日時
2007年4月8日(日)
行き先

土師ダム〜道の駅・「北の関宿」安芸高田

 


春とくれば、!!
というワケで、冬眠から覚めたカエル…ではなくカワサキ・グリーン10Rを堪能するため、バイク花見ツーリングを敢行
と相成りました。道連れはなんしぃの親友でお馴染みの、雪風氏であります。

 出発は朝10時。このぐらいなら道路も空いているだろうということで設定しましたが、集合場所の雪風氏宅に行くと、
何やらバッテリーを取り出している(爆)。どうやら彼も当分マシンに乗ってないらしく、即興メンテ中でありました。
 彼の愛車は言わずと知れたGPZ900R「雪風弐式」ニンジャ様。最近は静かなマフラーがお好みといいつつ、バッフル
装置を外すとニンジャらしい爆音を轟かせる…。

  懸命にメンテナンスを行う雪風氏。
 エンジンは始動したが、タイヤが終わりかけて
 おり、ややピンチ状態。

 「そろそろ買い換えたら〜?」
 「次は何の銘柄にしようかなぁ〜?」
 「いやいや、バイクバイク(爆)」

  ちなみに雪風氏は、一つの愛車を末永く
 愛する性格である。バイク暦は15年以上
 であるが、原付を含めて車歴は3台。
 (このニンジャは2代目であるが…)

 さて、メンテナンスも無事終わって出発するライムグリーンの二台。予想通りクルマの量は少なく、快適にアクセルを
開けながら目的地「土師ダム」に向かいます。ルートはお馴染み、県北に伸びるR191からR261に乗り、千代田を抜けて
土師ダムに入ります。

 しかしここで思わぬ誤算…。GW直前とは言え県北は桜が見ごろであったため、土師ダムは人とクルマに埋め尽くされて
いました
。駐車場を待つ車両で道路は大混乱(爆)。バイクを一時停車させる場所すらなく、私たちは土師ダムから追いやら
れる格好で何とか路肩に停車しました。
「こりゃ〜まいったね」
と、ライムグリーンライダーの二人。しょうがないので土師ダムは諦め、多分閑散としているであろうと道の駅・北の関宿
目的地を変更する事にしました。

 「道の駅・北の関宿」は、中国自動車道・高田ICのすぐ傍に在り、昭和初期の駅舎を彷彿させる休憩所があります。
なんしぃたちは土師ダムから県道を抜け、約15分ほどで現地に到着。思ったとおり、クルマが10台ぐらい居るだけで閑散と
していました。

  道の駅「北の関宿」。中国道・高田ICのすぐ
 そばにある。昔の駅舎をイメージした管理舎
 で、中も某ジブリ映画の冒頭にに出てきた
 駅を彷彿させる造りとなっている。
 
 この横に隣接して、軽い食事が取れる食堂
 があるので、休憩に寄るのに最適な場所と
 言える。

  二台並んだ新旧ニンジャ。最近は何とも
 思わなくなったが、バイクに乗り始めた当初
 は「ライムグリーン」という色にかなり抵抗を
 覚えた記憶がある。
 「どう考えても赤や白のほうがかっこいい!」
 …いやぁ、若かったんだなぁ〜。


 とりあえずコーヒーを買って一息。
 なんしぃは「ニンジャ歴」1年ちょいですが、雪風氏は10年。バイクのカスタムポイントを見ると、ニンジャにかける愛情が
伝わってきます。10Rもカスタムを進めて行きたいのですが、自由に使えるお金が…家庭持ちは辛い(涙)。
 久しぶりに二人で走りに来たということもあり、世間話やバイク談話で盛り上がっていると、初老のおっちゃんが隣にやって
きて、ポイントを抑えたカスタムが行われているニンジャを観察して色々話しかけてきました。
「このマフラー、燃費が悪いじゃろう?どんぐらい走るんや?」
…などというお話。なんしぃの父親もバイク馬鹿ですが、世代を超えてコミュニケーションが取れる「バイク」はいいですね。

 この後、付近を軽く散策した後に、帰宅する車が多くなる前に帰宅しました。
肝心の花見が出来ず肩を落としていたら、雪風氏の自宅近くの公園で見事に咲いていましたので、春らしく(?)桜の写真
で締めくくりたいと思います。


  目的地が変更になったお陰で花見が出来ず
 仕舞だったので、雪風氏の自宅近くの公園
 で花見(爆)。
 
  いやぁ〜近所とは言え、見事に咲いてる。
 バイクに乗ってきたので酒盛りはNGだったが
 公園にしておくのが勿体無いぐらい綺麗。
 「桜」は日本人の「心」だ!
 

  Web用に画像サイズと解像度を落として
 いるため伝わりにくいかもしれないが、小さな
 公園に4〜5本の桜の木が咲いて、とっても
 感慨深く情緒ある雰囲気であった。
  温暖化が進んでいる今日だが、こういった
 風景はいつまでも大事に残していきたい。

−終わり−

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