ー「学校であった怖い話 後日談」製作秘話ー


元々、この作品は「学校であった怖い話」の隠しシナリオ「仮面の少女」の後日談という設定です。
そのため、どのシナリオも、基本的には「仮面の少女」がらみの話で、全体的に暗い雰囲気です。
本当はパロディシナリオとかも入れたかったんですけどね…ちょっと無理でしょ、この設定じゃ(^^;


≪北岡綾シナリオ≫
このシナリオは、細田通常シナリオ7話目と、隠しシナリオ「仮面の少女」のミックスです。
旧校舎に現れる「顔のない少年」は、仮面の少女が消えていくラストシーンから思いつき、
北岡さんの見た過去の悲劇は、細田7話目で黒木先生が語る防空壕の話にヒントを得ました。
あと、ちょっと恥ずかしいエンディングは
完全に私の趣味です。
しかも、初期設定ではもっと
激甘スイートな終わり方でした。
私は、「年上の女性の意味深な一言」ってのが好きなもので…(*^_^*)

 

≪木田孝史シナリオ≫
これはもう完全に隠しシナリオ「仮面の少女」そのものです。
だって、主人公が木田君にその時の体験を語るだけなんですから(^^;
木田君も、北岡さんと同じように、旧校舎で不思議な体験をした…という設定にする予定
でしたが、ネタが思いつかず断念しました。
実は、初期設定では、木田君はもっと
破滅的でキレた性格だったのですが、そういう性格を表現
するのは、簡単そうで意外と難しくて…結局、普通の「いい人」になってしまいました。
そのあたりが、私の想像力…いや
妄想力の限界なのでしょう( ̄▽ ̄)

 

≪仮面の少女シナリオ≫
これは、「消滅した仮面の少女が、その後どうなったのか?」という疑問に対する私の理想を
表現したシナリオです。
「学校であった怖い話」本編では、隠しシナリオ1でその結末が描かれていますが、どうも
暗い終わり方が多いので、もう少し救いようのあるエンディングがあってもいいだろう…と思い、
ああいうシナリオを作りました。
ちなみに、ラストの主人公のセリフ…実はあれ、「『ベルセルク』断罪編:ロスト・チルドレンの章」
のラストシーンから使わせてもらいました。
このシナリオの他にも、私の作品には、「ベルセルク」の表現手法が数多く使われています。
…というわけで、
皆さんも読みましょう「ベルセルク」。


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