「月の光」登場人物紹介


「月の光」では、「夜想曲」シリーズと異なり、全話とも主要な登場人物はそれほど変わりません。
てなわけで、ちょっと少なめな登場人物紹介、行きます。
ちなみに攻略には何の役にも立ちませんので、あしからず
(・∀・)


<全話共通主要人物>

<小牧忠男(名前・性別は変更可能)>

鐘園学院に赴任することになった新任教師。本編の主人公。
責任感と好奇心が強く、たまにボケをかますがやるときゃやるといった感じの、
なかなか頼りがいのありそうな男ですが、そもそも鐘園学院に赴任するきっかけというのが、
失恋のショックで辞職したからというのが、ちと情けないかも。
第二話では、元恋人とよりを戻すか、ヒロインを選ぶか、それとも思い切って教え子とデキちゃうか…という、
ゼイタク言ってんじゃねえぞコノヤロウ的な超うらやましい三択(←意味不明)を選ぶことになります。
もっとも、そのうち2つはバッドエンド扱いですが(笑)。

 

<古谷公子(名前・性別は変更可能)>

鐘園学院の国語教師。本編のヒロイン。
物怖じしない性格と主人公にも負けない好奇心の持ち主で、探偵じみた主人公の行動に対しても非常に協力的です。
その活発な性格と大胆な行動力は各話でいかんなく発揮され、
初対面の主人公にいきなりPHSを売りつけたり、
教え子と半ば本気で主人公争奪戦を繰り広げたり、
相手に痴漢の濡れ衣を着せてムリヤリ情報を引き出したりと、

八面六臂の大活躍。
主人公、完全に食われちゃってます。

 

<迎三千代>

主人公の元カノ。
とある事件をきっかけに主人公との関係が冷え、別れることになったものの、
未だに主人公のことを吹っ切ることができず、第二話で主人公に会いに鐘園学院を訪れます。
人物ファイルでは「家庭的で母性愛の強いタイプ」とあるが、イマイチ本編中では影が薄いので、
どうもあまりパッとしない感じがします。
ま、男であれ女であれ、
終わった相手なんてこんなもんでしょ。

(↑深い意味はありません。ありません。ありま…(半泣))

 

<中沢爽香>

鐘園学院の3年生。本編のカギを握る少女。
オープニングで、深夜に鐘楼の池で溺れているところを主人公に助けられますが、
彼女は「誰にも言わないでください」の一言と共に足早に去っていきます。
なぜ彼女はそんな時間に池にいたのか?
なぜ彼女は助けられたことを隠すのか?
それが明らかになったとき、本編の謎が「ほぼ」明らかになるでしょう。
シナリオが進むに従い、主人公に対してほのかな想いを寄せるようになりますが、
彼女に対して本気になるとバッドエンド決定。
かと言って邪険にするとこれまたバッドエンド決定。

難しいものです。
夜中、主人公の部屋にパジャマ姿で来るなんてことまでやっておきながら、そりゃねえだろオイ(笑)。

 

<岡江多美子>

鐘園学院の院長。
先代の院長であった夫をとある事件で亡くしていますが、どうもその事件には何か裏がありそうです。
生徒や教師達から信頼されている、人望の厚い教育者ですが、最近は学院の運営で悩みがある様子。
第三話をクリアした方にはわかるでしょうが、全登場人物中、もっとも悲しい人生を送った方ではないでしょうか…。
この人についてだけは、
あまり茶化したコメント書く気にはなれません(T_T)

 

<岡江克二>

鐘園学院院長の長男。つまり岡江多美子の息子。
一人っ子のせいか、わがままな性格に育ってしまったようで、学院の女生徒達からは相当煙たがられています。
どうも何かよからぬことを企んでいるようですが…。
ハッキリ言って、この作品中1,2を争うほどのイヤな奴。
特に第三話のこいつの行動は最低そのもの。
ちったあいい所もあるのではと思ってたのにねぇ-y( ̄Д ̄)。oO○

 

<高田百合>

鐘園学院の事務長。岡江院長とはともに鐘園学院で学生時代を送った旧友。
院長の片腕として学園の経営を支える一方、個人的な友人としても院長を支えています。
この学院の裏も表も知り尽くしている重要人物の一人で、第三話以降ではシナリオの鍵を握っています。
この人が○○したり○○したりするエンディングは…なんとも後味が悪いです。

 

<成田謙一郎>

武蔵平南警察署のベテラン刑事。
学園周辺で起こる事件について、常に陣頭に立って捜査指揮にあたります。
誰にでも分け隔てなく接し、部下の信頼も厚く、主人公に対しても協力的。
また、大のラグビー好きでもあります。
「夜想曲」シリーズでもそうでしたが、赤川次郎原作サウンドノベルの好きなところは、
警察官を、探偵物にありがちな「権高で高圧的な頭の固い人間」という描写をしないことです。
もちろん、登場人物の中にはそういうのもいますが…。
小さい頃、刑事ドラマが好きだったせいか、やっぱりこういう「人情派刑事」ってのはイイですね。
もっとも、私が一番印象に残っているシーンは、
第二話で勤務中に目の色変えてラグビー談義する場面
ですけど。
成田さん、おちゃめ。

 

<野人>

やっぱり出るんですよ、こいつは。
毎度おなじみの原人バーゴン(?)。
本編には全く関係ない隠れキャラですが、コイツにも会っておかないとプレイできないシナリオもあります。
コイツに会いたければ、池で上手に歌いましょう。


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