ダラ・ハッパ貴族家門作成表
Dara Happan Patrician House Generator
以下はオンラインのヒョルト人氏族作成表 http://www.glorantha.com/tools/clan_start.html をヒントにしてダラ・ハッパの貴族家門の質問表をつくったらどうなるか?の結果を箇条書きにしたものです。ダラ・ハッパの社会体制はいろいろな意味でヒョルト人と対照的ですし、彼らは基本的に自分の属する都市を捨てたり、家門が分裂したりすることを避ける傾向があることを考えなければならないでしょう。具体的にそれぞれの都市の設定がどのようになるか、数字的な設定はImperial Lunar Handbookが出てから考えることにします(だめだねえ)。
英語版のページはこちら
http://www2u.biglobe.ne.jp/~BLUEMAGI/SimcityDHGenerator.htm
以下は 多くの人々がヒョルトの子らと、コンピューターゲームKing of Dragonpassのために払ってきた理論の組み立てと作業を直接ダラ・ハッパ人にあてはめようとした貧しい企ての成果である。私はこれをカエサルが政権を握る前のローマ都市共和国にイメージの多くを負う。しかしもしかするとよりふさわしい相似材料が
この場合ありうる。しかし最も当てはまるものはなんだろうか?現実世界の相似物と
してのバビロニア都市国家はあまり多くの歴史的な記録を残していないかもしれないし、(少なくとも私が参照できる程度の資料においては。)もしかすると古代エジプトや、ユダヤ旧約聖書の「人間の失墜」、「士師の歴史」の物語の方が曙以前のダラ・ハッパ文化を説明するのにふさわしいのかもしれない。
私が思うに多く(もしくは大部分?)の家門がこれらの質問におけるそれぞれの試練の間に皇帝に反抗して「間違った」答えを選び、その結果この表から姿を消し、ペローリアの農村地帯に隠れていて後に「再び」姿を現したのかもしれない。(もちろん、これらの内のいくつかの家門は単純にそして完全に消え去ってしまった。)私は概して、ユスッパ人は無関心な態度を示す一方で、アルコス人は好戦的で偏狭であり、ライバンス人はその中間を行くと考えている。もしかするとこれら全ての質問を一度も「場面から姿を消さずに、」やり過ごした家門は一つもないのかもしれないのだ。
ダラ・ハッパ貴族家門制作質問リスト:
君はただの人間ではない。皇帝イェルムと皇妃デンダーラの子孫である。この神聖な
血統は君の体に流れる聖なる証と恩寵である。君の祖先の何人かは(もしかする
と)ダラ・ハッパの皇帝だったかもしれない。そして赤の皇帝(ターケン・エギ)も
イェルムの息子なのだ。黄金の時代は至福の時代で、ムルハルツァーム皇帝は偉大な
る十の都を平和に治めておられた。
- 1:反逆者たる終末の神
- 黄金の時代はこの悲劇とともに終わった。我らのもっとも愛する者であり、もっとも
聖なる者の殺害で終わってしまった。そして死である「終末」はムルハルツァームの目には見えないものだった。邪神オーラナトゥスは君の面前で恐るべき罪を犯した。
イェルムはこのような恐るべき出来事を目撃して天で砕け散ってしまった。君(の祖先)は何をしたのか?
- a)他の平民たちと同じく、恐怖のあまり絶叫し、叛徒どもから逃げようと試みた、君には皇帝と同じように、彼らの武器を見ることができなかったからである。(+魔術)
- b)君はコルヴェントス皇子とともに、反逆者たちに立ち向かおうとして仲間を集めて武器をとった。(+武力)
- c)君は主君の葬儀に出て、悲しみの涙を流した。(+忠誠)
- d)君は宮殿の女性のいる後宮を守ろうと試みた。(+女性、−魔術、+ダールセン)
- 2:洪水
- 神々は偽のオヴォスト皇朝と反逆者どもの悪習と冒涜に怒り、ショーガ女神が南東からやって来て皇妃ヘルスターナに救われたゲーラを除いて、全ての邪なものを洗い流した。君はアンティリウス神の加護とアナクシアル皇子の知恵のもとにアナクシアルの箱舟の乗客となっていた。洪水が引いたあと、君が上陸したのはどこだったか?
- a)ユスッパ、箱舟が最初に到着してアナクシアル皇帝が都を建てたところ。
- b)ライバンス、ダラ・ハッパの永劫の首都。
- c)アルコス、力と戦神シャーガーシュの都。
- d)他の聖なる七のうちのひとつ。
-
- 2-D:危機と移住
- (雄羊の民の侵攻、氷期、ディジジェルム(トロウル)の群れの襲撃など)の後、君のもともとの都は壊滅し放棄された。君はその後どこにむかったのか?
