記事タイトル:古代の日本の歴史はここから |
日本の歴史は「魏志倭人伝」しか参考にはならないと,お考えの方はいらっしゃい ませんか?それはあやまちです。 「魏志倭人伝」は司馬という秘書官が記したものであるが,この司馬という人物は 夏王朝に始る封建時代からの王の秘書官の系にあたる人物で,だからと,いって 何もかも信用しているから,間違いにきずかない。 それは魏の国の皇帝,ここでは帝とは勝手に名乗った皇帝で漢民族は王と呼ばれる 系統ではない事が基盤にある。それ以前ではですから司馬は歴史編纂も正当性が あった,しかし魏国が秦国と越国(夏王系)を同時に滅ぼしてしまい,残ったのが 司馬氏という訳で,歴史に拘わる根がないと,誰も信じないから残して味方につけ た,が本音であろう。 この事は始めは協力していたが,途中から束縛され武帝のいいままに,記さなくなり 武帝は司馬を拘束した。 然し後に必要なので開放した,これは当然司馬へのみせしめであった。 ここに重点を置いて検討しないと丸呑みで読むからすべてが解決しないのである。 つまり参考になるように記されていなかったのである。[2005/06/13 07:26:52]