山陽RCレース(2005年6月26日)
ブロード広島自走チャレンジの帰り道、休憩をかねて下松市のJoren’sに寄って、店長さんと久しぶりにお話しました。その話の中で、「広島で6月にオフロードのレースあるから、参加したら?」と言われたので、山陽RCレースの日程をひとまず確保。ただし新型はシェイクダウンまだお預け、ロッシXXはギアカバー損傷で出撃不能ということで、消去法でバンキッシュだけ投入です。旧車大歓迎という寛大なレースなのですが、そこは4年前のEPオフ全日本に参戦したマシンですから、当然(?)新車と真っ向勝負!
この山陽RCレースは、山陽女子短大の敷地内で開催されるという珍しいレースです。男中心になっちゃってるラジコンカーレースを乙女の園で開催するとは…(汗)併設されている女子高の校長先生が、ラジコンカーを楽しみたいという理由で同志を集め、学校の敷地内に特設コースを設けて10年ほど前に走行会を始めたのが、レースの起源なのだそうです。それが徐々に発展し、パソコンを使用して電気計時する本格的なレースへと成長したのですが、あくまで基本姿勢は「草レース」。技量や年齢に関係なく楽しむために、また家族連れでも満喫できるようにと、有志でつくる運営チームはさまざまな工夫を凝らしています。もっとも、オフロードレースの開催は今回で2回目?今後は年2回のペースで開催するとのことです。

電車を乗り継ぎ校門をくぐり、坂を登ってグラウンドを探すと、早くも参加者の大半が設営済み。周囲を見回すとあるわあるわ旧車の山!モデルガンで有名な東京マルイのサムライ&ニンジャ、京商のオプティマにトマホーク、そして田宮サンダーショットにホーネット…。
しかし私がエントリーした「普通の」4WDバギークラスは、ヨコモのMR-4BCやYZ10、京商レーザーZX-R、ロッシXX-4にシュマッカーCAT2000など、どう考えてもバンキッシュより設計が新しく軽量な本格派レーサーばかり。そんな連中に混じって、果たしてまともに勝負できるんでしょうか?
ところが「案ずるより生むが易い」とはよく言ったもので、私自身や周囲の心配をよそに、バンキッシュは新型マシン相手に大健闘。駆動系統の調整が不充分で直線ではやや遅れるものの、コーナーでは重量差を感じさせない鮮やかなクイックステップを見せ、新型マシンをあっさりパス!そりゃあ元々コーナー重視のマシンだし、ステアリングは入念に組み直したけれど、今回のは出来すぎ(笑)少なくともコーナリングでは、新型マシン相手でも全然負ける気がしないです。
そして嬉しいことがもうひとつ。運営スタッフのご好意により、実況&解説をやらせていただいたのです!今までホームコースで評判を取っていた熱血実況に、オフロードでの経験や知識を活かした解説を加え、場を最大限に盛り上げるべくスタッフとの掛け合いも。「アソシ・ロッシ・田宮それぞれの、新旧対決です」「旧型マシンで新型車に挑むのは、某選手(私のこと)と同じですね」とか、「トマホークは1983年製、恐らく今回最古ですが、しぶとい走りですね」「2WDの場合はマシンよりも腕前が勝負ですからね」とかいう風に、それぞれのクラスや組み合わせごとにマシン紹介やレースの見所をアナウンス。この実況&解説は好評だったようで、スタッフの方からお褒めの言葉をいただきました。
レース自体は予選第2ラウンド途中で雨がひどくなり、予選1ラウンドの結果がレース結果となりましたが、バンキッシュのベストラップはトップ集団と同じ18秒台。やっぱり現役引退させるのは惜しいわ(笑)
<今回のデータ>実質3年間放置状態(汗)でもまともに走るのは優秀な設計のおかげ!