- 3:古代の敵
- 時おり、君は外から来る汚染された勢力や影響力からまぬがれることができなかった。始めのうち、彼らはただ敵として現れた。なぜならアンティリウス神は皇帝イェルムではなかったし、アナクシアル皇朝はムルハルツァームの宮廷ではなかったからである。なにが君の最悪の敵だったか?
- a)ダージーン人、淫猥なサギの女神の信者たち
- b)ダールセン人、荒れた丘陵地帯の祖母なる支配者達
- c)コスターディ人、ロウドリル神とゲレンデッソ神の子ら
- d)嵐の蛮族たち、彼らの神が君の愛するムルハルツァーム皇帝を殺した!
- e)イムサー人、石の民の友人
- f)ハイアロール人、騎馬遊牧民
- g)リンリディ人、鳥に乗る民
- h)アンダム、雄羊の民
- 4:古代の職業
- 汚染された世界では、君は火の天使達のいとこでありながら、仕事なしには生きていくことができなかった。イェルムとアンティリウスはもちろん君にとって最も偉大な神だが、「他者たち」の最善の者たちの助けなしには君は生き残ることができなかった。君を援助してくれた神は:
- a)ダーゼイター神、君は司祭階級であり、最高天とのつながりを保っていた。
- b)ブゼリアン神、君はアナクシアル皇朝の官僚であり、定められた通りの租税を市民達と奴隷達から取っていた。
- c)オリア女神と大地の女神たち、君は都市の郊外に多くの土地を持っていてそれらを農場として経営していた。
- d)ロカーノウス神、君は貨幣を鋳造する役目を果たすことで結局のところ皇室の交易
官として働いていた。
- e)極星、君はダラ・ハッパ都市国家の内部の治安を守っていた。
- f)シャーガーシュ神、君は強気で無法者や蛮族たちを取り締まっていた。
- g)ロウドリル神、君はいろいろなものを芸術家として、あるいは労務者や職人として
造っていた。
- h)デンダーラ女神、君は皇宮を監督し、政治的な問題に口を出していた。
-
- 5:古代の同盟者
- 徐々に、ウルヴァイリヌス皇帝の治世に君はより堕落した悪と戦うために同盟者をつくった。君のかつての敵が君の同盟者に、あるいは少なくとも中立の関係に変わってしまったのだ。
- a)ナヴァ―リア人、女の民
- b)ダージーン人、後に皇帝マニマトの民と呼ばれる
- c)イムサー人、石の友人
- d)ダラ・ニ人?アルドリアミの友人たち
- e)ペーランダ人、芸術と退廃の民
- f)ハイアロールの民、カルグザント神の息子たち
- g)アリール人、狩猟の女神と蒼い狐の民
-
- 6:カツクルトゥーム
- アナクシアル皇朝の皇帝達は悪化していく世界で生き残るために戦った。アンティリ
ウス神は徐々に光を喪っていったが、それは時代が進むにつれ間違いが犯されたから
である。ルカリウス皇帝は青い月を射落とし、ウルヴァイリヌス皇帝は多くの敵を倒
し、ケスティノロス皇帝は敵を風で妨げようと試み、マナルレイヴァス皇帝はダラ・
ハッパを覆いで守ろうとした、しかし最期が来て、アンティリウスは致命傷を負い、
亡くなられた。君は大暗黒の中で生き残りのために何をしたか?
- a)君はマニマト皇帝と二十の家門に加わってダージーン丘陵に逃げた。マニマトの「飾り留め」が君に加護を与えた。
- b)君はユスッパの廃墟に隠れて、「星を見る者」たちの助けを待った。
- c)君はカツクルトゥムと対面し、生き残るために耐えられるだけの不浄の生活を受け
入れた。
- d)君はシャーガーシュ神のもとに「十一者」に加わり、「破壊の舞い」を愉しんだ。
-
- 7:ジェナロング皇帝とヴラノストゥム皇帝
- 「長き夜」、君は大いなる邪悪をなんとか生き延びた。そして二人のイェルム神の息子が天空に戻った。騎馬遊牧民の将軍たちがいずこからか来て、トライポリスの火を再び灯した。君は彼らの仕事にどう対応したか?
