古任オープニング２


	【第１話】	事件内容	弁護士の小清水潔は、恋愛のもつれからスタイリストのひな子を彼女の自宅で撲殺してしまう。そこに電話が入り、留守番電話機能が作動し伝言を録音し始める。小清水は、その伝言の主を犯人にしようと目論む。事件現場に駆けつけた古畑警部補は、留守番電話の伝言を確認すると、部下の今泉巡査の声が残っていた。容疑者にされた今泉は、大学の同期の小清水に弁護を依頼するが、古畑警部補は彼の弁護のやり方に疑問を持つ・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ弁護士

		犯人	小清水潔（明石家さんまさん）

		古畑さんのヒント	え～、ご無沙汰してますぅ～。ン～、早速ですがこれは何に見えますかぁ、蝙蝠、潰れた蛙、蝉の顔・・・人によって答えは様々です。そうッ、これがかの有名なロールシャハテスト。ちなみに私の答えは、交尾している牛ですぅ～ンフフゥ～。え～、それでは次、え～、これは何に見えますかぁ～、お婆さんの顔、たいていの人はそう言います。しかし、え、よぉ～く見てください、ここにはもう一つ別の顔が隠されています。向こうを向いている若いご婦人・・・おわかりになりませんかぁ～、ン～、わからない人は一生わからないでしょう。つまり、私が言いたいのは物は見ようによって、いろんな形に見えると言うことでぇ・・・

		ＣＡＭの一言	新シリーズの確か第１話だったと思います（違ってたら教えてください）。今泉くんが自律神経失調症になって、しかも容疑者（？）として帰ってくるとはねぇ～（笑）

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第２話】	事件内容	爆弾の専門家林功夫は、深夜の遊園地に忍び込観覧車の一つに爆弾を仕掛けた。その帰りに見回りの警備員に見つかり、口封じのために撲殺する。翌日、遊園地に爆弾を仕掛けたので３０００万円用意しろという脅迫電話が掛かってくる。警備員殺しで来ていた古畑警部補らの前に爆弾処理の専門家として、林が現れる・・・

		事件担当	松田秀知さん（演出）

		事件名	ＶＳ爆弾の専門家（大学の電子工学研究員？）

		犯人	林功夫（木村拓哉さん）

		古畑さんのヒント	え～、缶ジュースの自動販売機、どうしても欲しい物が２つあったとします。え、ホットコーヒーとウーロン茶、どっちを飲もうかって迷ってしまう時ってありますよねぇ～。そういう時はですね、こうやって２つのボタンを同時に押すッ。するとですね、無意識のうちに本当に欲しい方のボタンを先に押してしまうって言うんですがぁ～、あ～、ン～フッフッフッフ～、まぁ、お試しください。え～、二者択一と言えばぁ・・・

		ＣＡＭの一言	仕事中に観覧車に乗ったばかりに、今泉くんが爆弾の解体をさせられる・・・いや、彼にさせてしまう古畑さん達って、イイ度胸してますよねぇ。しかし、１時間あるなら観覧車を止めずに、爆弾の仕掛けてあるゴンドラを地上に戻せば良かったンじゃあないのか？

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第３話】	事件内容	プライオリ女子学院の校則に厳格な教師宇佐美ヨリエは、校則について改革的な教師阿部を撲殺するが、犯行の際に着ていた学院のガウンのボタンを引き千切られてしまう。捜査にあたった古畑警部補は、阿部が握っていたボタンから教師であり寮長でもある宇佐美を疑うが、校則について対立していたことが動機ではないとわかる・・・

		事件担当	松田秀知さん（演出）

		事件名	ＶＳ教師

		犯人	宇佐美ヨリエ（沢口靖子さん）

		古畑さんのヒント	え～、学校には様々な規則がありますぅ～。ん～、髪の毛は眉毛にかかってはいけないとか、スカートは膝上何ｃｍでなければならないとか・・・えッ、私の通っていた高校にもこんな校則がありました。すなわちッ、自転車で通学してはならない。登校するときは、必ずネクタイをしなければならない。うなじは、いつも刈上げてなければならない。つまり、その時の反動で今の私がいるわけでぇ～フッフフフフ・・・

