小児科の待合室
電話での問い合わせが多いのは・・・
@何か飲んでしまったみたいです。
モノによっては胃洗浄します。
子どもたちは好奇心のかたまりであり、安全なもの危険なものの認識はまだありません。また、乳幼児のときは何でも口にしたがりますから手の届く範囲や目に付く場所には誤飲の原因になるものは置かないことです。
誤飲・・・たばこ シロップ剤 コイン ボタン電池 酒

やけど・・食卓では味噌汁 スープ類 ポットの湯 卓上なべ・ホットプレート等によるもの


A 風邪が治ったと思ったらこんどは耳がいたいといっていますが
風邪をひいた後、耳が痛いという子が多いのは
たいてい中耳炎を起こしています。軽いのは抗生剤・点耳薬等で様子を見ます。
Bもらった薬まだ、大丈夫?
シロップ類はまず処方された日数以内で(無くなっているはずですが・・・)
解熱剤のシロップでも1ヶ月以内と伝えてます。
粉などは比較的持ちますので1年も前のを問い合わせを受ける場合がありますが
体重や症状が変わっている場合が多いので「大丈夫」とは言いません!!
C便の色とヘルニアについて メールから 
メール拝見しました。 先ずは便の色ですが胆汁が腸内細菌によって変化をうけて様々な色になるようです。
昔は、便の色でいろいろな腸炎を診断する基としていたようですが現在では便の色の変化 は、病変を表しているものとは考えず白色便、血便以外はどんな色でも異常はないとみます。 便が固かったり、出難いときは砂糖水やマルツエキス(薬局で売っています)を与えたりします。  ヘルニアは部位がお便りではよくわかりませんが鼠径部に腫れがあれば腸が鼠径管を通って 出てくる鼠径ヘルニアです。大きいヘルニアの場合は6ヶ月ごろまではよく注意をしていてください。  オムツ換えのときなどに嵌頓(出ている状態)していないかどうかなどをよくみてあげてください。 おへそに有るときは臍ヘルニアといいます。いわゆる出べその状態になったものです。いずれにしても 手術の可能性はありますが今は充分な経過観察(押しても元に戻らないとか、炎症や発赤がある場合は直ちに救急や外来にいってください)が必要でしょう。

Dどうして喘息になるのかお話しましょう。 メールから 
喘息発作を誘引する原因の多くは今、私たちが住む環境に大きくかかわりがあります。 それは アレルゲン、大気汚染や気温の変化、運動、気象条件、アスピリンなどの薬剤、煙草などの煙また緊張したりイヤだなあと思うようなストレスを感じることなどとてもいろいろなものが考えられています。また複雑に影響しあっているのでどれかひとつと決められないのも事実です。そして喘息を持っている子はそれらにふれたり吸ったりすると発作症状(息を吸うための管=気管支といいますがここが炎症を起こしたりして細くなってしまいぜいぜい、ひゅうひゅういうこと)が出やすくなるのです。
@ 喘息になりやすい年齢はありますか?
 喘息は風邪などと違ってウィルスなどで突然なる病気ではなく、生まれながらにして持っている一人一人の抵抗力の違いとか反応の違いによる病気だと先生はおもっています。同じものを食べてアレルギー反応を起こす人と起こさない人がいるでしょう。だから喘息になりやすい年齢というよりは喘息が現れやすい年齢ということでこたえます。
喘息がある子の9割近くは4歳から5歳までに最初の発作が起き、そのうち7割ぐらいの子は高校生頃には良くなりますがそのまた残りの3割の子は大人になっても喘息はなおりません。
A お医者さんとして特に患者さんに注意していることは、なんですか?
ひとりひとり原因が違いますから検査などをして先ずその原因を調べます。それがわかったら次のような注意をしてもらいます。
1、薬とじょうずに付き合ってくださいといいます。予防のための薬と発作が起きたときにつかう薬があります。患者さんに飲み方やつかい方をきちんとわかってもらうようにお話します。またいつもおうちにくすりを準備しているように言います。
2、原因がわかったらその原因を取り除いたり近寄らないように言います。例えばお家の中のホコリやかびを減らすためにまめにお掃除をするといいことや、おふとんのカバーをほこりが出にくいものに取り替えるよういいます。またかわいそうですがペットを飼わないように注意することもあります。あと発作がいつどんなとき起こったか知っておくのが大事なことも言います。
B 私も喘息なのですが今までそんなにしっかりした治療を受けたことがありません。ですからいつも体力をつけるようにがんばってきたのですが体力をつけることによってしょうじょうがかるくなるということは、ありますか。(かわりますか?)
身体をきたえると抵抗力がより強くなります。もし、喘息発作の原因になるものがからだに入ってきたときじゅうぶんな体力(抵抗力 )がある人は発作がおきにくくなるかまたは軽くすむとおもいます。
ですから水泳や乾布摩擦また喘息体操なんていうのもありますからある程度の運動はとてもよいことだと思います。
C 小児喘息というのは大人までもちこすとこわいと聞いたことがあるのですがそんなにひどくなるのですか?
小児喘息の子は何年もかかりますがやがてよくなる子がほとんどです。それは身体が大きく丈夫になるにつれて抵抗力(免疫力)もたくさんついてくるからです。でもほんの一部の子は大人になっても喘息が治らず治療をしてもなかなか発作がおさまらない場合があります。たぶんそれは体質の違いで発作がひどいこともあると思いますがずーっとつかったりした場合のお薬の効き方もあるかもしれません。こわいことですが息ができなくなることがあります。
D 埼玉県には何人ぐらいの喘息の患者さんがいるのですか?(小児喘息の子も合わせて)
これはむずかしい質問ですね。ただ草加はとても喘息や喘息に似た症状の子が多いなあと感じています。たぶん埼玉の中でも場所や地域によって喘息の子が多いところや少ないところがあると思います。それは最初に書いたように環境による影響がすごくあるからです。
***さんは先生のところに来てくれていますが(ちゃんと治療していますよ。)その後はどうかな?たぶん小さいときより発作の回数が少なくなってきているのではないかとおもいますが?また苦しくなったりわからないことがあったらききにきてください。
 先生のホームページも見てください。その中のアレルギー検査が質問に関連があると思います。


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