- a)彼らは少なくともカツクルトゥムではないし、イェルムの僕だから、彼らを支持し
た。
- b)君は自分の都市にいる競争相手を邪魔するために使うことができると考えたので、
彼らを支持した。
- c)君は平和と安全は伝統と自由よりも良いと考えたので、彼らを支持した。
- d)彼らは伝統を野蛮な遊牧民の流儀で堕落させた。彼らを無視した。
- e)彼らを追い払おうとした。
- f)彼らを殺そうとした。
-
- 8:預言者アヴィヴァス
- アヴィヴァスは隻腕の預言者で、神聖なるアンティリウスに由来する祝福を示していた、しかし騎馬遊牧民の太守たちは彼を殺すか捕らえようとした。なぜならアヴィヴァスが決して彼らの堕落した流儀を受け入れないことを知っていたからである。君はどのように行動したか?
- a)彼の使命をできるかぎり助けた。彼が真のアンティリウス神の預言者で、ハスタトゥス神の化身だったからである。
- b)彼を支持した。彼が騎馬遊牧民の暴虐な貴族たちを「太陽槍」で引きずり下ろす力を持っていたからである。
- c)君は無力だったので彼の助けにならなかった。
- d)彼に敵対したが、ハイアロールの子らにそうするように強いられたから。
- e)君はジェナロング皇朝を支持したが、それは君が彼らから多くのものを得ていたからだ。
-
- 9:十人の聖公子たちとコルダフ皇帝
- つまるところ、アヴィヴァスの家系は歴史の中心に姿を現した。そして十の皇子たちは古代の皇帝の聖具(レガリア)とマニマトのマントを集めた。君はいつ彼らの指導者のコルダフ皇子を支持し始めたか?
- a)君は征服の最初のうちから彼を支持していた。
- b)君は彼がレガリアを集めた時に彼を支持した。
- c)君は彼がマニマトのマントを編みなおした時に彼に従った。
- d)君は彼が古代のトライポリスを統一し、英雄エウシブスを従えた時に彼に降伏した。
- e)君はできるかぎり彼に抵抗したが、それはそれぞれの都市の独立こそがダラ・ハッパの福祉に良いものだったからである。
-
- 10:世界友愛評議会とジェナーテラ大陸最高評議会
- コルダフ皇帝は賢明な指導者で、彼は「怪物の軍」をジェナロング皇朝の残党を滅ぼすのに利用した。「光持ち帰りし者」の伝道者たちが宮廷に来て君に「曙」の到来を教えた。君は彼らをどう扱ったか?
- a)彼らは「反逆者たる終末」の帰依者だったので、君は戦った。
- b)彼らは君に異端的な考えを教え、洗脳しようとしたので彼らと戦った。
- c)彼らはいつも意図することなしに災いを持ってくる人々なので君は無視した。
- d)君には彼らの布教が無邪気で無害なものに見えたので許した。
- e)君は彼らが教えることを許した。彼らの考えには価値があると考えたからだ。
-
- 11:神の創造計画(オセンタルカ)
- 時が過ぎてコルダフ皇朝は繁栄した。偽宇宙卵がドラストールで発見されると、君たちと評議会の交流は活発化した。コルツァネルム皇帝は彼らの臣下に神の創造計画について説教し、イェルム神が再び天に昇った!君はオセンタルカのこの計画にどう対応したか?
- a)君は自分の提供し得るかぎりの物資をもってドラストールを支持した。それは君が本当に夢を信じていたからだ。
- b)君は自分の物資の半分を儀式に提供した。義務だと考えたからである。
- c)君はそれを支持したが、できるかぎり自分の富は保っておこうとした。
- d)君はダーゼイター信者たちに倣い、儀式を無視した。
- e)君はそれを邪魔しようとした。その夢はまるで阿片の幻覚のように思えたからだ。
-
- 12:グバージ
- ナイサロールが現れて、評議会とダラ・ハッパの双方に繁栄をもたらした。しかしもめごとは常に南方から始まる。我々は彼をグバージ、もしくはクラーグフィルス、
「日食」と呼んだ。彼は西方から来て自分がナイサロールの「他なる者」であることを示した。ひとたび「鉄のヴロク」のファランギオがカートリン峠で彼を殺したが、蛮族ハルマストが彼を第四地獄から救い出した。グバージは生き返って、ダラ・ハッパとドラストールに南方から侵入しようとした。君の反応は?
- a)君の保有する軍事力の全てをアニレストゥ皇帝の直接指揮下に置いた。ナイサロールは君の友人だった。
- b)君は自分の軍の半分を裂いて派遣した、その余裕があると思ったからだ。
- c)君は「全てか、無か」の賭けに全てを託すのは馬鹿げていると考え、自分の軍を送るのを止めようとした。
- d)君は皇帝に再考を促したが、それは彼が自分の帝国を守るのに全ての軍が必要だと考えたからだ。
-
- 13:啓発
- ああ!ナイサロールがグバージに殺され、ドーカットの都はディジジェルムの群れに滅ぼされた。オーラナトゥスの信徒どもは過酷な支配を君たちの上にしいた。君はこの出来事からどんな教訓を得たか?