		ＣＡＭの一言	自転車でよく殺人現場まで来る古畑さん・・・家の近くでの事件が多いですね。

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第４話】	事件内容	医師の乾研一郎は、推理作家の花見禄助とその妻常子を無理心中に見せかけて射殺する。常子と不倫関係にあった乾は、そのことが原因で花見が心中したのではないかと証言するが、サインのない遺書に古畑警部補は疑問を持つ・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ医師

		犯人	乾研一郎（草刈正雄さん）

		古畑さんのヒント	え～、名探偵。みなさん、名探偵と言えば誰を想像しますかぁ？あ～、シャーロック・ホームズ、エルキュール・ポアロ、エラリー・クイーン・・・。ん～、日本にも様々な探偵がいます。日本の名探偵に共通する特徴、何だかご存知ですか？実は、みんな名字は洒落てんですけど、名前がどうも田舎くさいんですねぇ～。たとえばぁ～、明智、小五郎～・・・えッ、金田一、耕助、そして古畑ぁ～任三郎・・・

		ＣＡＭの一言	名探偵ッて言ってるけど、古畑さん、あなたは警部補でしょッ！・・・あの向島くんは名前を音吉ッて言うンですね・・・

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第５話】	事件内容	人気クイズ番組の７週勝抜きチャンピオン千堂謙吉は、局にクイズのヒントを知らせてもらえずに焦っていた。アシスタントの衣装に毎週ヒントが表示されていることを思い出した千堂は、衣装部屋に向かうがそこのスタッフに止められ、もみ合ってるうちに突き飛ばしてしまい彼を死なせてしまう。たまたま、クイズの予選に出場していた古畑警部補は、千堂に疑いをかけるが衣装部屋という密室殺人の謎は深まるばかり・・・

		事件担当	松田秀知さん（演出）

		事件名	ＶＳクイズの勝抜きチャンピオン

		犯人	千堂謙吉（唐沢寿明さん）

		古畑さんのヒント	え～、いきなりですがぁ、クイズをひとつ。『人を見たら泥棒と思え』の反対の意味にあたる諺は何でしょうか？『渡る世間に鬼はなし』ですね。それでは次の諺の逆の意味にあたる諺は何でしょうか？『どんぐりの背比べ』・・・答えは、１２分３秒後に・・・

		ＣＡＭの一言	また、新しい情報がッ！クイズの司会者が言ってますが、古畑さんッて分倍河原に住んでるンですね・・・（笑）ちなみに、『どんぐりの背比べ』の逆の意味にあたる諺は『掃き溜めに鶴』です・・・

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第６話】	事件内容	脚本家の佐々木高代は、気の合わないマネージャーであり妹である和子を、キッチンで撲殺する。現場にやってきた古畑警部補は、佐々木高代の証言にいくつかの矛盾を見出し早くから彼女を犯人と断定する。しかし、肝心な凶器が見つけられない・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ脚本家

		犯人	佐々木高代（加藤治子さん）

		古畑さんのヒント	え～、物をよくなくす人います。しかし、どうか癇癪を起こす前にぃ、もう一回自分のまわりをよく探してみてください。え～、メガネをなくして困っているお父さん、ん～、もう一回おデコに掛かってないか調べてみてください。コンタクトをなくしたお姉さん、目の隅にズレてないか確認してみてください。入れ歯をなくしたおじいさん、口の中に落ちてないかもう一回調べてみてください。そう、探し物は大抵あなたのすぐ目の前にあるものです。え～、意外な所に・・・

		ＣＡＭの一言	まさか、今泉くんの食べたいもの・・・ピーマンの肉包みが、凶器発見の糸口になるとはねぇ～（笑）

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第７話】	事件内容	妻の不倫相手を銃殺した若林仁は、事件現場から車で移動しようとするがパンクに気付き、ヒッチハイクで車を拾うことにする。鴨田の運転する車に同乗させてもらうが、若林はここで会ったことを秘密にするように頼む。会話中に自宅の留守電に伝言を残す鴨田が、口が軽いことがわかり若林は彼を口封じのため撲殺する。証拠隠滅のため若林は、鴨田の自宅に行き、伝言を消すがなぜかそこに、古畑警部補が訪れる・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ？

