シナリオ
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舞台 赤と白のスクランブル 1984年

俳優である友人のために書き下ろした。 
この舞台の演出も手がける。

テレビドラマ 刑事貴族 2 
第3話 
「誘拐された首領」
(日本テレビ)

1991年4月26日オンエアー
プロデューサー初川則夫、武田和、浅津弘義
演出ー村田 忍
出演ー水谷豊、松方弘樹、地井武男、高樹沙耶、田中実、宍戸開、団優太
(ゲスト)塚田きよみほか

刑事貴族 2 
第7話
 「ダイアモンドは永遠に」
(日本テレビ)

1991年5月24日オンエアー
プロデューサー初川則夫、武田和、浅津弘義
演出ー村田 忍
出演ー水谷豊、松方弘樹、地井武男、高樹沙耶、田中実、宍戸開、団優太
(ゲスト)内田直哉ほか

刑事貴族 2
第14話 
「疑惑の白衣」
(日本テレビ)

1991年8月2日オンエアー
プロデューサー初川則夫、武田和、浅津弘義
演出ー鈴木一平
出演ー水谷豊、地井武男、松方弘樹、高樹沙耶、田中実、宍戸開、団優太
(ゲスト)片岡弘貴ほか
刑事貴族 2 
第39話 
「幸せの向こう側」
(日本テレビ)

1992年3月13日オンエアー
プロデューサー初川則夫、武田和、浅津弘義
演出ー村田 忍
出演ー水谷豊、松方弘樹、地井武男、寺脇康文、鳥越マリ
(ゲスト)頭師孝雄ほか
刑事貴族 3 
第13話 
「別れた理由」
(日本テレビ)

1992年8月7日オンエアー
プロデューサー武田和、浅津弘義
演出ー村田忍
出演ー水谷豊、松方弘樹、地井武男、田中実、宍戸開、寺脇康文、鳥越マリ、彦麻呂、中山忍
(ゲスト)一色彩子ほか
(尾西兼一氏と共同脚本)
DVD発売 2008/11/21

【エンケン後日談】

原作があったわけではなかったので、すべて一から始めました。
刑事ものはトリックを考えるのに苦労しましたが、犯人役をいろいろやってきたので犯人の心理を描く過程が楽しかったです。
犯人には犯行に及ぶまでのやむにやまれぬ事情や理由や苦悩があって、そこをキッチリ描かないと厚みの無い絵空事になりますし、だけどどんな理由があっても犯罪はいけない、犯行を犯すともっと泥沼になるんだということも書かなくてはならない。

しかも50分以内ですしね。犯人のキャラクターも、刑事たちのキャラクターも最大限に生かしたいとか考えちゃって。やっぱり自分は役者だから(笑)。

プロデューサーに仕上がりを見てもらうと毎回チェックが入り、何度も何度も書き直しました。
オンエアーの日がすでに決まっているので、最後は時間との戦いになっちゃって、個室で缶詰状態で書く経験もさせてもらいました(笑)。
俺は文章は手書きなので、最後のほうは漢字を書く時間も無くなって、ぜんぶひらがなになってしまいました。横でディレクターがどんどん漢字に直してくれたりして(笑)。

シナリオを書くことによって、物事を最後の最後まで諦めないクセがつきましたし、土壇場で底力が出せるという自信もつけさせてもらいました。
役者としても、シナリオをもらった段階で、どれだけ役を膨らませることができるか、どれだけ工夫ができるかなど考えるクセもつき、プラスになることが多かったです。

自分が役者で出演しているドラマよりも、何十倍もドキドキしてオンエアーされたのを見ました。
演じる側が、シナリオ以上にいい役作りしてくれてるのを見て、シーンが膨らんでいたりすると「わー、やるなぁ」なんて嬉しく思いました。
大変だったけど、楽しかった思い出しかないですね。
このような機会をいただくことができて、心から感謝しています。



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