- a)異国の考えはいつも間違っている。
- b)ナイサロールは彼の双子の兄弟、アーカットとともに君を裏切ろうとした妖魔だった。
- c)啓発と高度な形而上学は一般民には危険過ぎる、ユスッパのダーゼイター信者のような高貴の血を引く者たちにのみ扱われるべきものだ。
- d)君はナイサロールを蘇らせるために「神の創造」儀式をもう一度行いたいと考えた。
- e)ムルハルツァームの亡くなった後には、こうなるのが世の中の常というものだ。
-
- 14:オルダネストゥ
- オルダネストゥ、偉大なる摂政はグバージの軍勢の破壊行為の後に帝国の復興をした。彼とエルツァネストゥ皇朝は徐々に帝国の栄光を復元した。この時代に君の果た
した役割は?
- a)君は元老院の創設に反対した。この機関がダラ・ハッパ都市国家の威信を奪うことで強さをも喪ってしまうからである。
- b)君は中央集権化の抑圧的な政策に反対した。ナイサロールの寛容主義と正反対だからだった。
- c)君は両方の政策を否定したが、これらが帝国の礎を揺るがすことになると思ったからだった。
- d)君は元老院の創設に賛成したが、それはこの政策が帝国の統一(と君の宮廷での影響力)を強める働きをすると思ったからだった。
- e)君は皇帝が君たち貴族の権限を弱めるのを許したが、それが帝国を強めることになるからだった。
- f)君は両方の政策に賛成したが、変化は必然だと考えたからだった。
-
- 15:カストック将軍
- ヘレムシャール皇帝はカストクゥム将軍がペント人を破るために、新しい戦略戦術を
試すように命じた。彼はまるで騎馬遊牧民のような、強大な騎馬軍団を編成することに成功した。そして彼はペント平原とそれを越えた土地を征服した。どのように君は彼とともに振舞ったか?
- a)君は自分の軍団を送った。勝利と栄光はいつも良いものだから。
- b)君は自分の軍団を送った。君がたくさんの騎馬民を殺すことができるように。
- c)君は自分の兵を送らなかった。遠隔の地には君は関心がなかったからである。
- d)君は皇帝がカストクゥムを好まない(その上、恐れている)ことを知っていたので、関わらないようにしていた。
- e)カストクゥムは君の政敵だったので、彼の影響力を積極的に弱めようとした。
-
- 16:内戦。「もっとよこせ、俺を公爵にしろ」
- 大帝国の繁栄の後、崩壊は内部の政治からやってきた。なぜなら伝統的な都市政体は
このような広大な領土の経営にはうまく働かなかったからである。新しく帝国に加わった勢力は君たちの特権を奪おうとした。君はこの動きにどう反応したか?
- a)君は平民達を支持したが、それはナイサロールの教えが良いものだと考えたからだ。
- b)君は群集を支持した。このことで君の競争相手を邪魔できたからだ。
- c)君は平民を支持したが、それは皇帝が貴族階級を弱めることを望んだからだ。
- d)君は貴族を支持した。それで君の競争相手に損害を与えることができた。
- e)君は貴族たちを支持した。なぜなら貴族を炎にたとえれば、平民はその燃料に過ぎないからだ。
- f)君は貴族達を支持したが、過重な集権化は帝国全体にとって良くないと考えたから。
- g)君は積極的に内戦を避けようとした。
- h)君は自分には関係のないことだと考えた。
-
- 17:新たな市民権?
- 歴史のある時点で、君は自分の家門の影響力の中心をもともといた都市から他のダラ
・ハッパ都市に何らかの理由から移そうと望んだ。君は他のダラ・ハッパの都市に移
ることができた。
- a)君はそれぞれの都市でじゅうぶんだけの影響力を保とうとした。なぜならそれぞれのダラ・ハッパ都市の独立性こそがダラ・ハッパ文化の保全の助けになるからだ。
- b)ユスッパ
- c)ライバンス
- d)アルコス
- e)その他の新しいダラ・ハッパ都市
- f)君は自分の本拠を変えなかった。
-
- 18:ウンバールの教義
- 内戦は必然的に君の帝国を弱めた。異邦人たちは君たちの弱体化の機会をとらえて宮廷に影響力を得ようと試みた。スポル人たちは考えを平民たちに浸透させようとした。闇を好む彼らは自分たちがイェルムの光のもとでは力を得ることができないと考えたからだった。彼らの考えをどう扱ったか?
