「ロードス島戦記」シリーズ
(ハミングバード)


わざわざ説明するまでもない、超有名ファンタジー小説のRPGです。
私は、この小説が大変気に入っており、出版された全作持っています。
OVAまで全部そろえました。
もっとも、OVAは後半がちょっと…でしたが。

 

ストーリーは、「1」が小説版「灰色の魔女」のストーリーとほぼ同じで、
「2」が五色の魔竜そして邪神カーディスと対決するオリジナル(?)ストーリーです。
このゲーム、「1」ではパーンやディードリット、「2」ではスパークやギャラックなど、原作キャラでプレイする事もできますし、
あるいは自分で作ったオリジナルキャラクターを使う事もできます。
個人的には、この配慮は大変うれしいものでした。
私は、主人公が最初から決まっているRPGは、あまり好きではないもので…。
おかげで最近は、RPGをやらなくなってしまいました。

 

ゲームシステムは、地上が2Dフィールドで、ダンジョンが3Dという、ウルティマとほぼ同じスタイルです。
戦闘モードは、2Dのタクティカルコンバットでした。
これがなかなか面白く、うまくやれば相当強い相手にも勝つ事ができるので、結構経験値稼ぎが楽でした。
それに、強い敵を倒せば、それだけ強力な装備品が手に入ることが多いので、それにも熱中しました。
もっとも「あんな簡単に魔法の武器が手に入るのは変」と言う人もいましたが…。

 

ただこの作品、重大な欠点がありました。
それは「戦闘モードに入るときのロード時間が異様に長い」ということです。
とにかくやたらに待たされたため、ストレスが溜まりまくりました。
某雑誌で「ロードすっと戦記」などと揶揄されてました(笑)。

 

しかし何よりも、私が納得いかなかったのは、「2」でした。
それは、あの名敵役、黒衣の騎士アシュラムが異様に弱いということです。
原作では、主人公パーンですら一度も勝てなかったほどの強敵だというのに、あれはあんまりな扱いでした。

 

そういえば、最近、WIN版でリメイクされましたね、あの作品。
これらの欠点は、改善されたのでしょうか…?


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