2006年 パリ日記V 本文へジャンプ

2006年の旅は3回目のパリ。3年連続、行っちゃいました。









10月14日

AM4:00起床

今年は 関空→パリ  エールフランス(コードシェア)です。

パリでは ビストロでのランチ
      オランジェリー
      ぶらぶら街歩き
      ランスへの日帰り旅行
今のところこれしか考えてない。

新しいスーツケースは快適!
飛行機はエールフランスの為、少したいくつ。映画は日本語字幕ありが2つだし。頑張って英語字幕の映画も見てみたりして・・・わからないようで、なんとなくわかる感じ
食事に箸がないから、とりあえずスプーンGET!!
ホテル着PM20:00少し前。
明日まで飲まず食わずじゃ悲しいのでメトロでモノプリへ行く。
ビール4缶・水1本・シリアルバー1箱。

メトロは22:00過ぎると少し怖かった。
明日からは21:00までに戻ろう。冷蔵庫、冷えない?・・・コンセント入れたばかりだったみたい。


10月15日

朝、明るくなるのが7:30過ぎでビックリ!
今日はどうしようか、ぐずぐず考えていたけど、朝食とったらヤル気出てきたよ。
パレ・ド・トーキョーへ行って、ジャックマール・アンドレ美術館へ行って、オランジェリーかなぁ。
「カルト・ミュゼ・モニュマン」の使い方に迷う・・・いつから3日間にするか、いつランスへ行くか・・・

「カルト・ミュゼ・モニュマン」は「パリ・ミュージアムパス」という名に変わっていて2・4・6日になってた。
4日のを購入。前より長くいるほど得っていうか、使いやすい?

午後からはパスでルーブルとオルセーへ。
つい、モナリザ見ちゃった。「ニケ」はもちろん。ミロのビーナスは展示場所が変わってた。フェルメールとルーベンス見て、ビュジェの中庭でのんびり。
オルセーではアールヌーヴォーを中心に見た。

午前中「パリ市立近代美術館」は無料でした。えらいっ!
マチスのダンスの製作中がおもしろかった。デュフィの世界一のもすごい。
「ジャックマール・アンドレ美術館」は素晴らしかった。オーディオガイド付でよくわかったし。19世紀のブルジョアの暮らしぶりってすごい。



夕方、歩きつかれたのでBATOBUSに乗った。セーヌから見る風景。
オルセーからエッフェルまで。日中は晴れていたけど、曇ってきて、くすんだ風景。
夜景には少し早かった感じだけど、エッフェルからビラケムまでの間のライトアップがキレイになってきた。

はエッフェル塔は上ってないんです。見ただけ。
エッフェル塔に上るのは帰国の前日・・・。

ホテル近くで春巻き2つで1.9ユーロ。ビールは冷えてたよ!よかった。







10月16日

オランジェリーへ行く。
改装前のガイドブックのデータをあてにして行くと、開館時間が全く変わっていて12:30〜!!
時間があるのでグラン・パレへ行くが、何をしているかわからず、入るのはヤメ。
シャンゼリゼをぶらぶらする。
オランジェリーの前で待つことにして美術館へ戻る。12:00からだと思っていたら12:30からで・・・地道に待つ。

モネの睡蓮には人が多すぎて落ち着かない。空いてそうな時間にまたこようかな。
地下の展示室はゆったり。ピカソは若い。ユトリロをはじめてゆっくり見た。ガイドブックとは全く違う感じで、モダン。

マルシェ・サントノレへ向かい、お目当てのカフェヘ行くが、満席でした。
結局、PAULのパン食べて「カフェ・ド・ラペ」でビール。オペラ座見学するが肝心のシャガールの天井画はリハーサルのため見れず。

またまたルーブルへ行き、イランやインドの工芸品を中心に見る。

非常に歩き疲れたので、エッフェル塔はやめてホテルへ戻る。
明日はランスかなぁ。

メトロの検察に遭遇した。こういう風にやるのかって感じです。






 
10月17日

ランスへ行く。
東駅は改装中で雰囲気はいまいち。切符は自販にトライしてみるがザセツして窓口でGET。

ランスでは、シャルトルみたいに塔が見えるわけでもなく、案内もなく、大聖堂までがわかりにくかった。
街もそれなりに今風で中世の面影ない感じでひょうしぬけです。
しかし、堂々とした大聖堂が現れると、そこだけが中世のようで感動。
アルカイックスマイルの天使を探し、中のステンドグラスをゆっくり見学。
やはりシャガールのステンドグラスは必見。素晴らしい青。シャガールの世界のままのステンドグラスはすごい。