		犯人	若林仁（風間杜夫さん）

		古畑さんのヒント	え～、何をやってもツイてない日ってありますよねぇ～。え～しかし、ものは考えようでぇ～、一生の間に経験するツキっていうのは分量が決まっているっていいます。つまり、大きい所でツイてる人は、ん～その分、細かい所でツイてない、だから決してくじけないようにしてください。ただですねぇ、稀に大きなツキが廻ってくる前に人生終わってしまう・・・まぁ、本当にツイてない人もいるそうでぇ、え～、願わくばあなたがそうでないことを祈って・・・

		ＣＡＭの一言	最後に犯人の若林が『違う形で古畑さんと勝負したかった・・・』ッて言ってますけど、あのセリフは、風間さん自身のセリフだったりしてね・・・（笑）

	ン～フッフッフッフ・・・

	【第８話】	事件告白	古畑警部補と今泉巡査は、深夜バスでニューヨークへ向かっていた。そこで、たまたま同乗していたのり子・ケンドールと知り合う。会話をしていて彼らが刑事だと知ったのり子・ケンドールは、『解けない謎なんてありません』という古畑警部補に、知人の事件と称して６年前の夫殺しの話をする。完全犯罪によってその事件の知人は無罪になったと言い、古畑警部補に推理しろと挑戦する・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ？

		犯人？	のり子・ケンドール（鈴木保奈美さん）

		古畑さんのヒント	え～、一期一会という言葉がありますぅ、いい言葉ですぅ。え～旅の楽しさは人との出会いです。しかし、出会った事を後悔する人間もたまにいます。え～、バスや列車や飛行機ン中で、たまたま隣に座った人物がたとえば、その・・・黒い服を着てて、襟足の長い人物だったりしたら、その旅は最悪ですぅ。え～、とくに、あなたが犯罪者の場合は・・・

		ＣＡＭの一言	今までにないパターンで良かったですね。そして、今泉くんと黒人女性のやりとりは笑えますッ！！

	ン～フッフッフッフ・・・

★	【第９話】	事件内容	骨董屋・春峯堂の主人は、永井の美術館に出品する『慶長の壷』が自分が作った贋作だと陶芸家の川北百漢に言われ、今の地位から退くことを要求される。春峯堂の主人は、退かなければ自分の手元にある本物の『慶長の壷』を公表するという百漢を銃殺する。古畑警部補らは、百漢が贋作づくりに関係していたことを知るが、その矢先にアリバイのなかった永井が死体で発見された・・・

		事件担当	河野圭太さん（演出）

		事件名	ＶＳ骨董屋

		犯人	春峯堂のご主人（澤村藤十郎さん）

		古畑さんのヒント	今日は私の宝物をご紹介しましょう。え～、将棋の駒。何の変哲も無いように見えますけども実は、ここに血痕が付いてるんです。え～、それからぁ数式の書かれたメモ用紙。これはファルコンの定理と言って、まだ誰も解いた人のいない大変難しい数式なんです。まだまだあります。え～エキサイトくんのキーホルダー、ん～壊れたカスタネット。そしてぇ古くなったリンゴ・・・どれも私が扱った事件の証拠品です。そうっ、宝物なんて物は本人にとって大事でも人から見れば何の価値も無かったりするんです。こんなガラクタでもです、え～私には大変大事な思い出がいっぱい詰まってるんですぅ。１０万積まれたって人には渡せません。１００万だって・・・え～１００万ならちょっと考えますぅ・・・

		ＣＡＭの一言	冷静な春峯堂の主人に、古畑警部補もちょいと手をやいてたようす・・・。そして、骨董品にも詳しい（？）今泉くんの新たなる一面。でも、１２５万をドブに捨てることになるとは（笑）

	ン～フッフッフッフ・・・

	次回予告：ＶＳマジシャン～南大門昌男