自作パソコンに挑戦!

愛用してきたPC−9821V20も5年目に入り,もう限界に近づいてきた。
安く長く使えるパソコンを求めて,自作パソコンを作ってみることにした。
本などを読んでみると,初めはベアーボーンから始めるとよいと書いてあったが,
下のようなパーツを購入して組み立てた。
現在のところ,トラブルもなく,快適に動いている。
以外と簡単にうまくいったので,驚いている。

CPU Intel Celeron 733MHz CPUファン付属
メモリ 128MB CL2/PC100 ダブルサイド
マザーボード MSI  815E Pro ATX i815E Socket370
ケース オウルテック Doggie ATX ミドルタワー 250W
ケースファン DC FAN80-4 8p角 2400回転
ビデオカード オンボード
HDD IBM DTLA-307030 30MB 7200回転/分
FDD ミツミ D353M3 2モード
DVD-ROM 東芝 SD-M1502 16倍速(DVD),48倍速(CD-ROM)
サウンドカード オンボード
スピーカ オンキョー GX-20AX
ディスプレイ HYUNDAI  L50A 15型液晶モニター
キーボード K-7000 日本語112キーボード
マウス JRW-5 ワイヤレス
OS Windows 98 Me


パーツの選択

マザーボード MSI 「815E Pro」 ミドルタワーケース「オウルテック Doggie」 取り付け完了
マザーボードは,Socket370でi815のチップセットの中から選んだ。
「AX3S Pro」「CUSL2」でもよいと思う。
付属ソフトのAlertVを使うと,CPU温度,ケース内温度,ファン回転数などを表示し,必要なら警告を出せる。
ただし,説明書は英語。日本語の説明書は,MSIのホームページからダウンロードできる。
ケースは,ATXなら何でもよかったが,現品処分価格で安かったので買ってしまった。
昨年10月に販売終了になっている。ケーブルも付属している。しかし,マザーボードを取り付ける板は取り外せないのでやや作業はやりにくいかも・・・
ミドルタワーといっても結構大きいので,机の上に置くのはやめた。コンパクトな作りでアルミ製がいいと思う。
CPUは,Celeron733MHz。1万円前後で買える。いずれは,PentiumVにするつもり。メモリは,128MBのバルク品。映像を扱わなければ,これで十分。
DVD-ROMは,16倍速のバルク品。CD-ROMは,48倍速。オーディオケーブルが付属していないので,購入。CD-RWは,必要になってから増設するつもり。DVD-ROMとHDDを接続するケーブルの長さがぎりぎりだった。
ケースファンは,背面に取り付けた。運が悪いと,半年くらいで止まってしまうそうなので,超寿命タイプを選ぶとよい。
取り付けが完了すると上の写真のようになる。別に難しいところはない。

組み立ての手順

ジャンパーピンとCPUファン電源 1 マザーボードの設定

CPUのベースクロック設定は、
出荷時自動設定になっていたので,
そのまま。(緑色のジャンパーブロック)
CPUのタイプ設定についても,
初期設定がCeleronになっているので,
そのまま。


CPU本体とCPUファン 2 CPUを取り付ける

向きを間違えないように,
CPU本体を取り付ける。
次に,CPUファンを取り付ける。
金具を取り付けるのにかなり力がいるので,
ラジオペンチが必要。
そして,CPUファンの電源ケーブルを
つなげる。

DIMM 3 メモリを取り付ける

「DIMM1」と書かれているスロットに
メモリを差し込む。
ここで,マザーボードをケースに
取り付けた。
取り付ける前に,バックパネルの穴を
必要に応じてあけておく。
ケースの電源ユニットから
一番大きなコネクタをマザーボードの
コネクタに差し込む。


ケース前面 4 FDD,HDD,DVD-ROMを
  取り付ける

5インチベイにDVD-ROMを,
3.5インチベイにFDDとHDDを
取り付ける。
HDDをマスター,
DVD-ROMをスレーブに
設定してから取り付ける。
DVD-ROM背面 5 ケーブルを接続する

IDEケーブルの青いコネクタを
マザーボードに接続。
(下の写真)
中間コネクタをDVD-ROMに接続。
残ったコネクタをHDDに接続する。
DVD-ROMにオーディオケーブルを
接続。
(付属していなかったので,別途購入,
左の写真)
FDDにケーブルを接続。
(よじれている方をつなぐ,左下の写真)
続いて,マザーボードのコネクタに
接続。(下の写真)
そして,それぞれのドライブに
電源ケーブルをつなげる。
FDD背面 IDEコネクタとFDDコネクタ
前面パネルのコネクタ 6 前面パネルのケーブルを
  接続する


前面パネルから,「HDD.LED」
「POWER.LED」「POWER.SW」
「RESET.SW」「SPEAKER」の5本の
ケーブルが出ている。
これらを左写真のように差し込む。
「+」「−」に気をつけて差し込む。
最後に,ケースファンを取り付け,
電源をつなぐ。
(下の写真)
ケースファン
7 キーボード,マウス,
  スピーカ,ディスプレイを
  取り付ける


ケースにカバーを取り付けて,
完成。
バックパネルにキーボード,
マウスなどを取り付ける。
色分けされているので,
分かりやすい。
バックパネル
8 BIOSの設定

電源をオンにする。文字が表示されたら,
「DEL」キーを押す。
すると,設定画面が出る。
「STANDARD CMOS Feature」では,
システムの基本的な設定ををする。
日付と時刻を合わせる。
「Advanced BIOS Feature」では,
システムの特別機能の設定をする。
起動ドライブの順序を設定する。
「Advanced Chipset Feature」では,
チップセットに関する設定をする。
BIOSの設定が終わったら,
「SAVE&EXIT SETUP」を実行し,
再起動する。

9 Windowsのインストール

再起動して,画面が出たら,
WindowsのCD-ROMを入れて,
インストールする。

10 デバイスドライバのインストール

マザーボードの付属CD-ROMを入れて,
VGAドライバなどをインストールする。
そして,アプリケーションソフトを
インストールする。
これが一番時間がかかる。

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