修練の小屋〜コルツ山(マッシュ登場)
名前 |
セリフ&ナレーション |
ナレーター | サウスフィガロへの洞窟前 |
兵士 | エドガー様どちらに? |
エドガー | 洞窟をぬけ東のサウスフィガロの町をめざす。その後、北のリターナーの本部へとおもむく。 フィガロ城に戻ってこのことを伝えて欲しい。 |
兵士 | はっ! お気をつけて! |
ナレーター | サウスフィガロの町、酒場にて |
男 | …… |
ロック | 返事くらいしたらどうだ? |
エドガー | よせ どこかで見たことがある。たしか… |
―― | 誰に忠誠をちかうわけでもない。その冷たいひとみの奥に隠された素顔を見た者は誰もいない…。 |
エドガー | シャドウ…… 金のためには親友をも殺しかねない暗殺者だ。 |
ロック | かかわりあいにならないほうがいいみたいだな。 |
ナレーター | コルツ山麓の試練の小屋へ向かう。誰もいないこの部屋を探索すると… |
エドガー | ん? こ、このにおいは……? この花は……あいつの……? この食器は……? あいつが愛用していた…… これは……あいつの好きなお茶……マッシュがここに……? |
ナレーター | 小屋から出て側にいた老人に話しかける。エドガーは自分の顔を指して |
エドガー | おいこんな…(自分の指でさして)男を知らんか? |
男 | ほいほい。しっとるよ。 2、3日前にお師匠のダンカン様が殺されてね。 その直後に山に登ったよ。 ダンカン様の息子、バルガスも行方知れずでねえ…。 ここもこんなにあれちまって |
ナレーター | エドガー達は山頂を目指す。すると男が行く手を阻む。 |
バルガス | マッシュの手の者か? |
ロック | 何者だ!? |
エドガー | マッシュ? マッシュはいるのか? |
ロック | さっきからうろちょろしていたのはお前だな? (山を登る途中で時折見た影の事を言っています。) |
バルガス | 知るか!(←コイツ人の話聞いてないし…思い込みが激しいらしい…) ふっ、貴様らが何者とて捕まるわけにはゆかん。このバルガスに出会った事を不運と思って死んでもらうぞ!! |
ナレーター | と言う訳で一方的に戦闘をしかけられ、しょうがなく応じる。 |
ナレーター | バルガス戦の途中……そこへ新たなる男の声が… |
マッシュ | やめろっ! バルガス! |
バルガス | マッシュか! |
マッシュ | バルガス、なぜ、なぜ、なぜ、ダンカン師匠を殺した? 実の息子で兄弟子の貴方が! |
バルガス | それはなあ…奥技継承者は息子の俺ではなく…拾い子のお前にさせるとぬかしたからだ! |
マッシュ | 違う! 師は貴方の…… |
バルガス | どう違うんだ? 違わないさ、そうお前の顔に書いてあるぜ! |
マッシュ | 師は、俺ではなく……バルガス! あなたの素質を…… |
バルガス | たわごとなど、聞きたくないわ! (本当に人の話を聞かない奴だ…) 自らあみだした奥技! そのパワーを見るがいい!! |
ナレーター | バルガスの技でエドガー達は吹っ飛ばされる |
バルガス | さすがはマッシュ! 親父が見込んだだけのことはある男 |
マッシュ | や……やるのか… |
バルガス | 宿命だ。そしてお前には私を倒す事はできぬ! それもまた、宿命だ!!! |
ナレーター | マッシュは否応なしにバルガスと戦うハメに。そして“ばくれつけん”をだすと |
バルガス | うっががががっ!! す、すでにその技を…!! |
マッシュ | 貴方のその、おごりさえなければ…師は……… |
エドガー | マッシュ!! |
マッシュ | 兄貴? |
ロック | お…弟、双子の!? |
ティナ | お…弟さん? わ、私…てっきり大きな熊かと… |
マッシュ | 熊ァ!? |
ナレーター | マッシュ腰に手を当てて豪快に笑う |
マッシュ | 熊か…そりゃあいい! それより兄貴。いったい何だってこんなとこに… |
エドガー | サーベル山脈に行くところだ |
マッシュ | もしや…地下組織リターナーの本部? とうとう動き出すか! かげながら冷や冷やして眺めていたぜ。 このままフィガロは帝国の犬としておとなしくしているのかってな |
エドガー | 反撃のチャンスがきたんだ。 もうジイヤ達の顔色をうかがって帝国にベッタリすることもない |
マッシュ | 俺の技もお役に立てるかい? |
エドガー | 来てくれるのか? マッシュよ…… |
ナレーター | エドガーとマッシュは頷き合う |
マッシュ | 俺の技が世界平和の役に立てばダンカン師匠もうかばれるだろうぜ! |
ロック | さ、行こう! |