「真夏のクソ暑いなか
熱々のもんじゃ焼きを心ゆくまで食べつくすオフ会」レポート


参加者: スウ様、みちる様、くら様、きな様、yui様、フリップ村上様、百様、風太様、雨女様、八方美人男(順不同)



 話はスウさん&yuiさんが企画した庭園オフにまで遡る。とりあえず薔薇を見に行くことだけは決まっていたものの、その後何がしたいか、という問いかけに、何気なく私が
「もんじゃ焼きが食いたい」などと提案したところ、結果的に「じゃあもんじゃ焼きは八方さんの企画で」というようななりゆきになり、「どうせやるなら、真夏の暑い日に汗をダラダラたらしながらもんじゃを食するのが通だろう」という、まったく根拠のない思いこみによって、今回のオフ会は企画されることとなった。

 暑い日に熱々のもんじゃを食べる――まるでガマン大会を彷彿とさせる、いかにも汗臭そうなオフ会企画であるにもかかわらず、参加者は私を含めて10名(バーバままさんは本当に残念でした)という、予想外の反響を呼ぶことになった。最初は上野・浅草方面を考えていたものの、くらさんの
「もんじゃと言えば月島」発言により、月島のもんじゃタウン内にひしめいているもんじゃ焼き屋のどこかでオフ会を敢行することに決定。

 さて、2003年の夏はなかなか梅雨のあけきらない天候がつづき、私が理想としていた「真夏のクソ暑いなか」という条件がはたして満たされるのかどうか、心配なところがあったのだが、いざ開催日である8月9日(土)、天候はなんと
「台風」。雨女さんの「イベント時には必ず雨に降られる」というジンクスについてはかねてから知ってはいたものの、まさか嵐を呼ぶことになるとは……(もちろん、雨女さんが雨を降らせたわけでないことは言うまでもない)。雨こそひどくないものの、強風のため一部の電車が止まっているという状況に、はたして皆さんちゃんと集合場所までたどり着けるのだろうか、という一抹の不安がよぎるが、そんな不安は杞憂とばかりに皆さんぞくぞくと到着、挨拶もそこそこに、あちこちで話の花が咲く。

 最後に地下鉄が苦手だという百さんを迎えて、一同もんじゃ焼き屋へ移動。地下鉄から外に出ると、あい変わらずの暴風雨状態だったが、なんとか今回の目的地「風月」に到着する。月島のもんじゃタウンには本当にいろいろなもんじゃ焼き屋が乱立している状態なのだが、とりあえずこじんまりとした雰囲気のあるところで、席がバラバラにならないところ、という点に留意して店をチョイスした。

 店主のおじさんに案内されて席につく。けっこうな込み具合だ。もんじゃ焼き屋ではテーブルに鉄板が用意されていて、自分たちでもんじゃを焼くという形式。ここで幹事である私の着いた席が奥だった、というのがそもそもの敗因だったのか、その後の注文等のペースはすっかりこの店主のおじさんに掴まれっぱなし。とりあえず注文した飲み物で乾杯した後、さっそくもんじゃの注文にかかる一同。「何がお勧めですか」の問いに、壁に貼られている特性メニューをいくつか説明してくれる。さらに今回もんじゃははじめて、という人のために、わざわざもんじゃ焼きの実演までしてくれるというサービスもついて、一同から感嘆の声が漏れる。

 そして実践へ。皆さんそれぞれ見様見真似で土手をつくり、汁を投入していく。土手をつくる具をある程度炒めるのがコツのようだ。私も挑戦してみたが、やはりというか、土手がちょっと決壊してしまった……。

 そんなこんなで、それぞれの自己紹介がまだだったのに気がついたのが、飲み物ももんじゃ焼きもかなり口にはいってしまった後だったというていたらく。なんとか自己紹介を終えると、あとはそれぞれの場所でかなり局地的な話題が駆け巡った。あっちで「指輪物語」の話をしているかと思うと、向こうでは舞城王太郎の著作の話があり、京極夏彦の新刊『陰摩羅鬼の〜』の話から、そもそもこのシリーズは「京極堂シリーズ」なのか「妖怪シリーズ」なのか「薔薇十字団シリーズ」なのかという話題に発展し、かと思うとフリップ村上さんのチョイスした「ベビースターもんじゃ」から、「もんじゃの基本は駄菓子テイスト」という持論が展開される。他にもおそらくさまざまな話が出ていたかと思うのだが、それよりも印象に残ってしまったのは、店員さんの矢継ぎ早の
「お下げします」「次のご注文は?」攻勢(笑)。ふだんは気を配っていろいろ片付けたりしてくれるきなさんがまったく手を出せないほどの素早さ! あまり「ゆっくりと会話を楽しむ」という雰囲気ではなかったが、それでもやはりもんじゃ焼きはおいしい。というか、こんなにおいしかったっけ? なんだかアルコールのピッチもいつもより早いような。

 飲んで、食べて、喋っての時間が過ぎて、とりあえず「風月」を出る。外は風も雨もだいぶおさまっていた。

 二次会は有楽町にある「ガルリカフェ ドゥ」。じつは前もって目星をつけていた甘味処だったりする。スウさんと雨女さんとはここでお別れになってしまった。
 ここでも話題はじつにさまざまなものに。わりと映画や音楽の話で盛りあがったように思う。百さんとくらさんがブランキーの話で意気投合したり、みちるさんが『模倣犯』について熱く語ったり。私はなぜか「グイン・サーガ」について話しているし(笑)。いろいろと本のオススメ話もあった。あとは、ホームページに載せる感想のことや読書のペースについてとか、他にもいろいろと……。

 ケーキと飲み物をつつきながら、まったりのんびり話をしたり聞いたりしているうちに、時間はすでに午後10時過ぎ。会計を済ませて、駅まで歩いて、それぞれの最寄駅で解散。お疲れ様でした。



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