2008年 プラハ

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プラハまでは・・・
AM4:00起床。AM5:00過ぎに車で新千歳空港へ向けて出発。
新千歳空港→羽田空港→成田空港→アムステルダム・スキポール空港→プラハ・ルズィニェ空港の長ーい旅。



乗り換えの空港で飲んだビール「ハイネケン」です。
今回の旅のはじめの一杯。

といっても飛行機の中でもビールは飲みました。
成田発アムステルダム行きのJALではエビスビール!!!
エビスビール×2、赤ワイン×1。

映画はジョージ・クルーニーのと、SATC、「築地魚河岸三代目」とフェルメールのドキュメンタリーみたいのを鑑賞。
途中から頭痛と胃痛で夕食べれず・・・理由はたぶん途中でパンを食べたせい・・・いつも食べないし、パン生地はおいしくないのにツナ味でつい食べてしまった。。。
旅先で体調崩したことないから、少し不安になりつつもバァファリン飲んで様子をみる。。。

乗り換えのスキポール空港で何か胃にやさしいものを飲もうと思ったのにっ・・・
価格設定見て、つい「ハイネケン」を注文。
飲んでみるとおいしい!!飲めるじゃん!!!
オランダでハイネケンを飲んで復活を確認?!。


ホテルのバーで到着のビール。
プルゼニュスキー・プラズドロイです。ピルスナー・ウルケルね。
感激の旨さ・・・おいしい〜〜〜〜。
苦味強めで、味わい深し。泡もゴージャス!
サントリーノプレミアムモルツをもっとおいしくした感じって・・・表現へたで悲しい。

ホテルは広くてキレイ。バスとトイレが別って珍しいなぁ。

水道水は飲まないほうがいいらしいのでホテルでお水を購入。
ボナクア39コロナ(スーパーで買ったら8コロナでした・・・)
で、ピルスナー・ウルケルは40コロナ、でした。

10月5日 日曜日


地下鉄の駅「MUZEUM」で地上に出ると聖ヴァーツラフの騎馬像がお出迎え。観光客がたくさんいます。ヴァーツラフ広場は広場というよりも大通りといった感じです。アールヌーヴォー様式の建物を見ながらしばらくうろうろ。ぶらぶら。
黒い塔が見えてきて・・・共和国広場・火薬塔と市民会館に到着。旧市街です。市民会館の中にはスメタナホールやアルフォンス・ムハによる装飾が美しい「市長の間」などがありますが、ガイドツアーでの見学のみらしく外観と入口の装飾を見学し、火薬塔へ登ることに。。。。私の旅のポリシー「塔には登るべし」

塔の上は風が強く、晴れていましたが寒くて・・・隣にいた方と「寒いですね」から会話が始まりました。日本語です。ここで知り合った名古屋嬢Mさんとお互いプラハ一日目ということでしばらく一緒に街歩きです。

火薬塔からカレル橋、そしてプラハ城へと続く「王の道」をぶらぶら。カレル橋まで行き、「ビールはあんまり飲めないの」というMさんに「飲めなかったら私が飲む飲む」なんて調子のいいこと言っちゃって旧市街広場へ戻ってカフェでビールで乾杯。スープもおいしくて、話も弾んで、旅のはじめにとても楽しい時間でした。

モーツァルトゆかりの劇場「エステート劇場」で「ドン・ジョバンニ」を鑑賞するというMさんと別れてプラハ城へ。
坂道を登って、けっこう歩いたはずだけど建物を見ながらぶらぶら。途中「聖ミクラーシュ教会」を見学。バロックのきらびやかさに目がくらくら。

そしてプラハ城。
聖ヴィート大聖堂には入場に行列が出来ていたけど、あまり待たずに入場。聖堂の中は思ったよりも人は少なく、ゴシックにひたる。。。ゴシックの教会、大好き。ステンドグラスは今まで見たものよりも繊細な感じ。そしてムハのステンドグラスには感激でした。
プラハ城はいわゆる「お城」という建物とはちょっと違い城壁に囲まれた敷地内に大聖堂や教会、王宮や王宮に仕える人々が住んだという「黄金の小路」と呼ばれる地区がある町のような感じ。
プラハ城内をのーんびり歩いて過ごした後は、ビアホール「ウ・フレク」へ行くことに決定です。


