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困っている事、苦情、ご希望 等どんな事でも大歓迎です。 Q & A という形でここに発表していきたいと思いますので御協力宜しくお願いします。 メールアドレスが正しくないと返事をお送りしても届きませんので、間違えないように十分ご注意下さい。 |
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マンドリン作品の改訂版について 藤掛廣幸マンドリン作品は最初に発表されてから、何度か改訂されているものがあります。 これらは初演後、作曲者本人が「作品の構成が弱い」「オーケストレーションに問題がある」 等、書き直しておいた方が良いと判断した部分を書き直した結果です。 不完全な形ではなく、より良い形で作品をお楽しみ頂けるように完成させておきたい、という 意図で取り組んでおりますので何卒御理解頂けますようにお願いします。
+ の記号について.............. 同じパターンの場合はトレモロ・ピッキングの指定を省略してありますが、前後から考えて推察して下さい。 推察して考える事により脳が刺激されて確実に感性も頭も良くなります。 マニュアルがないと何も出来ない、というような人間になって欲しく無い、という作曲者の意図でもあります。
ギターパートについて........... しかし、divi.と書かれていないのに、divi.しなければ演奏不可能という箇所がありましたら、 divi.しなくても演奏出来るように自分達で工夫して直して下さいますようにお願いします。
ほぼ倍の長さになるように書き直しました。 コンピューターによる楽譜が書けるようになってから最初にコンピューター譜に 取り組んだ作品の為、初期の頃のヴァージョンにはシンコペーション等が正確に書き表せなくて、 タイによる表記になっているものもありますが新版では正しい表記に直してあります。 タイトルは最初「Pastorale Fantasy パストラーレ・ファンタジー」と イタリア語と英語の混ざった形だったのを英語表記に統一し「Pastoral Fantasy」となりました。 ↓(イタリア語で統一すると「Fantasia Pastorale ファタジア・パストラーレ」となるようです) ★注意★373〜374小節のギターパートの音は、演奏し易いように、次のように書き直されました。 「以前の版では演奏が不可能だ」と教えて下さったSnowstreetさん、ありがとうございました。
Q: Lからのフーガ部分で、+(トレモロ)指示がありますが、これは+が付いている音符だけトレモロ奏法で それ以外はピッキングなのでしょうか?付点8分などはトレモロしないでピッキングで良いのでしょうか? ************************************************************* 音符の上に+マークがありますが、これはトレモロでと聞いていますが、 始めのアンダンテの所はよいのですが、 Mのアレグロではなかなかうまくいきませんし音が非常に汚ない演奏です。 トレモロで弾かなくては行けませんか、先生の意図をお教えください。 A: 全部の音をトレモロで「タラタラ」というように弾くのではなく 「タラタン」というように軽やかに弾むように弾くと美しく響くのではないかと思います。 これは参考意見ですので「どうしてもこの通りに弾かなければならない」というようなものではありません。 +が書いてある場合でもピッキングで弾いても良いし、他に良い方法があれば自分達で工夫してみて下さい。 (すべての音をピッキングで弾いても全く構いません) 最終的に、楽しく心地よく素敵な音楽が出来上がれば良いので、どんな弾き方でも演奏して頂いても結構です。
Q: Allegro :(359小節目) Bbのファの音でPの指定がしてあります。 前の16分音符がfffで上がって来た次の音です。 普通なら休符の後の16分音符からPになりそうに思うのですが、 どのように弾くのか教えて頂きたくメールしています。よろしくお願いします。
A:
Bbの箇所の subito p(突然pにする) は普通に弾くと難かしいと思います。 pの直前までffで弾いていきなりストップする(pの所は弾かない)、 という練習を何度かやってみて下さい。 それが出来るようになってから通して弾くと美しく出来るようになると思います。
参考CD「メルヒェン」に入っている10曲目は楽譜ではカットされています。 自筆譜による初演時の録音の為、楽譜製作の際に、 全体の構成から見て不要と判断した楽章をカットした為です。
星空のコンチェルト←曲名をクリックすると楽譜が見られます (Gm) bbで始まります。現在改訂版発売中のものは全て改訂版です。
Q: 星空のコンチェルトの途中のドラが難しく、演奏会で弾くのは難しいということで、 演奏したい人は多いけれど、年配の方が多く、できない状況です。 どのように練習すればいいのか、教えていただければと思うのですが・・・。よろしくお願いします。 A:
「星空のコンチェルトのテンポが早くなった所のドラのパートは大変ですね」 なんて、人ごとのように言うと怒られるかもしれませんね。 この部分は確かに簡単ではないかもしれませんが、 「難かしい」という人達は、16分音符すべての音を「タタタタ」と 完全に弾こうとしていらっしゃる事が原因のようです。 速いテンポで全ての16分音符を完全に弾こうとすると、力が入ってしまって上手に弾けません。 そこで 「8分音符だけを、しっかりと弾くつもりで、間に入っている16分音符は 軽く、ついでに弾く」というつもりで弾いてみて下さい。 「タタタタタタタタ」ではなく「タラタラタラタラ」というように、、、。 「タンタラタンタラ」「タンタラタラタラ」というように 軽やかに力を抜くと不思議な程、楽に弾けるはずです。 一度試してみて下さい。
