SHEFFIELD CITY HALL
'71 71/10/19・SHEFFIELD CITY HALL
DISC1
1. CIRCUS 2.
PICTURE OF A CITY
3. FORMENTERA LADY 4. SAILOR'S
TALE
5. LETTERS 6. LADIES OF THE
ROAD
DISC2
1. GROON 2. 21ST CENTURY SCHIZOID
MAN
3.LADIES OF THE DANCING WATER
4. DEVIL'S
TRIANGLE
音質：Ｃ１
評価：全体としての音質はひどく悪いわけではありません．が，DISC2-3「LADIES
OF THE DAMCING WATER」では曲がヒスノイズに埋もれてしまってます．第１期の「I TALK TO THE
WIND」といい，繊細で静かな曲はライブＣＤでは苦しいですね．あとはお馴染みの曲が並んでいますが，突出したパフォーマンスという点はありません．ただし，DISC2-1「GROON」の出来はけっこう良い．「SCHIZOIDS」のreviewでも書いたとおり，'71/10/15，16，19の３公演のライブＣＤでは，「SCHIZOIDS」がｂｅｓｔと思いますが，「GROON」に命を賭けている方はぜひご一聴ください．
あと余談ですが，２曲目が終わったあと，売れないコミックバンドがやるような変な作り声のＭＣ（たぶんBoz
Burrellだと思う）が入っていて笑えます．こんな連中をまとめていたのかと思うと，Fripp翁の苦労が偲ばれます（＾＾；）．でも，個人的には「太陽と戦慄」以後のインプロ黄金期のライブＣＤより，各人のベクトルがあちこち暴れまくって，破滅的な雰囲気のあるこの頃のライブのほうが好きなんです．
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