ー赤渕川水系の紹介ー

 

「赤渕川水系七滝」

赤渕川は愛鷹山の西地区にあり富士市に属します。公園化されている須津渓谷ほど訪れる人はいませんが、その流域には大きな滝もあり住宅地と隣接した愛鷹連峰でも特異な地域になります。

赤渕川の本流の源頭部は呼子岳西側にあたり、桑崎地区で別れる千束支流は富士山の南方に水脈の源があります。

北から千束川にある愛鷹山系最大の落差を誇る「黒坂の滝」、赤渕川桑崎(カザキ)水源地先にある「牛ヶ淵の滝」、桑崎バス停前にある「足掛けの滝」、その手前にある「銚子ヶ 淵の滝」、富士宮の白糸の滝を上回る景観の「猿棚の滝」に新東名下にある「不動の滝」、そして住宅地の真下にある最後の滝は「花川戸の滝」です。

黒坂の滝も入れて「赤渕川水系七滝」としてマニアの間では古くから人気があります。

なぜマニアをとりこにするのか?というとこのうちの牛ヶ淵の滝以外はよほどの雨が降らない限り枯滝なのです。

しかし台風並みの雨に見舞われた後の渓谷は増水し人を寄せ付けず、なかなかその勇姿を見ることは難しいとされています。

赤渕川とはその源流部によく見られる赤い火山性の岩が川の淵を形づくっていることから付けられたと言われています。

赤渕川水系七滝地図

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