レオナール・フジタの聖堂まではかなりアバウトな地図を頼りに歩いてみる。タクシーに乗ればすぐだと思うけど歩いて見る風景も旅の大切なポイントだと思う。 なかなかたどり着けず、次の角に地図らしきものがあったのでそこまでいって間違っていたら断念しようと歩きました。
一本違う道を進んでいたようだけど、方向はあっていたし、行き過ぎてもいなくて無事到着。
そして、フジタのステンドグラスも息をのむ。遠かったけど、ザセツせずにたどりつけてよかった。
ランスという街に一人の日本人が造った小さな聖堂は全てがフジタの世界でした。
フレスコ画、ステンドグラス、フランス人になったフジタは何を思ったのか・・・

夕食はパリへ戻ってホテルの近くのカフェで。
ステーキ、ビール、アップルタルト、カフェ。20.8ユーロ也。まともな食事、初めて。パンばかりだったから。

ランスは中世の大聖堂の街というより、シャンパンの街でした








フジタの礼拝堂
大きなシャンパン工場が続く道を歩いていくとひっそりと、ありました。


東駅ではブーケの自販を発見してびっくり。





10月18日

バスチーユ広場、ヴォージュ広場の広場めぐりから、ピカソ美術館へ!!バスチーユ広場ではフランス大革命に思いをはせてみるが・・・浮かぶのは「ベルサイユのばら」。オスカルとアンドレってとこはご愛敬かな。
この日はピカソ美術館に感動し、それで十分だった。
びっくりした。
去年と違う、っていうか展示内容が増えて倍以上みたい。やっぱり来てよかった。1930年代になると一日一枚ペースみたいな制作意欲が感じられる天才ぶりがすごいです。

そして中世博物館クリュニー。タペストリーはやっぱり素晴らしい。中世って・・・おもしろい。なぜ細かい・・・。

ということで、その後、ルーブルでのんびり中性にひたる(?)・・・しかし、つい、ミロのビーナスとかニケとかグレコとか見ちゃった。
彫刻が気になるのでピュジェの中庭でのんびり。

職場なんかのお土産ショッピングには結構時間がかかったので、ずいぶん贅沢(無駄な)な時間の使い方をしたなぁという感じ。
デパートへ行くとお土産よりも、興味がいろんな物にいっちゃって・・・お土産もの買い、苦手です。おみやげにボン・マルシェにて49ユーロほど。

パニーニとビールの夕食。





10月19日

今日は実質最終日。モンマルトル、シテ島、エッフェル塔かな。思いっきり観光客してみるか・・・。
AM7:20なのに夜みたいに真っ暗でヤル気が出ない・・・。

まずはモンマルトルへ行く。
「アメリ」のモデルになった「カフェ・ド・ムーラン」へ行き、カフェ1.9ユーロ。周辺は下町の商店街って雰囲気でお肉屋さんとか、おいしそうでした。

サクレ・クール寺院を目指し、サン・ピエール教会見学。ぶらぶら歩いてダリの美術館。オ・ラパン・アジル発見。
アベス駅は改装中みたいで入れず。サン・ジャン・モンマルトル教会はアール・ヌーヴォーで不思議な雰囲気でした。
途中、バーのカウンターでビール2ユーロ。気さくなマダムのお店でした。

サン・ミッシェルでサラダ・ニソワーズ。おいしかった。でも、となりのマダムのシチューみたいのがおいしそうだったなぁ。
ここまで来たらまたまたノートルダムを見学して、さあ、エッフェル塔へ!!

エレベーターに乗っているときは怖いかも、と感じたけど、上がってみれば大丈夫。

暮れていく街をじっと見ていたかったけど、寒さで待ちきれず。写真もうまく写らないだろうとおもって下りてきました。
7時からのキラキラが見れてよかった。
明日は帰国。シャルトルに行きたかったな。




エッフェル塔の上から。

右はシャイヨー宮の向こうにブローニュの森が広がる。

左は広大なシャンド・マンス公園の向こうにモンパルナスタワーが見える。


パリ市内を見渡せて、自分の行った場所なんかを確認したりして楽しかった!!!




10月20日

帰国。









今回の旅のプチ・トリップはランスでした。

おいしいビストロのランチ。
美しく静かな公園。大都会のパリだけどまだまたのんびり歩きたい街。