旧暦11/17は”かぎろい”が詠われた日

 「東の野にかぎろいの立つ見れてかえり見すれば月傾ぶきぬ」の歌は旧暦11/17に詠われた歌とのこと。 12/16に病院に行くときに西の空に少し欠けた月が見えたので、ふと、柿本人麻呂の歌を思い出しました。
 2008年、旧暦11/17は日曜で土曜に電車/バスで大宇陀に行き、大宇陀を散策して旅館に泊まりました。旅館の宿泊客はボチボチ。旅館の人と話して、午前3時過ぎに旅館を出て”かぎろい”を見て日の出過ぎに旅館に戻って朝食を食べて帰ることにしました。翌日夜半は小雨。柿本人麻呂公園に行ったら人が結構集まっていて、かぎろいに関する講演会などを開いていました。人に聞くと、貸し切りバスや自家用車で来ているとのこと。そういう手がありました。

 鵜野讚良姫天皇(持統天皇)が一族で現在の宇陀市大宇陀に薬草を摘みに来た時に柿本人麻呂が詠った歌とのこと。”かぎろい”、17夜の月が何を意味するのか、鵜野讚良姫天皇が何を考えていたのか、それを柿本人麻呂はどのように歌にしたのか、何年も考えさせられました。

 そういえば、月曜の「鶴瓶の家族に乾杯」で宇陀市での散策をやっていました。あれはこれの関連もあった?宇陀はクズの生産が有名です。土地の人に言わせると、吉野葛のほとんどは宇陀の葛とのこと。

 因みに、カミさんに”かぎろい”の話をしたところ、陽炎と間違えて覚えていた。教育に若干の疑問。

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