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2013年−−−−−−−−−−−−−−
バフリエルテック氏の親愛なる友人の皆様へ
皆様、非常に残念なお知らせですが、バフリエルテックさんは、10月10日、日本時間で夜8時過ぎに永眠いたしました。多くの方々から、突然の入院ということで、励ましなどの連絡をいただいておりましたが、残念ながら彼は旅立ってしまいました。
先日彼の70歳の大イベントをカナダからイブ&フランス夫妻、ギリシャからキリアコス氏、日本から先崎氏と私そして沢山の国々から参加者があつまり、トルコの方々をいれれば述べ200名を超えるイベントを盛大に行い、バフリさんの70歳をお祝いしたばかりでした。
現在日本において紹介されているトルコの踊りの多くはバフリさんが何らかの形でサポートをしたりして紹介することができています。トルコ舞踊のセミナーで何度となく来日、セミナーで指導やサポートを行いました。また、毎年のようにフォークロアツアーを開催し、沢山の方々がトルコを訪れ、トルコのフォークロアにふれることができたのではないかと思います。
私も20年前、バフリさんのツアーでトルコを訪れ、生のフォークロアに触れ、すっかり虜になり、その後、彼のサポートのお蔭で、1年以上トルコに滞在しフォークロアの調査研究を行いました。彼とコラボでツアーなどもたびたび行い、彼とともにトルコのフォークロアの素晴らしさを多くの方々に紹介、触れていただきたく活動してきました。
そして同時にまさに家族同様のように、お互い家族同士が行き来をし、親睦を深めてきました。
私にとって間違いなく、バフリ氏はトルコにおける「父」そのものでした。
今の私があるのも間違いなく彼なしにはありえません。
そしてトルコの踊りが今のように皆様にご紹介できたのも、彼なしにはありえません。
2007年に腎臓が悪くなり、透析生活になり、一時はもう、踊りの活動はできないと思っていましたが、弟のファフリさんから腎臓の移植が成功し、奇跡の復活を遂げました。
そして第2の人生をまた、踊りの活動に注いできました。
最後に自分の70歳のお祝いを行い、本当にフィナーレとなってしまいました。
バフリさんはまさに、チョルムのフォークロアの父であり、トルコのフォークロアの父であり、
そして私にとってもトルコの父でした。
まだまだ、日本におけるトルコの踊りの普及は途上ですが、バフリさんの遺志を受け継ぎ、皆様に
トルコのフォークロアの良さをお伝えできるよう努力していきたいと思っております。
今後ともよろしくご指導、ご支援よろしくお願いいたします。
また、トルコの踊りを踊る際に、ちょっとバフリさんのことを思い出していただければ幸いです。
2013年10月11日 村上佳也
2014/6/28更新