- a)君は彼らの考えを受け入れた。君がガネサタルス(闇の魔王)の存在をいかなる儀式の時も感じることができると考えたからだ。
- b)君は暗闇の中心があることは光の中心を強めることになるだろうと考えた。
- c)君は平民どもが考えることは君の関知することではないと考えた。
- d)君は彼らの考え方は君の帝国の分裂を悪化させることになるだろうと考え、彼らを止めた!
- e)君はイェルムを除いて中心はないと信じていた。
-
- 19:ワームの友邦帝国(EWF)
- スポル帝国は拡大し、ダラ・ハッパはふたたび内戦へと向かった。彼らは帝都ライバンスを包囲したこともあった。しかしカルマニア人が西方から到来し、「舞踏と狩猟団」が南方から来た。そしてそのことで君たちは息をつくことができた。南方から来た蜥蜴のような連中に対する君の対応はどうだったか?
- a)君は彼らを殺そうとした。なぜなら彼らの考えはウンバールの教義と同じくらい悪いものだったからだ。
- b)君は彼ら伝道者たちを追い払おうとした。なぜならそれは君たちの伝統に反していたからだ。
- c)君は関わり合いにならないように試みた。
- d)君は彼らを大目に見た。彼らがスポル人の異端思想を追い払ってくれると考えたからだ。
- e)君は彼らをもてなした。ベルニール・アラシャゲルンは「イェルムのかけら」のひとつであり、彼らは長いこと離れていた友人のように思えたからだ。
-
- 20:太陽ドラゴン
- 入ってくるEWFの軍は数を増し、皇帝は彼らを弱めようとした。しかし「怪物の軍」
がセアード地方から進軍し、アルコスが彼らに降伏した。「太陽ドラゴン」は人間ではなく、彼は自分が不老不死であり、不死鳥の玉座の継承者であると言った。君の対応は?
- a)君は「古の伝統主義者団」の地下組織に加わり、彼を引きずり下ろそうとした。
- b)君はそうするのが安全だった時にはドラゴンの異端思想を追放しようとした。
- c)君はダーゼイターの塔に入り、なにもしようとしなかった。
- d)君は不承不承彼らの儀式に加わり、非人間的な力を実感した。
- e)君は積極的なまでにドラゴンの一部となろうとした。
-
- 21:カルヴァニヤール
- ドラゴンの長い治世の後に、カルヴァニヤールという名の英雄が「太陽のドラゴン」を機会をとらえて殺した。彼は「怪物の軍」にたいして蜂起するようにダラ・ハッパを煽動し、彼はワームたちを駆逐し滅ぼすのに手段は選ばないと言った。君の反応はどうだったか?
- a)君はカルヴァニヤール皇子を攻撃した。君が龍の友だったからだ。
- b)君は彼を助けなかった。帝国の時代は終わりを迎え、ダラ・ハッパ的な真の精神は君の魂にのみ残っていて国家にはなかったからである。
- c)君は彼は助けなかった。イェルム・アラズArraz(昔の神話で言う「光の王」、火のエレメント(精霊?)の主君)カルトと「万人が太陽」の活動は異端的であったからである。
- d)君は彼を助けなかったが、それは君がカルマニア人の群れをドラゴンに置き換えるつもりはまったくなかったからである。
- e)君は彼を助けた。彼がEWFを追い払ってダラ・ハッパを再建すると思ったからだった。
- f)君は彼に従った。彼らが真の英雄であり、ドラゴン殺しの勇者であったからだ。
-
- 22:中世の敵
- この災い多い時代に、帝国の外にいた君の最悪の敵は?
- a)いない。君は充分なだけの敵を帝国の中と君の領土に持っていた。
- b)ディジジェルム、「奈落」から来た飢えた妖魔たち
- c)カルマニア人、イドヴァヌス(太陽)神について異端の教えを口にし、魔道を使う民
- d)スポル人、妖魔の同盟者にして魔神ガネサタルスの信徒
- e)オーランス人、南方にいる永遠の敵
- f)論理学派、「淡水海」の魔道師たち
- g)ペント人、「誤りの太陽」カルグザントを崇める騎馬遊牧民
- h)エオル人、奇妙な元素(エレメント)魔術を使う蛮人たち
- i)ドラストールから来た混沌の群れ
-
- 23:英雄たちの召集
- 突如、EWFが崩壊した。ドラゴニュート族がこの帝国の指導者達を暗殺したからである。君は堕落した龍の太守たちにかけられたくびきから自由になったようだった。しかしその後、セアードやカルマニアの同志たち、君の抵抗運動を支援してきた人々が君の邪魔をはじめた。イェルムの光が翳ったように見えた。しかしカルマニアのシャア(大王)は大軍を送ってドラゴニュート全てを殺し、彼らの卵を破壊することを持ちかけてきた。彼らカルマニア人と君たちダラ・ハッパ人は彼らに対して憎悪と怨恨を共有していた。君はどう行動したか?
