightの槍と同じく投げると幾万もの鏃と変化して相手を貫く。
しかし、魔槍ゲイ・ボルグと言われるように、
この槍でクー・フーリンは息子コンラを、そして親友ファーディアを殺してしまう。
そして、最期には自らもこの槍によって殺されてしまう。
「時々、連絡無しで更新しているので、分からなくなったり、忘れたりしたら見に来て下さいねぇ!」
「「それでは!!」」