迷うことなく「ウ・フレク」へたどり着き黒いビール×2
ここのビールは黒いビール一種類。飲み干したらビールを持って歩いてるウエイター(?)さんから次のビールをもらう方式。短冊状の白い紙に一本線を引いて飲んだ数チェックして支払うのでした。
となりのインド系の方がやさしく、写真をとりっこしたり、楽しくておいしいビールの時間でした。
何か夕食をと思ったけど相席でゆっくり食べる雰囲気でもなくビールのみ。



プラハの地下鉄のホームはどこもスタイリッシュ!
1日目、Mさんと出会い、テンション上がり、「ウ・フレク」の黒ビールはスッキリおいしく、雰囲気もいい感じでした。
「ウ・フレク」からの帰り、スーパーTESCOへ寄ってサンドイッチ、ビール、ポテトチップなどを買い込みホテルでのんびり。。。旅の1日目はどうしても歩きすぎ・・・っていうか旅行中はずっと歩きすぎです。


ヴィシェフラドへ行ってみようとホテル出発。地下鉄でやトラムで行けるので遠いわけではないけれど。。。
雨が降ってきて、傘が必要か悩むが持ってない人が多そう・・・持たずに出発。




まずは地下鉄「Muzeum」駅で途中下車して国立博物館へ。今日は入館料無料の日。
小学生の授業らしき団体が多くて、子供たちにまじって見学です。
ひたすら剥製。ひたすら鉱物。マニアックで、剥製とか、迫力あってけっこう楽しい。

ヴィシェフラドはプラハの古い伝説の地のらしく、今では公園のようになっているところ。
ゴシック教会は見に行くべし。ということで「聖ペテロ聖パウロ教会」とヴィシェフラド墓地に行ってみたくて。。。
教会は静かでとても美しく、墓地はステキでした。
墓地がステキっていうのもおかしな言い方だけど、チェコの文化人たちが様々な墓標の下で眠っている静けさがほんとうにステキだったんです。
どんよりと曇った日だったけど、雨にはほとんど濡れることなく、カフェでビールを飲んだり、のんびり、のーんびりしました。。

公園の周りをうろうろするもキュビズム建築は一つ発見で挫折。



ヴィシェフラドを後にして、次の目的地はビアホール「ウ・カリハ」!
遅い昼食というか早すぎる夕食ということで、しっかりお食事&ビール2杯。
お料理の付け合わせのクネドリーキを初体験。「皮好きにはたまらん」・・・肉まんの皮とかタイ焼きのあんこの入ってないしっぽ、とか好きなので・・・クネドリーキ好きです。

「ウ・カリハ」を後にしてヴァーツラフ広場あたりをうろうろして「ミュシャ・ミュージアム」へ。
こじんまりとしているが、ステンドグラスの下絵など興味深い。言葉はわからないがビデオも鑑賞。

朝から雨模様なのに傘ももたずに強気で1日歩き回った。ホテルの前でトラムを降りたとたんに本格的に降ってきて、ツイてたわ!
しかし「クトナー・ホラ」行き、不安になる。調べる程にものすごーく分かりにくそうなバスに、はたしてちゃんと乗れるのか?!


10月7日 火曜日

さて、今日はクトナー・ホラへ行けるのか?
まずはバスターミナルへ行って下調べ。ちゃんとバスに乗れそうなら行くし、ダメそうならしっかり調べて翌日でもいいや、くらいの気分で出かける。




フローレンツバスターミナルからクトナー・ホラ行きのバスに乗りました。乗れました。バスターミナルの時刻表はやはりさっぱりわからず、タッチ式の検索機みたいのでタイムテーブルを調べて電光掲示板でも確認し、インフォメーションで窓口番号を聞き80コロナでチケットGET。
クトナー・ホラまでは1時間半ほどで、まるで十勝平野みたいな風景の中を走ります。
到着してからはありえないくらい歩いた歩いた・・・ツーリストバスみたいのもあったけど、結構次まで待たなきゃならないみたいで歩くべし!
セドレツまで30分弱。墓地教会は思ったより小さい教会だったけど、クトナー・ホラへ来た第一目的地。面白かった。人骨の装飾で埋め尽くされた教会は面白かったというか・・・興味深いというか・・・「メメント・モリ(死を思え)」という教えを示しているらしい。

