なぜ血を採るの?

 

 

検査で何が判り,何を調べているのでしょうか

診断をより確実にするため、またはその症状の進行具合の程度を見極めるために検査をします。

 血液から得られる情報は数百以上ありますから患者さんの症状、主訴から必要最低限の検査項目を医者は、選択するのです。ここでは当医院で行う検査の項目で検査頻度の高いものものから取り上げていきたいと思います。

CRP(C反応性蛋白<タンパク>)


 私たちは、感染症にかかると自覚症状が出てきて初めて病気かもしれないと思いますが実は、すでに体の中では、異物[細菌・ウィルスなど]に対し、炎症反応が起こっています。そのとき、速やかに肝臓でCRPC-reactive protein)というタンパク質がつくられるのです。

 そしてCRPは白血球の細菌貧食能を促進したり、生体防御反応、組織修復作用の役目を果たします。

 急性炎症が起きるとCRPは、6〜8時間で急速に増加し、42〜72時間で最高値に達し炎症が治まると速やかに減少します。

 CRPは、特定の疾患を診断するには役立ちませんが炎症の有無、程度が判りその病気の活動性や経過を知る手がかりとなるものです。

 表紙に戻る