カチュア・パウエル(本名:ベルサリア・オヴェリス)。
名作「タクティクスオウガ」のヒロインと言っていいのかわからん女傑。
おそらくRPG史上最強のブラコン女王。
とにかく問題発言&問題行動が多すぎるのです、この方は。
まぁオウガ好きな人には今さら釈迦に説法でしょうが、もう一度見直してみるのもいいでしょう。
私の乏しい記憶からでも、即座に3つ4つはポンポン思い出せます。
「利用できそうだから、おべっかを使ってるんじゃない」
(勘違い襲撃を笑って許してくれた、心の広〜いランスロット一行に対してコレかい)
「弟はあなたみたいに血の好きな男じゃないの」
(ヴァイス、可哀想…。その後の展開を見れば、弟だって十分「血が好き」だと思うぞ)
「手に入らないなら、いっそ…」
(弟を「手に入れる」って発想自体がすでに手遅れ。もはやコメント無用)
「ウソよっ!あなたは私を置き去りにしたわ」
(置き去りにしたのはあなたの方です。ろくにヒーリングも使わず転移石で戦線離脱していたくせに…)
いやぁ、こんなお姉さんを持ったデニム君、幼少の頃から苦労が絶えなかったでしょうなぁ。
たぶん、デニム君もいいかげん彼女のブラコン暴走に呆れ果てて、
なかばヤケクソで「僕は姉さんを愛してるんだ!」発言をしたとしか私には思えません。
その証拠に、エンディングではそそくさとオリビアと国外逃亡してましたし。
考えてみれば、オリビアもしょーもない姉達にさんざん悩まされていたクチですし、
この二人が惹かれ会うのは、いわば当然の成り行きでしょうね。
しかし、私が心配なのは、カチュア(ベルサリア女王)のその後。
まぁ一応エンディングではちゃんと弟離れしていたようですが、
この方の性格から考えて、どこまでもつかわかったもんじゃありません。
下手をすると第二の女帝エンドラになってしまう可能性大です。
もしかして、オウガバトルサーガ新章への伏線かもしれませんね。
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