- a)君は龍の落とし仔どもを滅ぼすために全軍を派遣した。
- b)君は自分の軍の半数を派遣した。まだカルマニア人との友情を信じていたからだ。
- c)君は関わるのを避けようとした。
- d)君は自分の本拠を守ろうとした、君はもう彼らを信用できなかったからだ。
- e)君は皇帝にカルマニアやセアードと絶縁するよう助言した。
- f)君は彼らの軍が南方に行っている間にカルマニア、セアードを攻撃しようとした。
-
- 24:ドラゴンキル
- 罠だった!ドラゴンどもが「真正黄金部隊」を待ち構え、彼らのほとんど全てを食べてしまった!この災難から戻った兵士はほとんどいなかった。君はどのように壮丁や財産なしに生き延びたのか?
- a)君は隣人たちから盗んで必要とあれば彼らの命も奪った。
- b)君は友人たちに食物を請うた。
- c)君はよそ者の助けなしに生き延びようとした。君は食べたり使ったりすることを少なくしようとした。
- d)君は宮廷に赴き、君の家門のもつ特権のいくらかと引き換えに食物を請うた。
-
- 25:弱い皇帝たち、傀儡
- 「カルスデヴァン帝の浄化」運動は皇帝たちの役目をより司祭的な役割に制限した。そして異邦人どもは皇帝たちの力の源、ダラ・ハッパの都市を単なる彼らのけちな野望と邪な考えの道具として利用した。しかし貴族たちの中には再び強力な皇帝たちを擁立しようとする動きがあった。君は彼らの指導者をどう扱ったか?
- a)君は彼を支援した。なぜなら帝国が弱い理由は弱い皇帝しか立たないからだ。
- b)君は彼を援助しなかった。なぜなら君は自分が常に皇帝の影に潜む敵だったことを知っていたからだ。
- c)君は彼を助けなかった。なぜならダラ・ハッパは宗教的な中心であるべきであって、他の民にとって政治の中心であることは良くないことだからだ。
- d)君は彼を邪魔しようとした。君は最古の時代では皇帝たちは宗教的な司祭であったことを知っていて、この状態に戻してしまいたいと思ったからだ。
-
- 26:カルマニアの進軍と国辱
- カルマニア人たちはダラ・ハッパのようにドラゴンキルで弱体化しなかった。もしくは雄牛の大王(シャア)たちが獅子の大王たちよりも強大な力を得たと言うべきだろうか?彼らは奇妙な魔道を用いてダールセン地方を征服し、君の住む都市はひとつずつ彼らの軍勢に略奪された。最後に彼らはライバンスとユスッパを打ち負かした。この悲劇の間、君はどこにいたか?
- a)君はカルタヴァール王の前にひざまずいて生き残るために全ての彼の理不尽な命令に耐え抜いた。
- b)君はアルコス・ヘンジャール地方に逃れて「十一者団」に加わり、カルマニア人に対して絶え間なく抵抗した。
- c)君は一時的にダラ・ハッパから逃れて地方に潜んでいた。
-
- 27:ルフェルザ(赤の女神)とイェルムガーサ皇帝
- 雄牛の大王たちはダラ・ハッパを君の皇帝たちと同じように「十の試練」を経ることで支配した。しかし彼らは真の「太陽崇拝」を彼らの魔道のやり方と白き神イドヴァヌスに置き換えてしまった。しかし彼らの「堕落した」術は広がり過ぎた領土の中で釣り合いを失ってしまった。ユスッパからヤーナファル公子とイリピー・オントールは東方に脱走し、危険な「英雄探索」を行った。彼らは彼女が古代の月の女神セデン
ヤ、もしくはナイサロール、あるいはラーショランの顕現であると主張した。コスターディ地方で、イェルムガーサ皇子は彼らの活動に加わり、カルマニア人に対して反乱を起こした。君はどう反応したか?
