「第二回 八方美人なオフ会」レポート

参 加 者: 風太様、雨女様、きな様、yui様、聖月様、すみたこ様、フリップ村上様、すの様、くら様、八方美人男(順不同)


◆◆ 「八方美人なオフ会」って・・・ ◆◆

 今にして思うとネーミング的にもどうか、と思わないでもないのだが、おそらく、当時はじめてオフ会を主催しようと決意したときは、「八方美人な書評ページ」なんだから、オフ会もやはり「八方美人なオフ会」でしょう、なんてことを考えていたのだろうと思う。うむ、若気の至りというヤツだ。

 それはともかくとして、第一回のオフ会以降、何度かオフ会を主催する機会に恵まれたにもかかわらず、「八方美人なオフ会」というネーミングを使っていないのは、オフ会を主催するきっかけが外部から与えられたものであって、私自身が「よし、やるぞ」というところから来ていないからではないか、と思いいたり、ここに「第二回 八方美人なオフ会」の開催を決意した次第である(なんだかご大層なことを書いているが、一番の要因が「また皆様とお会いしていろいろ本の話とかしたい」という欲求にあったことは言わずもがなである・・・)。

◆◆ 「日本科学未来館」へ ◆◆

 一回目の「八方美人なオフ会」のときも、まずは古本屋めぐりというイベントをした手前、今回もそうしたイベントを組み合わせたい、と考えていた私が前々から皆様を連れていってみたいと思っていた場所があった。それが「日本科学未来館」である。ここは以前にも何回か足を運んだことのある場所で、個人的にもお気に入りのお勧めスポット。なんといっても「八方美人なオフ会」なんだから、八方美人男たる私が行きたいと思うところにしよう、ということで決定。二次会は新橋にあるダイニングバー「膳丸」に予約をとり、一次会、二次会それぞれの集合時間を決めたりして、あとは当日を待つばかりとなる。

 さて、オフ会当日の2005年11月5日(土)は、すっきりと晴れ渡ったいい天気だった。幹事という手前、少し早めに集合場所に行かなくてはと思い、20分くらい前に新交通ゆりかもめ「船の科学館」駅の改札前に行くと、すでに風太さんがお待ちかねであった。どうも娘のはづきさんといっしょに家を出たら、集合時間に一時間近くも早く着いてしまい、あちこち歩き回っていたそうである。無事男児をご出産なさったスウさんの写真を見せてもらったり、「何もないところですね」「そうですね」なんて話をしているうちに、雨女さんがご到着。以前から天候のほうを心配していた雨女さんだったが、今回は雨にならなくてよかったという話になる(前回のもんじゃオフのときは、台風襲来だった)。つづいてきなさんとyuiさんが同時にご到着。どうやらふたりも早めに着いてしまい、新橋駅のほうで時間を潰していたそうである。
 新交通ゆりかもめに乗るのはこれがはじめて、という方が多くてちょっと驚いた。私は毎年仕事の関係で、国際展示場のほうでおこなわれる「東京国際ブックフェア」に行くのに利用していたのでさほどでもなかったのだが、お台場とかに行く用事がないと、利用されることも少ないのかもしれない。

 最後に聖月さんが到着して、「日本科学未来館」へと向かう。じつは前日に聖月さんから、11月5日が無料開放日であることを知らされたり、風太さんから作家の福井晴敏さんのイベントがおこなわれているのを教えられたりと、私の予想外のことがいろいろあって、もしかしたら今日はすごく混んでいるのではないか、と危惧していたのだが、いざ日本科学未来館に着いてみると、ふだんとそれほど変わらない人ごみで、とりあえず一安心する。


日本科学未来館入り口。なぜか脇の人工池には小銭が投げ込まれていたりする


左から「高性能低公害車KAZ」、「ジオ・コスモス」、「ASIMO(26の自由度をもつ男)」

 とにかく見所満載な「日本科学未来館」、ほかにも特別催事の「サイエンス・トンネル」でなぜかエアロバイクを漕ぎ、現代科学の最新情報に触れ、「とにかく世の中にはまだまだ解明されていないことが数多くあって、人々はその謎に少しでも近づこうと日々努力しているのだ」と再認識させられたり、ミュージアムショップの書籍でなぜか「機動戦士ガンダム」関係の本を見つけたり、歴代の宇宙飛行士の写真のなかに「ライカ」「ベルカ」「ストレルカ」といった宇宙犬の名前を発見し、古川日出男の『ベルカ、吠えないのか?』に思いをはせたり、人工アームを使った手術ゲームで子どもに対抗心をむき出しにされたり(笑)、宇宙船の内部を見学して、トイレの訓練をするのは大変そうだと思ったり、行方不明になった聖月さんを捜したり・・・。そして五階の喫茶店で休憩しながら、雨女さんが買ったピンバッチを見せてもらったり(しかも「新橋駅」のピンバッチ・・・)、日本科学未来館最大のウリであるドームシアターのプラネタリウムのことやmixiのことなどを話したりしているうちに、気がつくと閉館時間になっていた。

