2006年 再々来日公演 関連情報

#.Flavio Premoli の来日中止が決定

 待ちに待ったPFMの再々来日公演に関する更新がまさかこんな残念なお知らせからスタートとは...
 前回の南米〜北米大陸ワールドツアーをFlavil Premoliがキャンセルしたとの話は耳にしていたので,まるで予想をしていなかった訳ではありません.しかし,イタリア国内のライブをPremoli抜きでやったという噂は聞かなかったので,体調が回復し来日してくれると信じてきました.が,結果は.....

 正直,健康面に不安がある限り無理な海外公演は,本人にとっても,バンドにとっても,そしてファンにとってもメリットは少ないでしょうから,一ファンとしては「しっかり直して下さい」と祈るのみです.
 ただ,”PremoliのいないPFMが期待通りのパフォーマンスをしてくれるのか?”不安は大きいのが現実です.でも,絶望せずに川崎へは予定通り行くつもりです.
 2002年のルネッサンスの初来日公演でも,オリジナル・メンバーであるJon Campの穴を埋めたDave Keyesが素晴らしい演奏を聴かせてくれた記憶があります.Premoliの代役,Gianluca Tagliaviniという人がどんな人かはまるっきり知りませんが,残り3人をしっかりサポートする演奏をしてくれるよう祈りながら参戦します.


 で...ここからは愚痴.
 しかし,PFMにおけるPremoliの役割はメチャクチャ大きいんですよねぇ.人によっては”どうせMauro Paganiがいないし...”と感じる人はいると思います.たしかに,Paganiの作品への貢献度が絶大なことは当然です.でも,その完成された作品(曲)をライブで演奏する際の重要性は,Premoliのキーボード・ワークの方がよりクリティカルではないかと思うんですよ.
 確かにPaganiがいないのはとてつもなく寂しいんですけどね.ただ,ヴァイオリン奏者としてはLucio Fabbriのサポートもあるし,なにより2002年に4人+1で素晴らしいライブを見せてくれた実績がありましたから.
 この辺が前述のルネッサンスの場合と状況が違う点ですね.むしろ,Greg LakeとRobert Frippがいなかった21st Century Schizoid Bandを聴く前の心境に似ているでしょうか?

2006年4月29日

まあ,あとは当日を楽しみに待つだけ.実際聴いたあとの感想がどうなるのかは神のみぞ知る.



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