携帯電話は、私たちの生活に欠かすことが出来ない存在になってしまいました。
電話をかけることは勿論の事ですが、最近の携帯はウェブ閲覧やアプリケーション動作、メールの送受信など機能が
多彩になり、機種によってはテレビが観れたり、ラジオが聞けたりと多種多彩。いやぁ凄いもんです。
2003年秋、Jフォンはイギリスのキャリア「ボーダフォン」と統合されました。これに伴い、これまでの「J−xx」型番機を
全てリニューアルさせるという荒業に出ました。このとき嫁の携帯電話を買い換える計画があったので、「これはチャンス」
とばかりにショップに駆け出しました。この頃はシャープの「J−SH010」「J−SH53」、東芝の「J−T06」などがありま
したが、それらも既に後継機の登場が決まっており、廃棄処分セール状態に。特に最人気モデルだった「J−SH53」が
2万円台前半まで下がっていたので、目から鱗状態でした。私は「すごいねぇ、乱売状態だね」と言いながら嫁の携帯を
選定していると、「じゃあ一緒に買い換えれば?」という一言が。そのとき使っていたのは非パケット機の「J−N04」で、
機能的にあまり不満が無くて気に入っていたのですが、登場が噂されていたV端末「V−601SH」と性能的にあまり差が
無く、価格は安い。ということで、買い替えを決意しました。
J−SH53はパケット通信対応機なのですが、これまでのJ−N04よりも高速で液晶も見やすい。まあJ−N04はTFD
液晶で現在主流のTFT液晶と比べると照度的にも不足気味でしたから、その差は歴然。ボタンの操作性は軽く、とても
使いやすいのですが、液晶部分がどうも重たく感じられてしまい、やや持ちにくい。100メガピクセルCCDと赤外線セン
サー、モバイルライトと「何でもござれ」マシンですからしょうがない気がしますが、「液晶のシャープ」なんですから液晶
部分をもう少しコンパクトに出来なかったのかなぁ?とも思います。
肝心のソフトウェアですが、使いやすくて判りやすい、シャープ機伝統の階層式メニュー。ウェブブラウザも高速になり
快適なインターネットアクセスが楽しめます。しかし所詮は2G携帯。今時「9600bps」という通信速度は許されない(怒)。
PHSですら32kbps、3G機のFOMAは下り384kbpsというスピードを実現していると言うのに…悲しすぎる。
またボーダフォンはパケット通信料が高い。オプションの「ハッピーパケット」を契約しなければ、1パケットの通信料は
0.3円と他社の5倍!これはどうにかして欲しいポイントです。ちなみになんしぃの場合、「ハッピーパケット」サービスを
受けようとすると今の契約を一旦解約する必要があり、その手数料が割高。さらに加えて「年間契約」もリセットされてし
まい、折角安くなったのにまた元の料金に戻ってしまう…。こんな背景から、「ハッピーパケット」サービスに入ってません。
ボーダフォンの純契約者は、他社に負けてどんどん下降中。しかし「写真つきメール」「テレビ」開祖者として、これからも
頑張って欲しいと思います。
「ボーダフォンはメールの受信はタダ!」
今の強みは、このくらいかもしれませんが…(爆)。
■おまけ
J−SH53/V601SHには、隠しフューチャーが…。
1.絵文字で背景が変わる
これはかなり有名なもので、特定の絵文字が入ったメールをプレビューすると、絵文字に対応した背景アニメーション
が表示されます。確認されているのは
・ブタ(2−11)
・飛行機(1−29)
・ビール(1−71)
・太陽(1−74)
・ハートマーク(1−34)
・お参り(5−29)
・花火(2−23)
・マッチョ(2−76)
など。他にも沢山ありそうです。新登場の「V602SH」にもあるかも。
2.電池残量&電界強度アイコン変更
「マイキャラクタ」の隠しフューチャー。「ファンクション」−「表示/設定2」−「画面表示設定」−「マイキャラクタ」を選択
し(「F」を押して「402」と入力すると手っ取り早い!?)、画面表示にない「5」と「6」を入力すると、「電池残量」と「電
界強度」のアイコンが変更できます。ただし「DisnyStyle」を有効にしている場合は変更できません。
こだわりの一品メニューに戻る
|