| 車種 | 田宮バンキッシュ(VAN-2S) | タイヤ(前/後) | ヨコモTF320Y/ヨコモTR32Y |
| 全備重量 | 1760g(実測) | ダンパー | 前後とも田宮ハイキャップ |
| 受信機 | キーエンスR912 | ウイング | アバンテ2001用 |
| ESC | キーエンスA01 | トー角(前/後) | アウト1度/イン1.5度(固定) |
| サーボ | 近藤科学PS2000FET | 特記事項 | ステアリング組み直し |
| バッテリー | 田宮2400SP | モーターヒートシンク装備 | |
| モーター | ミラージュ・ラディックス11T | 記載事項以外は2001年当時と同じ | |
| ピニオン/最終ギア比 | 15T/12.22:1 |
ラジコン天国下関店ナイトレース(2005年2月5日)
1月下旬、お店に寄ったらナイトレースのお誘いがありました。スポーツチューン限定のレース、それも予選5分・決勝6分という参加しやすい規定だったため、二つ返事で参加することに。しかし大人しいモーターを使うとはいえ、屋内コースで路面てかてか…という条件は、かつて福岡のプラスワンサーキットで味わった悪夢を思い起こさせます。狭く滑りやすい屋内コースで激しいドッグファイトとなれば、クラッシュ多発で致命的なダメージを食らいかねません。そこで補強済みのボディーを使うことに加え、TB02シャーシの側面に1cm厚のウレタンシートを貼り、防御力を可能な限り向上させてレースに臨みました。そうそう、今回もぶっつけ本番です(汗)
レース本番になると、予想通り滑りやすい路面に手を焼きました。予選1ラウンド目で遊びすぎたため、2ラウンド目は真面目に取り組み、小学生のTB02を2秒差で抑えてその組のトップをマーク。予選結果は23名中16位、辛うじてCメインに残りました。この予選結果が、まさかその後の大波乱を引き起こすとは…。
決勝Cメインは、皮肉にも予選中に楽しくおしゃべりした面々との対決になってしまいました。場数だけなら百戦錬磨、周回遅れにされることと残存性なら自信はありますが、路面に対しては最も不慣れ、さてどうなることやら…。4番グリッドでシグナルを待ってスタート…と思いきや、2番グリッドの選手がフライング!仕切りなおしで再スタートしたら、直後のインフィールドでクラッシュ発生!巻き込まれたのは私とTB02小学生とそのパパ、早く抜け出した小学生を追撃した私は、次の周回で逆転に成功しますが、再度逆転され蹴飛ばされ、パパさんにも抜かれ最下位に転落。
我慢だ我慢、トップには周回遅れにされるだろうが、まだ順位を上げるチャンスは残っている。そういえば小学生もパパさんも、始めて間もないと言っていたっけ。ここは淡々と走って追撃あるのみと念じたらすぐにチャンスが訪れ、すかさず小学生TBを抜いて5位に浮上。パパさんへの追撃に転じます。手もなく小学生を周回遅れにできる状況になったのですが、周回遅れにされることに慣れない彼は、同じマシンへの対抗意識からか、後方から来る私のマシンをシャットアウト!そんな状況が1分近く続いた挙句、やっとこさ周回遅れさせることに成功。後になって知ったのですが、パパさんは息子にボカボカとぶつけられていたらしく、一時7秒まで広がっていた差は一気に縮まり、レース中盤に私が逆転で4位に復帰していたようです。しかし、またしても小学生TBをパスしようとしたら、ラスト1分でまたシャットアウトを食らってクラッシュ、私のTB02はインフィールドを横切ってストレートまではみ出してしまいました。パパさんに7秒差をつけていたのが、これで再逆転され5位転落!
やばいと思ったその瞬間、ストレートを走行中のマシンが右側面に激しくぶつかりますが、このような事態も想定して補強していたためか、少なくとも走行に支障なくレース続行できました。怒涛の追撃でパパさんとの差をじわじわと詰め、残り20秒を切った時点で再逆転に成功、スタート時の順位を回復したところでレース終了。既に日付は変わっており、その夜は最低限の片付けだけしてさっさと寝ました。
翌日、マシン整備のため車輪を外したところ、1本のホイールリム内側が見事に割れていました。恐らく、前日の激しいクラッシュで割れてしまったのでしょう。もし側面防御をしていなかったら、ラスト1分の時点でマシンは壊れ、復旧にかなり手間取ったことでしょう。割れたホイール以外に深刻な損傷はなく、激戦を戦ったマシンとは思えないほどきれいな状態でした。
レース後にもらった決勝Cメインの記録を解析したところ、ラスト1分のクラッシュ後にベストラップを記録していたことが判明。さらに蹴飛ばされた周回以外はスムーズそのもので、少なくとも楽に4位キープすることが可能だったばかりか、2位のマシンにも一時は3秒差まで肉薄していたことも判りました。予選1ラウンド目で遊ばなきゃよかった(爆)