そしてまた今度は30分強歩いて聖バルバラ大聖堂へ。後期ゴシックの大聖堂もここへ来た目的の一つ。きれいな紅葉の森をバックに大聖堂は堂々と素晴らしい。内部、天井の交差ヴォールトあたりに紋章みたいな絵が描かれていて面白い。


クトナー・ホラの第三の目的はビール!地ビールレストラン「ダチツキー」へ。 
「ダチツキー」とはクトナーホラの歴史上の人物らしく、怖そうなお顔ですがお味はすっきりおいしい・・・クラムチャウダーみたいなスープを飲んで、2杯目はヴァイツェン。隣の人が飲んでいたヴァイツェングラスに入ったビールがとてもおいしそうで・・・日本ではなかなかおいしいヴァイツェンタイプのビールに出会えないけどドイツ文化の影響がある地域ではかなりおいしい気がします。


帰りはバスの運転手からチケットを買いましたが・・・62コロナ!窓口では手数料込だったってことかな?
クトナー・ホラではたくさん歩いたおかげで社会主義時代の名残、みたいな雰囲気をすこし感じました。
プラハに戻ってパラディウムのフードコートでフィッシュ&チップスとビール。フードコートにはなんと回転寿司まであって、写真を撮りたかったけど店員がじっと見てて・・・食べてみる気にはならなかったしね。

メトロでアイスホッケーのスティックを持った人を発見!テレビでも毎日放送されているし、日本のプロ野球みたいなものかなぁ・・・たしか世界的にも強いはずだよね。


10月8日 水曜日



実は最初の3日間で一応の目的を果たし(市内観光とクトナー・ホラ行き、二つのビアホール)・・・少し途方に暮れる。。。ということで、今日はメトロやトラムの1日チケットを買ってぶらぶらしようかと出かける。

そろそろおみやげも買わなくちゃ・・・実は苦手、、、めんどー。。。
ホテルからメトロの駅「NADRAZI HOLESOVICE」へ行き1日券を買おうと試みるも窓口にはなぜか行列。券売機で1日券を買うだけのコインがないので結局1回券を購入。地下鉄に乗らずにトラムでヴェレトゥルジニー宮殿を目指すことに変更。見本市会場に使われていた1920年代の建物だけあって宮殿にはとても見えません。国立美術館の近・現代美術部門の美術館です。なぜか子供多し、と思ったら入場無料の日でした。しかも見学を始めるとほぼ独り占め状態!!!クリムトやピカソ、ルソー・・・の前には私だけ。

美術館を後にしてトラムでチェコ橋へ。ここからヨゼフォフ地区のパジースカ通りをぶらぶら歩く。素敵な建物に圧倒されパチパチ写真撮りまくり・・・キリないや。

旧市街広場へ出て旧市庁舎のとうにのぼる。いい感じの景色が広がります。









旧市街広場周辺をお土産物を物色しながらうろうろし、キュビズム建築の「黒いマドンナの館」のカフェで休憩。ビールとニース風サラダです。旅行中の野菜不足対策にサラダにしてみました。フェタチーズも食べたかったの。。。ビールはストラプラメン。プラハの地ビールです。

カフェを後にし、キュビズムの街灯を探してうろうろ。さびしげにひっそりと。。。マーケットやスーパーTESCOでお土産GETして共和国広場へ。市民会館のカフェでのーんびりビールを飲みホテルに戻る。

