第16回「ミシュランは優位を失うか」 第14戦イタリアGP前 9/8(月)01:00投票開始、9/10(水)01:00締め切り ミシュランはフロントタイヤのトレッド幅がレース後に規則の270mmを超えていました。BSが証拠写真を入手し、フェラーリがFIAに訴えました。FIAはイタリアGPから測定をレース後に行うことを通達しました。ミシュランは9/2-5のモンツァテストでトレッド幅の狭いフロントタイヤを用意しました。ミシュランのフロントタイヤは2001年サンマリノ以前のトレッド幅に戻ります。今シーズン躍進したミシュラン勢は、これで力が落ちるでしょうか。今回の騒動には政治的な動きも感じられます。ご意見をお聞かせください。 F1記録集ホーム F1記録集・掲示板 過去の投票 投票は、1度だけとします。匿名ホスト経由の投票は対象外とします。投票内容とコメントは当サイトで使用されます。 |
投票結果を見て 今回はミシュランのタイヤ変更でどんな影響が出るかというのがテーマでしたが、技術的な問題よりも、各陣営の姿勢に対する意見が大半を占めました。3種類の投票において、傾向は大差ありません。ミシュラン優位と見ても、それがミシュラン支持とは限りませんでした。 残りのサーキットの特性を考えると幅が狭くなってもたいして不利にはならないと思う。 99年マレーシアのバージボードを忘れたとは言わせへんで フェラーリが速くないのはタイヤのせいだけではないような気がする。 今年のシーズンは誰がチャンピョンになっても後味が悪いシーズンになりそうな気がします。 FIAに問題があるんじゃないの? つまらなくなるとすぐてこ入れするという体質が。 規定の解釈の隙間を縫ったミシュランが上手かっただけ 今回の事で私のミシュランの評価は下がりました。 解釈の問題なのでミシュランを攻められないと思う。アドバンテージは減ると思うがミシュランの強さはタイヤ幅以外にもあると思う。 ミシュランは今までほどのアドバンテージを稼げなくなるだけである。かといってBSの優勢にはならない。 ミシュランタイヤが不利に成るか、成らないかはチームによって違うと思う。 表面上は見事な勝利に見えても中味はひどく汚れて薄っぺらいものだ。 勝負事なのだから、勝つ為に行使できるこのは全て行使すべき。 FIAの元々の測定方法(レース前のみの測定)自体に問題があったのではないだろうか 以前から囁かれていたことなので、FIAはもっと早く行動すべきだった。これでもしミハエルがWCになっても、FIAが肩を持ったとか言われそう。 ミシュランだけでなく、ブリヂストン、フェラーリ、FIA、それぞれに対する意見があり、さまざまなことを考えさせられる事件でした。 | |
アンケート結果
ミシュランの姿勢については、曖昧なルールの解釈を支持する意見が多数となりました。違法行為を許せないという強硬意見は少数でした。 |
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訴えた側のフェラーリとBSについては、当然という意見が多数でした。ミシュランへの姿勢と逆の結果のように見えますが、それぞれの立場に立てば、正しいということです。 | |
しかし、FIAに対しては、認めていたことなのに変だという意見が多数になりました。公平中立であるべき機関が、どちらかに肩入れしたり、向きを変えたりしているのではないかという疑念を生むことになりました。変化の激しい世界の中で、ルールがすべてをまかない切れないことは仕方がありません。しかし、今後はすばやい対応が求められるでしょう。 | |
投票では毎回、チャンピオンの予想をお願いしていますが、その変化が大きいのが見て取れます。ハンガリーGP直後でモントーヤ49%、シューマッハ22%、ライコネン16%でしたが、再びシューマッハがわずかにトップに立ちました。残り3戦、一戦一戦が見逃せません。 |