- a)君は彼らを支持した。長いこと君は「謎かけ師」達をひそかに保護してきたからだ。
- b)君はイェルムガーサ皇帝を援助した。彼が真のダラ・ハッパの道を取り戻してくれると思った。
- c)君は彼が下劣なカルマニア人どもを引きずり下ろしてくれると思ったので援助した。
- d)君はダーゼイターの塔に入り、なにもしようとしなかった。
- e)君はカルマニア人たちの方についた。彼らが君を助けてきてくれたからだった。
- f)君はイェルムガーサ達に敵対したが、それはセデンヤがかつてシャーガーシュ神とルカリウス皇帝に討たれた妖魔だったからだ。
-
- 28:ルナー帝国
- 「四本の光の矢の戦い」の後、ルフェルザ女神は「中空」へと昇り、不死のターケン
・エギ皇帝がダラ・ハッパの皇帝として自分の帝国支配を始めた。彼は先任者達と同
じく「十の試練」に通った。君はこの事態にどう行動したか?
- a)君は帝国を支持した。ついに真の「帝国」がふたたび復興したのだから!
- b)君はターケン・エギを支持した。彼が「十の試練」を通ったのだから。
- c)君は「帝国」を支持した。それが繁栄と平和を約束するかぎり。
- d)君はダーゼイターの塔に入り、なにもしようとしなかった。
- e)君は帝国を妨害しようとした。それが君の家門の備える特権の多くを奪っているように思えたから。
- f)君は密かに「天蓋の君主」に敵対したが、それは彼が「十の試練」を誤魔化したと思ったからだ。
-
- 29:ジャニソールとヴィンヤルダフ皇帝
- 蛮族たちはルナーの連中は混沌であると言った。君はこの言葉の意味を知らなかった。しかし君はクリムゾン・バットに対抗した最初の戦いの結末を知っていた。原聖地領のスルタンは発狂してトルク狂気領の狂気の君主(スルタン)になった。ジャニソールはイムサーの出身で、彼はセデンヤは混沌で邪悪だと信じていた。いくらかの ダラ・ハッパ人(特にアルコス人)は彼を援助した。その他のダラ・ハッパ人は彼の言うことを否定した。君はどう行動したか?
- a)君はヴィンヤルダフ皇帝の即位を支持し、グラマーへの遠征に加わった。
- b)君はヴィンヤルダフを支持したが、「蛮族軍」には加わらなかった。君は彼らを信用していなかったから。
- c)君は「蛮族軍」が強そうに見えたのでヴィンヤルダフを支持した。
- d)君はダーゼイターの塔に入り、なにもしようとしなかった。
- e)君はこの戦争を避けようとした、なぜならルナー帝国は敵対するにはあまりにも強力に思えたから。
- f)君はルナー軍と接触しようとした。
- g)君はジャニソール軍を攻撃した。
-
- 30:都会と田舎
- 戦争は終わった。アルコスの長い包囲の後に、この都も降伏した。ターケンエギは君たちの一部を過酷に扱った。ところで、君の家門の長い歴史の中で、おそらく君はほとんど全ての祖先の生活習慣を保っていないだろう。しかし君の生活様式の中には君に備わっているもので決して変わらないものもあった(もしくはそう君は信じていた。)いずれにせよ、君はダラ・ハッパの都の壁の中で、どのように暮らしていたか
?
- a)君はトライポリスの市民権を形だけ保っていて収入は都市の外部から主に得ている。
- b)君は外の力との接触抜きには生きられないが、十分なだけの地位を都市政体の中に保っている。
- c)君はほぼダラ・ハッパの神聖で伝統的な組織に頼っている。
-
- 30-D:帰還
- 君の家門はダラ・ハッパの都市に皇帝の赦しの元に戻ってきた。なぜ皇帝はそれが赦されるべきだと思ったのか?
- a)なぜなら君の家門は非常に有用で名誉があったので、皇帝は君が戻ることを報酬として認めた。
- b)君の血脈はルナーの魔術儀式に必要な潜在力を備えていたので、帰還を許された。
- c)君の古の故郷の都の市民たちが皇帝にそうするように陳情した。
- d)皇帝は君の存在は君の都市の反逆者や無法者の力を削ぐことになると考えたから。
-
- 31:新たなるカツクルトゥム
- ターケン・エギ皇帝の「他なる者」は東方からやって来た。彼はペント人で、大荒野の全土を東方の地に由来する奇妙な魔術で征服した。シェン・セレリスが彼の名前だった。彼とターケン・エギは死闘を行い、格闘し、傷つけ合った。シェンは「天を蓋う者」を二度殺し、皇帝は長いこと帰還しなかった。君はシェンをカツクルトゥムと呼んだ。なぜなら彼の統治は最悪の日々であり、カルマニア人やルナーの支配の悪をはるかに超えていたからである。彼は伝統や文化をまったく敬わなかった。アルコ ス市すら彼に降伏した!君はどう行動したか?
