| 1日目 |
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ショップにて。
これがチョークで、キックしてエンジン、と。
「スタンド立てたままキックした方がかけやすいですよ。」
あああああっ。めんどくさい。ぢゃあ信号待ちで止まっちゃったらどうするんだっ。あれ?かかんない。どうして?
「クラッチ握っちゃうとかかんないですよ。」
そ、そうだったっ。まずは始動。ほっ。で、クラッチ握って、ローギアに入れてと。あれ?止まっちゃった。なんでー?
ははは、アクセル回してないぢゃん。
(先行き不安ー。ひめー大丈夫でしょうか。)
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| 1日目 その2 |
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ショップにて。
鍵を戻してエンジンを止めます。で、も一回ニュートラルに...入らない。(^^;)
「スタンドはずして、ちょっとタイヤ動かすと入りやすいですよ。」
まずいっ。右側に倒れそう!!
「エンジンが右側にあるんで、右が重くなるんですよ。」
...気をつけなきゃ。
では、走ってみましょう!んー。たかだか10km/hくらいぢゃギアチェンジは難しいな。
「もうちょっとスピードだして走ってみていいですよ。」
ここは歩道なんだけど...(^^;)。えいやっ。できたー!ブレーキブレーキっ。うわああああああ。とまらなーい。
(もうすごい不安です、ひめ。)
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| 1日目 その3 |
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練習場にて。
(練習場って、ひめ...ここは公道でございますよ。)
だいじょぶっ。トラックしか来ないしっ。広いし。では出発ー。
ギア堅い。更にいうと、ギアの目盛りとギアの回転の位置が全くあっていない。さすがイタ車。
さて3速くらい出すとー。あれ?このスピードメーター何?ふりきってるー。どころか、針が止まってないよー。わかる?わかる?針がかちゃかちゃずっと揺れてるんだよ。
おいおい...新車だよ...?これは替えてもらわなきゃ...
それはそうと、早速洗車。塗装を守るためにも汚れは大敵でしょ。錆び防止なんて塗ってないからまめにワックス&オイルもしなきゃ。
でも、見れば見るほどこのET3の証であるラインが気に入らない。配色悪すぎ。しかも、いかにもカッティングシートを貼ったようでださださ。いずれ剥がすか、もしくは色を変えてそれこそカッティングシートで別のを貼るかだな。
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| 2日目 |
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ちょっと遠出。
メーターはちょっとおいておく。とりあえず、自動車に馴れないと。
電車で言うと、駅3つ分くらい行ってみる。
「からんっ。」なに?なになに?何の音?
ひえぇぇぇぇっ。ウィンカーのカバーが落ちてるよー。あーん。それに留めてあるはずのネジもない。こりゃーショップ行かなきゃ。とほほ。
ショップの人が言うにはメーターは壊れているとのこと。こういうのも初期不良って言うんだろうなー。このまま走ってて、”整備不良”で捕まんなきゃいいけどね。
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| 2日目 その2 |
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本格的に遠出。
CBRなら1時間くらいでちゃくちゃく行くところを、なんと2.5時間もかけて到着。ふぅ。
そして洗車&ワックス。車と違って小さくてらくちんだし、触るといろいろ発見できて面白い。
レプリカに何年も乗っていながら全くメカには疎いので、ここでそれらを説明するのは(たぶん)「そんなことも知らんのか」というようなことばかりだと思われるのでやめておく。(^^;)
おもしろい、と言えば、レプリカの楽しさは例えば加速の手応えとか、コーナリングの微妙な感覚とかが好きで、もちろんレプリカの良さはその”速さ”にあるのだけれど、それ以外にも楽しいところがいろいろあった。
だから、スクーターを探す、となったときにはまず”速さ”を最初に求めたのだけれど、乗っている間に思ったのは、初めてそういうのを一切無視して”機械”ということにこだわったスクーター選びは、なかなか正解だったかもってこと。
うまく言えないけれど、きちんとギアが入るとか、しっかりクラッチを握るとか、いちいちウィンカーのスイッチを戻す(レプリカはスイッチを押すとクリアされるのだ)とか、そういう機械々しているところがVESPAのかわいいところかな。
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| 3日目 |
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近所に散策。
洗車の道具が足りないので、献上させる。
あと、ET3はエンジンキーとハンドルロックのキーが別なので、リングで纏めてるんだけど、そうするとハンドルとかメーターに傷が付くので、カバーするためにマジックテープを献上させる。
もう一つマジックテープ。最近のスクーターはエンジンオイルとガソリンを入れるところが別になってて、オイルがなくなるとお知らせしてくれるので、そしたらとくとく入れてあげればいいんだけど、VESPAは混合ガソリンで、ガソリンを入れるのと同時にオイルも一定の割合で入れてあげないといけない。
そのためにビーカーを常備するのだけど、小物入れに入れておくと、ころころ倒れてオイルだらけになっちゃうので、固定するために必要だったの。
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| 4日目 |
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おとも
7:30出発。雨は降っていないけど、ブレーキの利きが心配なのでゆっくりゆっくり。
ついついアクセルあけがちになるのだけど、マニュアルには「馴らしが終わるまでは全開にしないでください」って書いてある。(^^;)
朝って車煽ってくるなー。でも一番左の車線を走っていると、突然左折ラインになったりして...まだギアチェンジや方向指示がスムーズに行かないので、車線変更は大変。
ついたよー。40分。ってことは、CBRだったら2〜30分で来れてるな。
帰りは雨。慎重に帰ったけど、それでも40分くらい。これくらいがまだ妥当なスピードってことだね。
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| 7日目 |
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じこ
完全に前方不注意。信号待ちで追突しちゃいました。がーんがーんがーん。納車1Wで事故車とは...。
かわいそうなベスピーノ。やっぱまだ公道に出るのは早かったのかなー。などと思いつつ、ショップに連絡。
傷→錆び。もうこの公式は痛いほどあちこちで聞かされている。早く修理しなきゃ。
しかし、自分で直す力も工具も勇気(これが一番大事か?)も全くない。(^^;)
でも、今日中にはたどり着けないかもなー。と不安がっていると、向島のショップを紹介してもらえることに。
早速問診。「3〜4日ですね。板金したら、これくらいなら全くわからなくなりますよ。」とのこと。
そしてともは入院するのであった。
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| 8日目 |
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けが?