今日は絵を見たり、街をぶらぶらしたり・・・目的があるようなないような日だったけどトラムで移動する街はなかなかステキで、街歩きが楽しみになってきたのでした


マラー・ストラナを歩いてみようか・・・ストラホフ修道院を目指して出発。トラムで移動です。景色を見ながらで楽しい。
トラムの詳しい地図を持っていなくて見当はつけていたけど・・・乗り換えた駅で韓国語のガイドブックを持った人が地元の人に聞いていたので、その人が降りたから続いてみたらひとつ手前だったみたい。その方チェコのオストラバ在住の韓国の方で片言の日本語が出来て「どこ行きますか?」と声をかけられ・・・同じ目的地ということで同行することになりました。
一緒にストラホフ修道院を見学し、続いてロレレッタ教会、そしてプラハ城まで。
チェコに住んでいてもプラハは初めてで、一泊二日の小旅行のようでした。私のほうが地図見て歩くの得意だったみたいで、そのせいか途中コーヒーを御馳走にもなっちゃって・・・この旅で二度目の出会いです。午後には電車で戻るとのことで、プラハ城の入り口でお別れしました。
二度目のプラハ城では聖ヴィート大聖堂でゴシック建築にひたる。やっぱり好きだなぁ。
プラハ城を出たあとは正面広場からシュテルンベルク宮殿へ。ここは国立美術館の古典〜パロック時代ヨーロッパ絵画部門です。少し奥まったい入口で、さらに見学を始めると・・・人気なく、ここでも名画独り占め状態!一部屋移動するごとに監視員(?)がマンツーマンでついてくる状態でちよっと微妙な感じ。でも、エル・グレコ、ルーベンス、クラナッハ・・・贅沢な時間でした。

聖アネシュカ修道院を目指してヨゼフォフ地区を歩くが・・・路地を歩くのが面白くてうろうろしすぎて挫折。旧市街広場でビールを飲むことに。ティーン教会の入り口を発見したので、入ってみる。きらきらのバロック様式でした。入口近くにあるトイレ!トイレおばさんじゃなくって、トイレお兄さんだった!ラジカセと消臭スプレー持参で椅子に座ってるのが面白かった。。。
広場でホットドックを食べて、カフェの椅子に座ってビール。ピルスナー・ウルケルのおいしさをかみしめる(飲みしめる?)
だって明日は帰国だもの。
のーんびりビールを飲んでトラムで戻ることに・・・14番のトラムに乗ったら路線図となーんか違うところ走ってる感じでホレショヴィツェを過ぎて次で降りればいいかなぁと思ったら、あらあら河を渡って山の中(?)
山というか林の中を過ぎると街並みがあらわれてきて「どこかで降りて反対のに乗ればいいや」と思っているうちに終点まで行っちゃいました。反対のに乗って戻りましたが、ちょっとした冒険気分。プラハの住宅地見学でした。


テレビを見ているとアイスホッケー中継が面白かった。チェコ語はわからないけどパス回しなんかはたぶん名前を言ってるんだと思う・・・チェコ人の名前って聞き取りやすいのかな。

帰国です。
空港に向かうのは午後からなので最後の街歩きに出発。まず目指すはプラハ唯一のモダン建築「ダンシングビル」です。今日もトラムでの移動に決定・・・ホテル前から反対回り(?)のトラムに乗ってみると、こーんな風景かと、新鮮な気分。が、またしても路線図どおりに行かずひとつ手前の橋でヴルタヴァを渡って・・・たぶん行先は同じなんでしょうが、工事が多くて路線変更や休止は日常茶飯事のようです。
予定どおりじゃなくても急きょ変更できる「方向音痴じゃない私」でよかった。。。マサリク駅の近くで地下鉄に乗り換え「KARLOVO NAMESTI」で降り、目的地へは無事到着。
しばらくプラハとの別れを惜しみつつ川沿いの建築ウオッチングを楽しみながらぶらぶら。
「カフェ・ルーブル」でカプチーノを飲み、スーパーTESCOをうろついて、またまたパラディウムへ行ってホットドックとビールでランチ。そろそろチェココロナがなくなってきたので安く飲むか、カード使ってゴージャスに食べるかって感じです。結局安くビールを飲む選択になりました。

今回、プラハの旅は一人旅ながら同じ旅をする人と出会い、楽しい思い出がいっぱいです。またいつか、次回でも行きたい街になりました。
ピルゼンビールを飲みに行くとか、ストラホフ修道院ビールを飲みに行くとか・・・ビールのおいしい国ですから!