ー「学校であった怖い話 文化祭編」製作秘話ー


この作品は、「後日談」とは違って、特に舞台設定は決まっていません。
そのため、「後日談」よりもかなり自由にシナリオを作りましたし、雰囲気的にもけっこう明るめの感じです。
念願のパロディシナリオも追加できましたし(笑)。


≪蓮沼美佳シナリオ1「みかおねえちゃん編」≫
すみません。素直に謝りますm(_ _)m
思いっきり「Kanon」のパクリです。
ひとつぐらい、ああいう雰囲気の「泣けそうな」シナリオ作ってみたかったもので…。
そのわりに、ヒネリもなんにもなしで出来はイマイチ。
今更ながら、斬新なシナリオというものを作るのがいかに難しいかを思い知らされました。

 

≪蓮沼美佳シナリオ2「死の自画像編」≫
これは、作中でも語っている通り、岩下3話目「美術室に残る肖像画」を元にしています。
実は、最初、このシナリオに新堂誠を出演させる予定でした。
初期バージョンでは、主人公を助けるのは彼にするつもりだったのです。
でも、元木早苗に
出番の全てを奪われ(笑)あえなくボツに。
個人的には結構お気に入りのシナリオですが、もうちょっと「狂気」を深く描けたらなぁ…と思います。

 

≪東佑一シナリオ1「悪意のフィルム編」≫
実は、このシナリオこそ今作のメインシナリオだと私は思っています。
このシナリオ中の「悪意」と主人公の対決シーンでは、私が常日頃思っていることを
力いっぱい
主人公に語らせています。
私は、正直言って、亡霊や怨霊を「生きている人間が決してかなわない存在」として描くのがあまり好きでは
ありません。
死者はしょせん死者に過ぎない…それが私の偏った基本認識なもので(^^;

 

≪東佑一シナリオ2「悪意対早苗編」≫
「悪意」と戦うのが主人公ではなく元木早苗であるということ意外、本筋は東シナリオ1と変わりません。
もうちょっと話の展開を変えてもよかったかな…と思います。
そして、
早苗ちゃんを勝手に「辛党」にしてしまったことも
まずかったかなと思います(^^;
ちなみに、東君の言った「大盛キムチチャーシューメン」は、「輝く季節へ」が元ネタです。

 

≪パロディシナリオ「別の意味で怖い話」≫
ついにやってしまった…
ホ○ネタを。
こればかりはやめておこうと思ったのに…。
私の頭では、笑いを取ろうと思ったらああいうネタしか考えつきませんでした。
そのわりに、案外自分でも悪くないデキかな、と思ってしまうあたりが、なんか複雑です(笑)。
やべーな、俺。


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