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世界は 疲弊していた
2077年 第４次大戦終結後の世界
軍の背信によって 殺された戦友
NUN陸防軍・地上要塞ニーダーフォート
レイ ……おまえの仇敵はそこにいるらしい
最後の猟犬は 再び戦場へと赴く
己の過去を清算するために ―――
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| NUN （Neo United Nations） 新国際連合 |
西暦2074年、長引く世界戦争の中、各国の国力の疲弊はもはや限界に達していた。そして同年9月、これ以上の戦闘の継続は困難であると判断した各国家連合は、50年にも渡る戦いに区切りをつけるべく、停戦協定を結ぶことを決定する。そこで新たに
A国、欧州連合EUR、東欧を中心とするCIS、中東のA３、そしてアジア地域のASAを軸に設置されたのが臨時の調停機関、新国際連合（NUN）であった。
しかし、停戦から１ヵ月経っても、各地で停戦協定を破っての戦闘行為が後を絶えず、さらに戦後の混乱に乗じて、武装化した集団が略奪・破壊を繰り返すなど、治安の悪化は目に余るもので、それらに対抗すべく、NUNは停戦監視・治安維持を目的に新国連軍、通称「NUN軍」を組織した。これにより、各国家連合の軍隊もすべて
NUN軍の指揮下に置かれる事となったが、その編成はA国主導のもとで行われたため、他の国家の反発も強く、NUN軍内部に派閥を生み出す結果となった。
また、NUN軍の行動自体にも多くの問題が見られ、都市に対して強制的に物資の供出を求めたり、権限を濫用・逸脱した行為などが多数報告されている。そのため治安の維持を目的として設立された
NUN軍ではあったが、一般市民からの評価は低く、軍の受け入れを拒否する都市も少なくない。 |
| アサルト・ギア（Assault-Gear） 略称：AG |
西暦2030年以降、核弾頭やBC（生物化学）兵器の使用が、世界各地に多大な影響を及ぼしている状況を重く見た各国家連合は、それら大量破壊兵器に代わる新たな兵器が必要であると判断、目標地点を
“破壊” するのではなく、可能な限り無傷で
“占拠” するための兵器の開発に着手し始めた。そして、次期主力兵器として誕生したのが、人型有人機動兵器
「機械式強化装甲服」であった。
アサルト・ギアと呼ばれる、これら全長約４メートルほどの強化装甲は、装甲服という名ではあるが、実際にはパイロットが操縦席に乗り込み、操作する仕組みになっている。その優れた機動力と
あらゆる兵器を自在に操る汎用性から、実戦投入からわずか10年のうちに戦闘における主戦力となった。 |
| 第13独立機甲部隊 （地獄の猟犬） |
| 新型アサルト・ギア開発のために設立された、A国陸軍特殊実験部隊。彼らの部隊に遭遇して生き残った者は皆無であると言われており、そのため、“死の１３部隊”
とも呼ばれた。隊員には それぞれ専用の機体が与えられ、各員の特性に応じた「サイコ＝ウェポン」が装備されている。同部隊は、第４次大戦停戦直前のミッション中に全滅したと言われているが……。 |
| EX-ARMS |
| 50年にも及んだ第４次大戦の中、各国家連合が戦争に決着をつける手段として開発していた、超兵器たちの総称。しかし、皮肉にも、多くの
[EX-ARMS] が完成を間近に控えた2074年に、戦争は停戦を迎え、これらの超兵器が実戦で使われることはなかった。 |
| Knight-Blade |
識別コード：TYPE-00-GX
前作にて、激しい戦闘の末に大破したカインのヘル・ハウンドを元・軍技術工ゼペット＝チャンガーが修復し、改良した機体。特殊武装として
XL-レーザーを利用したエネルギーブレード [ヴェスパー＝ソード]
を搭載する。修復の際、使用されたGXパーツによって、驚異的な戦闘能力が備わった。ザックス＝バートラムの乗るTYPE-GX
[セラフィム] との戦いで受けたダメージが大きく、現在修理中。 |
| カイン＝グレイウッド （男性） 元・Ａ国陸軍
第13独立機甲部隊所属 |
| 主人公。本来は争いを嫌う心優しい青年であったが、大戦時に
EUR軍のミサイル攻撃で故郷の村と恋人を失って以来、感情のコントロールに障害をかかえている。そのため、無感情で無気力な人間に見られてしまいがちだが、その潜在戦闘能力はきわめて高い。前作にて軍の裏切りにより、仲間のレイ＝マクスウェルと共に抹殺されそうになるが、かろうじて生き延びる。 |
| レイ＝マクスウェル （男性） 元・Ａ国陸軍 第13独立機甲部隊所属 [死亡] |
| 入隊前は、BD社のシステム・エンジニア。 長引く戦争を憂い、軍隊に志願する。優れた情報処理能力と兵器に関する知識量から、第13独立機甲部隊に配属となる。知的で温和な性格の持ち主。前作にて、軍の裏切りにより抹殺される。 |
| ザックス＝バートラム （男性） 元・Ａ国陸軍 第13独立機甲部隊所属 [死亡] |
| 卓越した指揮能力と戦闘能力を買われ、第13独立機甲部隊の部隊長を任されていた陸軍少尉。冷徹な性格の上に任務至上主義者であり、目的達成のために手段を選ばない。前作にてカインとレイを抹殺しようとするが、一人生き延びたカインによって殺害される。 |
| バリィ＝バレット （男性） |
| ニーダーフォートシティを拠点にする武器商人。銃器、爆薬からアサルト・ギアに至るまで、さまざまな商品を扱う。最近では、特に大量の武器を仕入れており、その行動には何か裏があるようにも思われる。 |
| シエラ＝バレット （女性） |
| バリィの一人娘。幼いころから父の店で遊んでいたせいか、爆弾の扱いに長けている。気は強いが、根は優しい女の子。ちなみに母親似。 |
| ランドルフ＝バッケンハウアー （男性） NUN陸防軍 陸将 |
| 戦いによる戦争の決着を目指し、軍の再武装化を推し進める
“強硬派” の陸将。NUN陸防軍・第6機甲師団長であり、ニーダーフォート要塞の司令を務める。新型アサルト・ギア開発や
[EX-ARMS] の実戦配備など、再開戦に向けて活発な動きを見せている。 |
| シナリオ・グラフィック・サウンド・制作 |
重歳 謙治 (水車蹴り)
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| デバッグ・シナリオチェック |
みっちゃん |
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