エンジン・リフレッシュ&チューンナップ計画@千田ガレージ

 誰もがやってみたいエンジン本体ののチューニングであるが,クラブ内にも10年&10万kmのロードスターが増えてきたし,サッカモーのエンジンも余っていることでリフレッシュ&チューンドエンジンを作る計画をしてみました。しかしエンジンをいじるには条件の整った場所が必要で,今の所おいらが直接実行する事は出来ないので,58メンバーの中でもっとも環境が整っている千田さんを洗脳した結果,自分でやってみたいと言う事になり,おいらも全面的にバックアップするという事でついにスタートする事になりました(^^)。

 まずはじめに千田ガレージの整備からスタートです。
基本的にエンジンをいじったりレストア作業をする場合,時間が幾ら有っても足りないのでちょっと空いた時間でも作業ができるように作業中のままの状態で放置できる環境が欲しくなります。作業を始める時にいちいち場所を確保してから部品や工具を出してきて,作業後にはまた片付けなければならない事だととても面倒で途中で挫折しそうになるしね。

という事で千田ガレージも今までガレージ内を占有していた不要物等を撤去し清掃した後,作業台と部品置き場を設置しました。床面を掃除したらとっても気持ち良くなりましたね(^^)。

garage1.jpg (17760 バイト)
 この状態でも作業台等は動かさずに車が入る様にしました。後は少しづつ作業し易いように照明を付けたりして改良してもらいましょう。

engst1.jpg (14830 バイト)
 やる気満々の千田さんは早速エンジンスタンドを買ってきました(^^)。ストレートで7,500円也!。普通ならばエンジンが出来上がれば無用の長物になるのだが,これが有ると無いとでは作業性に大きく差が出るし,腰を痛める可能性も減るので安い買い物です。飲み屋でボトル一本入れたと思えば良い(笑)。

 細部の造りはチャチだし付属のナットなどはサイズが間違っていたりしたが,値段を考えれば特に気にしないのだ(^^)。デフォルトではシリンダーブロックを縦方向に取り付けるようにアタッチメントとかが付属されていたが,B6のブロックにはうまく合わないしエンジンの前後方向の作業をする時に向きが変えれず作業性が悪いので,写真の様に横方向に取り付ける様に改造しました。(おいらが会社で使っていたのもこの向きでしたし(^^)。)

parts1.jpg (22248 バイト)
 既にバラしてあった部品を千田さんが100円ショップで買ってきたケースに入れて部品置き台に並べてみた。良い感じである。各パーツ類の整理も作業性に関わってくるので気を付けたい所ですね。

head3.jpg (19227 バイト)
 作業台に上げられたシリンダーヘッド。これから洗浄して千田さんがポート研磨をするのだ。

head1.jpg (21780 バイト)
 バルプを外した状態の燃焼室。ポート内はINTもEXHもカーボンで真っ黒であった。シート面は磨耗により当り幅がかなり広がっていたのでシートカットによる修正が必要である。だが当然修正に出す前にポートおよび燃焼室の研磨作業を行うのだ。修正したシート面を傷付けてはいけないからね。

 とりあえずポートを磨いている間に各部の磨耗状態を測定し必要なパーツを選定した後,部品を発注する事にする。基本的に純正パーツを使って安く済ます予定ですね。ただ,そのまま組むのは面白くないのでファミリア・ハイオク仕様のハイコンプ純正ピストンを使い,更にヘッドの1mm面研,各パーツのバランス取りくらいはメニューに入れるつもりです。
 さてどんなエンジンに仕上がるのか?>千田さん頑張りましょうね。

sagyou1.jpg (27962 バイト)
 この日はガレージ整備の他に千田号のデフ交換,T君のショック交換&リアブレーキ調整,そして吉川号のレカロSPGの取付け作業が行われました。写真は吉川号のシートレールの改造風景です。昼飯&10時と3時のおやつまで付いて,タダで楽しく車の整備が出来るのでとっても重宝してます。>千田さんの奥さんいつも有り難うございますm(__)m。今度なんか持っていきますね。

 千田ガレージはその辺のショップより稼働率が良さそうです(笑)。


戻る