98.11.28(SAT)pm8:00AT OKUTAMA

 GIRLS 1000YEN  BOYS 3000YEN

 WITH ONE KINOKO!!

   キノコナイト結果報告!!

 というわけで、やってきましたキノコナイト!!当日は、男女合わせて約20名の物好きが奥多摩の某貸しロッジに集合、ひたすらキノコを食ってはぶっ倒れるという不景気関係なしの、非生産的なスバラシイ夜を過ごしました。

「キノコとニンニクの相性は抜群!」という噂をかぎつけ、特大鍋にチゲ鍋を作り、各自配給されたキノコをチゲにふりかけるというスタイルをとりました。

 ボンベイ店長の命令通り、素直にキノコ入りのチゲ鍋を食べる幸せな参加者達。ダメな大人達です。外は大分寒いので、一通りキノコを補給した後、部屋に入ることにします。屋外から部屋に向かう途中、早くも「あーだめだ」「あー効いてきた」という切ない声があちこちからあがってきます。僕もすでにヒザが笑ってました。部屋に入ったら当然音をかけるわけですが、皆好みが違うのでもめました。主催者全く権力ないんで皆さんやりたい放題です。

 僕は、まあキノコにはお約束だけどゴアでしょう、ということでゴリゴリのをかけたんですが、不評で、その後、シタールビンビンのインド系に切り替えられました。これがかなりはまって皆さんはやくも瞑想モードに突入、口半開きで白目むいちゃってる奴続出です。僕も横になって目を閉じ、瞼に映る四角だか丸だか菱形だかの光を、「ぐわー気持ちいいー」とひたすら追ってました。と、そのとき、なぜか突如ヒップホップが!「うーん、キノコにヒップホップはなー」と思いましたが、僕は慌てず、こんなこともあろうかと用意しておいたミニラジカセに特製なごみテープを挿入、耳に押し当て聞きかじりました。ところが、だんだん慣れてくると、右耳でアンビエント、左耳でヒップホップというのが、これがまたよくなってきちゃって結局音楽なんてなんでもよくなっちゃうんですよね。まさにキノコマジック!!

 僕は「宇宙旅行に行って来ます!!グレン大佐!!」と宣言した後、ひたすら月にむかっていたので周りの状況は良く把握していないのですが、たまに帰還した時に見たところによると、「俺ねーえいぎょー27さーい」と言った2秒後、ぶっ倒れて「俺ねーくもー」と、至福の笑みを浮かべていた某大手広告代理店営業マン、「ディジリドウー(アボリジニーの楽器)サイコー!!」とスピーカーに耳を当てて固まってる30歳の自動車ディーラー、それを見て号泣しながら笑ってるシンガポールのエロネットキング、皆さんホントに見事なまでのダメな大人っぷりで素晴らしすぎました。

 キノコ開始から2時間後、ようやく落ち着いてきたので、せっかくだから星見なきゃ、と思い、河原に寝そべって星を見ました。もう大分キノコは抜けてるかなーと思ってたんですが、ところがところが、川の流れの「さわさわさわさわ」という音と、満天の星に浸っているうちに、完全に宇宙に行きました。臨死体験じゃないですが、魂に戻ったような崇高な感じでした。これは、河原で星を見たメンツはみんな感じてた様です。「ゆりかごから墓場まで」ならぬ「クルクルパーから賢人まで」という言葉がハマる、キノコの奥深さを味わった夜でした。

 その後、少しづつ戻っていったみなさんは、そのまま朝までキノコの感想などを談笑しつつ、和やかにお開きとなりました。

 今回初めてキノコを食べた人が多かったんですが、感想は「キノコをなめてました。スイマセンッス。」というのと、「ムチャクチャ楽しかった!」というのが圧倒的でした。今回参加希望の問い合わせを多数いただいたんですが、会場が狭かったんで大分お断りしてしまい、申し訳ありませんでした。次回はもっと大きい会場で開くつもりなので、みなさんお楽しみに!!

    今回の教訓

  1.キノコとチゲ鍋は相性抜群!

  2.キノコとゴローさん(渋谷駅でディジリドウー、太鼓、ホーミーとか演奏してるカッコイイおじさん)のCD、「GORO IN THE ROCK」の相性抜群!

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