- a)君はカツクルトゥムの治世と同じように生き残るために跪いた。
- b)君はマグニフィクスの仮面(赤の皇帝の仮面のひとつ)と同じようにダラ・ハッパから逃げ出し、地方に潜伏した。
- c)君は南方のシリーラなど、ルナーの残された領地へと向かった。
- d)君は西域領に向かい、ペント人たちに反撃した。
-
- 32:ダート戦争と頽廃
- マグニフィクス皇帝は最後に帰還し、シェンをカイトール市で打ち負かした。彼と彼の娘、ホーン・イールは帝国をシェンが侵攻して来る前よりもカルマニア化された形
で復興させた。いずれにせよ、長い平和な時代が始まった。君は多くのものを失ったが、それはターケン・エギの仮面たちが徐々にダラ・ハッパの重要性を無視するようになったからだと思われた。そして君はこの考えでなんらかのものを失ったことは確
かだ。君はこの徐々に生まれる崩壊にどのように抵抗したか?
- a)君は魔術的に君の血脈をドブリアンのイール・アリアッシュ氏族のように強化した。
- b)君は良い財産、地位、影響力と支配力を保証する最善の「交配」をもとめて、必要とあれば(いわゆる)「汚染された」民族とも縁組した。
- c)君は昔ながらの洗練された詐術を用いて、積極的にダート戦争の陰謀に参加した。
- d)君は元老院もしくはルナー・カルトなどの正当な手法でルナー組織への参入を図った。
- e)なにもしようとはせず、腐敗を受け入れた。
- f)儀式的に祖霊崇拝に没入した。そうすることで君はこのことに関する答えを得られると考えたのだ。
-
- 33:新たな職業
- 一般的に、ダラ・ハッパの都市は典型的な「パンとサーカス」を提供していた。なぜなら君の住む帝国は貧民達に対してナイサロール的な考え方を持っていたからである。時々君の家門はルナーの権威の元にこのような見世物で造営司として働いた。君の家門が主に出資した見世物は?
- a)芸術家たち、なぜなら伝統的なダラ・ハッパ芸術はペーランダの現代美術にいまだに張り合うだけの格を持っているので。
- b)皇帝の後宮、しかし君はロウドリルの悪徳が「ダラ・ハッパの伝統」に反していることを知っていた。
- c)ユスバールス古代都市のような考古学的発掘
- d)ルナーの剣闘競技、円形競技場
- e)戦車競争とザストゥルニックの競技
- f)君はこのような帝国内の敵によって企てられた頽廃を避けようと試みた。
-
- 34:新たなるカルマニア主義
- ホーン・イールがライバンス市を再建したことで、ペーランダ的な影響が君の都に入ってきた。そして「赤の皇帝」の仮面たちは時々カルマニアの大王であるかのように振る舞い、多くの妃を持ち、ダラ・ハッパの伝統を無視した。しかし若者達はペーランダ様式の建築、音楽、詩歌を好んだ。君はこの状況をどうとらえたか?
- a)君はペーランダ的な宮廷を受け入れた。その芸術は君の好みにも合っていたから。
- b)君は「恐怖の夜」の後ですら彼ら新たなるカルマニア人たちと仲良くしようとしたが、それはそのような関係が有益だったからだ。
- c)ジェルノティアはダーゼイター神がいなくなってから残ったもう一方の賢者で、そのため君はこの(女)神を受け入れた。
- d)君は仮面たちはドスカロス(シェン以前のもともとの「赤の皇帝」)ではないと考えたので、彼らを追い払おうとした。
- e)君はカルマン人(カルマニア人)たちを追い払おうとした。なぜなら彼らは腐敗していたから。
- 35:最近の敵(平和主義)
- 白の月の信仰は最近の奇妙な宗教的運動で、平和な時代が徐々に辺境からの噂で終わり始めたことに始まる。彼らはルナー帝国は戦争と武器を放棄し、妖魔クリムゾン・バットを破壊すべきだと考えていた。彼らの大部分は無害な存在だったが、徐々に彼
らはルナーの官憲ともめごとを起こし始めた。
- a)ゼイテネラ女神はダーゼイター神の娘であり、イェルムの娘ではない。純粋なる光たる彼らを支持する。
- b)白の月はクリムゾン・バットと血みどろのルナーたちを追い払ってくれるだろう。彼らを支持する。
- c)君は彼らを無視した。なぜなら、君は彼らの行動が無益であることを知っていたからだ。
- d)君は彼らを追い払おうとした。彼らがルナー宗教の権威を認めなかったからだ。
- e)君は彼らを殺そうとした。彼らが武器を捨てた時に、彼らは真のダラ・ハッパを見捨てたからだ。
-
「ダラ・ハッパの都市世界」に戻る
日本語版宝物庫に戻る