僕が一番ガンダムをうまく造れるんだ!

 


  「ガンダム」…もう何も説明が不要なほど、おそらく世界で一番有名なロボット(たぶん)。
 今回はHG(ハイ・グレード)モデルですが、実は10年ほど前に廃盤となった初期型キット。発売は1991年で、構成する
 多色整形パーツの金型が劣化し、2001年の「HGUC」(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)モデル発売と同時に
 ラインナップから外れた、希少モノ(?)です。
  まだテレビで「ガンダムX」を放映していたころに買ったキットですから、15年落ちのガンプラです(笑)。


  箱を開けると、懐かしい帯付きのケース。
 パーツ点数は少なく、今のHGモデルと対比
 しても少なめです。

  解説書には、ガンダムのディテールが。
 マニア心をくすぐりますが、冊子が小さく
 情報量は少なめ。でも当時のプラモデル
 でこんなに詳細な解説が載ってるものは
 なかったと思います。

  今となっては当たり前の「いろプラ」です
 が、当時はまだそんなに一般的ではなく、
 ガンプラを象徴する技術の一つでした。
 1/144サイズだと、胸部フィンの塗装も
 結構大変ですからね〜。

  頭部。ガンダムマーカーを使い、髭と
 サイドのダクト部分を塗装してます。
 これだけでもかなりリアリティが上がります
 ので、手間を惜しまないように!

  早くも両手・両足が完成(爆)。
 パーツ点数が少ないので、サクサク組みあ
 がります。ちょっと手ごたえが無さすぎ(涙)。
 また写真では見にくいですが、手のパーツが
 ちょっとダサすぎ…。妙に大きくて、何だか
 手袋つけてるみたいです。

  コアファイターも付属。尾翼を取り外せば
 コアブロックに変形可能です。
  無塗装だと寂しい、キャノピー部…。


  完成です!
 都合により二日かかりましたが、まともに
 作ったら一時間程度で組みあがると思い
 ます。
  '80年に発売された最初期モデルと比べる
 とマシですが、HGUCモデルと比べると
 やはり貧弱…(爆)。頭部と肩部が大きく、
 更に手首も大きくてアンバランス。
 (腕部がすっごく短く見えます…)
  各関節の可動は、ポリキャップパーツが
 使用されているのでスムーズ。でも自由度
 は低く、とくに横方向に動く箇所が皆無なの
 でポージングが無機質になりがち。時代の
 流れを感じます…。
  因みに腕の穴は、シールドを装備するため
 のもの。何故か、手では持てません。


  シールドとバズーカを背面装備できます。
 コアブロックシステムも再現していますが、
 コアファイターが妙に小さい…(涙)。
  因みに手パーツは、グーのものとパーの
 もの、そしてライフル&バズーカ持ち用の
 3種類があり、差し替えで対応可能です。

 


可動の自由度が低く、これが精いっぱいのポージング(笑)
ガンダムデカール(←シールです)と墨入れで飾っていますが、無塗装でここまでクオリティアップ
できるのは、当時('90年)で考えたら凄いことだったのかも。

もっと早く組み立ててればよかった(爆)。

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