Divine     Arf                          
 神聖闘機 seed 

第十六話から第二十五話までのあらすじ

トルスの目の前で変形するL−seed。

それはL−seedのVer.Grand Hazardと呼ばれる形態だった。

漆黒のボディに紅い亀裂が無数に走るその姿に、
トルスは絶体絶命の状態に陥るが、偶然から脱出に成功する。

その後、マナブはJustice基地で倒れる。

倒れたマナブに駆け寄るフィーアはマナブに血液を投与するために、
口付けを交わすのだった。

目覚めたマナブを前に泣くフィーアに、
マナブは思わず口付けをしてしまう。

フィーアと犯した禁忌に悩むマナブは、
フィーアを妹として完全に割り切ることで自分を誤魔化す。

そんなマナブにサライから、
L−seedの模擬機体「
D−equal(デス・イコール)」に乗ることを求められる。

何故か頑なに拒むフィーアを余所にマナブはそれを了承する。

その頃、
フレイヤの命令によって、
WAの技術者達は「
ホッドミミル」と言う衛星都市に集められ監禁された。

それを知らないプラスは連絡が取れないことを不機嫌に思うのだった。

まだ安息の日々を送っている月読たちは、
Dragonknightの襲撃を受ける。

皆を逃がすために犠牲になろうとする月読隊長レイアルンを助けるカイ

そして、セインの一撃が決まるかに見えたが、
それはレイアルンのArfを狙わずに基地を壊すに至る。

同じ頃、70−Coverを駆るトルスも基地の破壊を完了させようとしていた。

T−Wolfのサーシャは、
基地潜入の際に巨大なArfを発見する。

それはルシターンがレルネに送ったArf「ONI」であった

ONI対T−Wolfの戦いは、
その強大な攻撃力と防御力の前にサーシャが退却せざる得ない。

その後、レルネが去った基地を謎のArfが襲撃、完全に壊滅させる。

報告では「紫のArf」と言われているが、詳細は不明。

一方、Justice。

D−equalの実験は失敗に終わり、
マナブは深い傷を負う。

D−equalはかつてマナブが乗って、
大事故を起こした機体だったのだ。
その際にもマナブは大けがを負い、フィーアから血液を貰っていた。

眠っている間、マナブは母親と、それに関する事故の記憶を思い出す。

それを助けるためにフィーアは自分の血液のほとんどをマナブに与える。

死の淵に落ちようとするフィーアの言葉に、
マナブはようやくフィーアの自分への深い想いを受け入れることになる。

そして、
奇跡的にフィーアが命を取り留めて数日後、
マナブとフィーアは自らの想いに素直に、結ばれるのであった。

その朝、フィーアが見たモノは、美しい一面の銀世界。
まるで二人だけの世界にいるようなそれは二人の前途を祝しているようだった。

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