薄雲




11/17(Fri) 想懐
3/9(Wed) 君の声
11/27(Sat) 他の誰でもない貴方…
5/5(Wed) いずれ灰になるのに
2/4(Wed) 心の涙を拭うことはできない
1/11(Sun) 自分を殺しちゃいけない
12/3(Wed) もうなにも感じなんだ
11/17(Mon) 声と詩
10/10(Fri) 鈍色
8/11(Mon) 傷痕
[最新の日記]
  


自分を殺しちゃいけない
死ぬほど辛いことって
少し時間が経てば、過ぎたことになる
思いつめて自分を殺しちゃいけない

死ぬほど辛いことがあっても
少しだけ待とうよ。
時が解決してくれること多いから

せっかくもらった長い時間
もっと大切にしようよ


死ぬほど辛いことって
少し時間が経てば、過ぎたことになる
思いつめて自分を殺しちゃいけない

死ぬほど辛いことがあっても
少しだけ待とうよ。
時を重ねると何でもなくなっちゃうから


せっかくもらった長い時間
もっと大切にしようよ

自分だけの時間じゃないんだ
貴方がいなくなったら
どれだけの人が悲しむの?
そういうこと考えないといけない

せっかくもらった長い時間
もっと大切にしようよ
自分を殺しちゃいけない
そんなのはいけない!
2004年1月11日(Sun) No.5


もうなにも感じなんだ
黒と白しかなかった
他の色は消えてしまったのだろうか?

遠い国で人が人を殺めているんだ
同じ形を心を持つはずの僕らは
何故、殺し合いをするんだろう

どうして

音に狂い
言葉に翻弄され
愛と憎しみ痛み喜びに
操られ 踊らされ

愛する君を殺してしまうんだ

愛が憎しみにかわる
泣き叫び続けて
心の弦が切れてしまった

黒と白しかない
もうなにも感じないんだ

どうして

同じ人間同士が
殺しあうんだ

殺めるのも
殺められるのも
………
それを何といったかな
忘れちゃった
ただ、その言葉だけでは
納得できなかったのを
薄く憶えている


もうなにも感じないんだ
心の弦が切れてしまったからね
なにも思い出せない
その方が幸せだからね
2003年12月3日(Wed) No.4


声と詩
その声は私を幻夢へと誘った。
その詩は私を迷宮へと誘った。

私はそうしてあなたの声に惑わされた。
私はそうしてあなたの詩に惑わされた。

もうあなたの声を聞くことはない。
もうあなたの詩を聞くことはない。

ただ私の脳というハードの中に
記録されている。
それはいつでも取り出せるデータ。

ねぇ。一つ聞きたいの。
今夜もあなたは詠っている?

あなたの声
あなたの詩

私のハードは賢いの。
今でも鮮明に思い出せるわ。

あなたの声
あなたの詩

今夜もあなたは
その声と詩を誰かに
聞かせているんだろうね。
2003年11月17日(Mon) No.3


鈍色
僕の空は鈍色
何故、僕は飛べないのだろう

僕の瞳は紺碧
何故、僕は羽をなくしたのだろう

僕に青い空をください
翼をください

四角い空
薄雲
僕の
オアシスが
枯れてしまう

白い羽をください
一つになりたい
視界に広がる蒼穹と
2003年10月10日(Fri) No.2


傷痕
傷痕は今も消えない
君はそう言ったね

傷痕は今も消えない
僕もそう言った?

君は
心のキズと戯れる
灼熱の太陽の元で

僕は
心のキズに弄ばれる
凍結した太陽の元で


あの言葉が君を切り裂いた?
君は、途切れ途切れに言った


心が切り裂いた
貴方のためだけにうたってる


ウタッテイル


キズアトハイマモキエナイ


君はって人は……
どうして、そんなに痛いココロを
詠い続けるの?

誰かが君のココロの叫びを
聞いてくれるから?

たった一人の、あの人にだけ
聞いてもらいたいから

ウタイ
ツヅケル

君の言葉に触れた人を揺らし続けても
君は
あの人からもらった、“言葉”だけで
詠い続けているのだからね

だったら、“こっち”の僕達に
言葉投げかけないで
問い掛けないで
つらくなっちゃうんだよ



傷痕は今も消えない
君はそう言ったね

傷痕は今も消えない
僕もそう言った?



昨日まで信頼していた人を
ある日、疑ってしまうんだ
突然、そういう日がくるんだ


君は
本当は……怖いくせに
誰かを信じて裏切られることが


コワイクセニ!!



だのに君は…自分をキズツケ
他人もキズツケ


ボロボロになろうとも君は
“あの人”のためだけに
ウタッテイル


ただ君はは祈った
僕と同じ傷痕に触れないで!

ただ僕は祈った
君と同じ傷痕に触れたい!



自分ダケガ疵ツイテイル
ッテ思ウノハ


もう、やめてくれ!
2003年8月11日(Mon) No.1


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