左手の親指が痛い。クラッチを握ってギアを回す手だ。前々から聞いてはいたが、どうも腱鞘炎臭い。
しかし、昨日の事故の影響もあるかもしれない...
そう思うと、体の節々が痛いような気もする。いや、それは気のせいか。(^^;)
「止まらない」のをブレーキの利きのせいにしていたが、モノの本で「ベスパは後ろブレーキが基本」と書いてあるのを発見。
後ろブレーキなんて今までほとんど使ったことない。(^^;)
これは、一から練習し直しだなぁ。
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| 14日目 |
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退院
とも、退院!完治してるぅぅぅ。
かねてより懸案の”ライン”は剥がしたままにしてもらった。どーみてもこのほうがいいぞ。
お休みしていたので、親指の痛みもほとんどない。これでばっちりですね。
いやしかし!!今回の入院によって、ついにスピードメータの針が消えてなくなってしまいました。
こりゃ完全に整備不良だよ。捕まりませんように。とほほ。
退院して帰るときやっと気がついたのだけれど、ベスピーノはスピードが出る割には足がスリム。
やはり、あまりとばさないほうがいいってことかなぁ。
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| 7月のとも |
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あしあと
今日は社会奉仕の後、寄り道。退院の嬉しさに浸ってるんるん走っていると突然信号が赤に!!
...前後に車がなくてよかったです、ひめ。くっきりタイヤの痕が5mも残っています... 帰りがもちろん超安全運転になったことは言うまでもありません。
しかし、このタイヤの痕、後輪のものです。つまり、後ろブレーキ使えるようになったってこと?
油断大敵!!
っていうか、でも実は練習不足というより、単に運転が下手なのでは?(^^;)
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| 8月のとも |
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なれ?
さて、最近の話ですが、馴れてきたせいか(いや、単に夏休みになったせいで車の量が減っただけと思うのだが)、空いている道では4速までシフトアップできるようになりました。
何と燃費のよいこと...はじめは30Kmで3.5リットルのエサが必要だったのが、ここ数日で100Kmで3.5リットルとなっている。
なぜ3.5リットルかというと、リザーブになって給油に行くと必ず3.5リットルなのだ。
スペックでは6リットルのタンクのはずなのだが...やはりイタ車、その辺はアバウトってことかな。
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| 8月のとも2 |
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くりかえし...
やっと走行距離が660Kmに。しかし、実はまだ問題があった。
かねてから懸案の、スピードメータの交換にいく。
「古いやつはもらえますか?」(^^;)おいおい。
「だめですよ、クレームで返品するんだから。お金出してくれればあげますよ。」
ちっ。まぁあたりまえか。
待つこと30分。「できましたよ。」はぁぁぁ。
あああっ。走行距離が3になってるぅぅぅ!!
しかたない。もう一度馴らしをするつもりで慎重に走ることにしようっと。
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| 9月のとも |
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安全運転。
8月の末にいつの間にか馴らしの1000kmを走破。やったー!
毎日40分ほどの距離を往復して約1.5ヶ月で馴らし終了。
これでもっと遠出もできるな。とかいってやるとは思えないけど...(^^;)
あとは、9月になって台風やらなんやらの雨が心配。
前から思っていたことだけど、ベスピーノはタイヤが細く、塗れたマンホールのふたの上でバランスでも崩そうものなら一発でこけそう。
(そうならないように慎重に、安全運転ですぞ、ひめ。)
まだまだいろいろ整備しなきゃいけないこともたくさんあると思うけれど、気むずかしいイタリアの友達と、やっと仲良くなれたってかんじかな。
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とりあえず特訓編は終わり。続きは車庫に戻ってお楽しみください。
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