◆◆ 二次会「膳丸」へ ◆◆

 二次会の集合場所は、新交通ゆりかもめ「新橋駅」の出口。日本科学未来館からの移動もあるのでけっこう時間をとったつもりだったが、集合場所に着いたのはだいたい10分前くらい。すみたこさんがすでにご到着していて、無事合流することができた。
 しばらくしてフリップ村上さんもご到着。すのさんは少し遅れるということはわかっていたので、とりあえず「膳丸」のほうに向かう。案内された席に着き、ビールを片手に、今日はオフ会に来てくださってありがとうございました、ということで乾杯。

 例によってというか、アルコールの勢いもあっていろいろな話が乱れ飛んでいました。到着してすぐにすのさんから連絡が入り、仕事先から直接来てくださって飲み会に加わると、さらに話がヒートアップしていった感じに。以下、思いつくままに列挙。

最近フリップ村上さんが開拓しようとしているらしいBL系の小説のこと。しいては「やおい」とか「JUNE」とか。
栗本薫の「小説道場」は面白かったけど、最近はなんかちょっと変わったなあ、という話。あとSF系、とくにタイムトラベルものの話について。コニー・ウィリス、星新一、『リプレイ』、北村薫の『スキップ』『ターン』『リセット』など。『タイムトラベラーズ・ワイフ』は、わりとよくある話だということとか。
恩田陸の作品について。とくに、最初はすごくワクワクさせられるのに、なぜ最後になるとグダグダになってしまうのか、という疑問について。
昔読んでいた少女漫画系の話とか。というか、なぜ皆さんそんなに詳しいの? という話とか。
お寿司の好きなすみたこさんと、いろいろ食べられないもののあるyuiさんが、食べ物のことで話していたような気が・・・。
なんかダイエットの話。いやぁー腹筋なんて鍛えたことないですよ、と言って、なぜか殺意のこもったまなざしを向けられたりとか(笑)。
聖月さんがいち早く今年のベストを決定していたという話。そこから、今年の「このミス大賞」はどうなるのだろう、という予想とか。
すみたこさんが古本屋でいち早く見つけてくる新刊本、あるいはすのさんが今読み返しているファンタジーのことから、ファンタジーとは何ぞやという話とか。
最近よく話題になる盗作騒ぎのこと。何をもって盗作とするのか、という話についていろいろ考えさせられる。盗作の検証をおこなうサイトのこととか、よくそんなこまかいところまで覚えているものだという話とか。
村上春樹と村上龍の比較について。高等遊民vs成金?


 なんだかんだで三時間ほど飲んで食べて話していると、私の携帯電話になんとくらさんから連絡が。台場でのとあるイベントが早くに終わったので、今から顔を出してもいいか、というもの。もちろんOKですとも! そして新橋駅でくらさんと合流、そのままお店のほうにまできていただいて、さらにお開きにするまで一時間ほどお店に居座っていた。

◆◆ もうちょっとだけ、と三次会へ ◆◆

 すでに夜の10時を過ぎていたので、とりあえず新橋駅まで行っていったんお開きにする。聖月さんは少し前に別の用事でお帰りになっていて、ここですみたこさんと雨女さんがお帰りになる。残った人たちは近くの喫茶店でもう少しお話をすることに。そして私はといえば、やはりケーキに手を出してしまう。いや、ホラ「膳丸」でけっきょくデザートとか頼まなかったし。
 時間が時間だったので、あまり多くのことは話せなかったが、それでも「ツンデレ」とハードボイルドの関係とか、昔見たアニメのこととか、オタクの世代的な区切りのこととか、ゲームのこととか、作家論・作品論の話、ファンタジーノベル大賞など各種賞の話とか、いろいろと盛り上がった。

 じつにひさしぶりに主催することになったオフ会だったが、非常に楽しい時間を過ごすことができました。皆様わざわざお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

 そして私はといえば、無事に家にたどり着いてから、今日きなさんとyuiさんにお返しするはずだった、借りていた本をそのまま持って帰っていたことに、ようやく気がつくというマヌケっぷりを披露してしまったのである・・・。なんか忘れているとは思っていたのだが・・・。



八方美人なイベントに戻る

ホームへ