Q: 実は、ギターマンドリンフェスティバルで、「星空のコンチェルト」を弾くことになったんです。 ただ今パート練習中なのですが、Allegroに入ってからは特に難しくて、ほとんどの部員が苦戦中です・・・ そこで、何かアドバイスをいただきたいと思ったのですが、何かありませんか? この曲は、とても綺麗だしAllegroからはすごく楽しい(が難しい)のですが、 このままいくとまた「弾くだけ」の曲になってしまいそうで、すごく寂しいので、 音の乗り方というか楽しみ方があれば、そちらもお願いします。 A: Allegro からはテンポが早いので「難かしい」という事になってしまうんですよね。 確かに簡単ではありません。 音が弾けるようになるまで、ある程度練習はしなければなりませんが、 そればっかり追いかけているとツマラナイ演奏になってしまいます。
ひとつ良い練習方法を教えます。
ある程度音をつかんで練習が出来上がったら、 楽器を一切弾かないで、弾いているつもりで音楽をイメージしてみて下さい。 最高の演奏をしている自分達を想像して、この曲のCDに合わせてもいいので 大きな声を出してみんなで歌ってみて下さい。 もちろん正確に音程を出す必要はありません。 恥ずかしがらずに堂々と出来るまで、思わず感動出来るようになるまで、この練習を続けてみて下さい。 理想の演奏をイメージして「自分達は必ずこのように演奏出来る」と信じながらやって下さい。
恥ずかしがる事なく出来るようになったら、もう一度楽器を持って演奏してみて下さい。 きっと今までと全く違った生き生きとした自分達の音楽が生まれてくるのが分かると思います。 だまされたと思って一度やってみて下さい。
ロックン・マーチ←曲名をクリックすると楽譜が見られます とても軽快で楽しげでややリズムが難しいとこもありますが、 転調したところのメロディーが美しく僕のお気に入りの曲です。 そこで、曲の解説を読んでいたら「アフロ・ロック」という言葉があったのですが、 これはどういった音楽なのでしょうか? また、管楽器(フルートとクラリネット)と打楽器をいれて演奏したいのですが、 編曲するにあたって注意やアドバイス等があれば教えて下さい。
A:
「Afro」というのはアフリカの、という意味の英語から来ていますが ワクワクするようなノリの良いリズムが特徴の黒人音楽の要素を 行進曲の中に取り入れようとしたものです。 いわゆる軍隊長の行進曲のようではなくて、楽しい弾むようなリズムを目指して欲しい、と思います。 例えば次のような音楽等が参考になるかもしれません。 管楽器(フルートとクラリネット)と打楽器を追加編曲する際には、まず 打楽器で、楽しいノリの良いリズムを作る事に留意してみて下さい。 その後、マンドリン合奏の響きを、より豊かにする為に、 フルートとクラリネットを加筆するのが効果的だと思います。 リズムのノリを良くする為に管楽器を使うのは、 うまく出来れば効果的ですが、かなり高度なテクニックが必要です。 1stMn. / 2nd Mn. /Dla/Cello のメロディの中で、はっきりと聞かせたいパートを、 フルートやクラリネットで重ねると、簡単に上手くアレンジ出来ると思います。
長過ぎるのとオーケストレーションが難点だった為、ほぼ3分の2位の長さにするだけでなく、 オーケストレーションも、より良い合奏の響きがつくれるように全面的に改定しました。 #2006年からは改訂版のみ発売中。作曲者のお気に入りの曲のひとつです。
スタバート.マーテル←曲名をクリックすると楽譜が見られます 『スタバート・マーテル』を演奏したく、楽譜を購入するつもりですが、 かなり以前に女声合唱の入った演奏を聴いたことがあります。 できればその版の演奏をしてみたいと考えているのですが、 スコアの参考画面を拝見しましたが合唱のパートがありません。 20年以上も前の演奏なので、この間に演奏できなくなってしまったのでしょうか? 非常に美しい演奏でしたので、できることなら その女声合唱入りの演奏を再度実現したいと思っています。
A: オリジナルの「スタバート・マーテル」には女声合唱が入っている訳ではなくて 合奏団のメンバーが楽器を弾きながら歌を歌うように書かれています。 しかしマンドリン・オーケストラの中には「歌いたくない」というメンバーも 多いようで、楽器を弾きながら歌うパートを特別に合唱団を入れて演奏される事も多くなりました。 その為、現在販売中のスコアには女性3部合唱のパートは書かれておりませんが、 パート譜には3部合唱用の譜面が含まれています。 特別に合唱を入れて演奏したい場合は、この譜面をお使い頂ければ良いし、 マンドリン・オーケストラのメンバーが歌いたい時や、合唱を入れないで演奏したい時は 省略しても演奏出来るようになっています。 合唱を入れて取り組んで頂ければ作曲者としても嬉しく思います。
さくら奇想曲←曲名をクリックすると楽譜が見られます 「さくら奇想曲」を定期演奏会で演奏させて頂くことになったのですが、 下記の点についてご教授願えませんでしょうか。 ・曲目解説 ・曲の箇所箇所のイメージ ・合奏にて曲を創っていく上でのアドバイス
A: ・曲目解説 誰でも知っている日本古謡「さくら」のメロディを、変奏曲の技術を かなり自由に使いながら新しい作品として作曲しました。 リズミックな動きから、激しく力強くなったり、美しく優美な曲想に なったり、音楽は様々な形に変化していきますが 具体的な状況を描写しようとしたものではありません。 音楽のメロディ、リズム、ハーモニーという要素を 如何に変化に富んだ組み合わせで面白くするか、という事に留意しました。 長い悠久の歴史を感じる人もいれば、満開に咲き誇る一面の桜を イメージする人もいるかもしれないし、ハラハラと舞い散る 桜吹雪を思い描く人もあるかもしれません。 演奏する人、聞く人、それぞれ自由な連想をふくらませてお楽しみ頂ければ嬉しく思います。
・曲の箇所箇所のイメージ こうあるべきである、というような特定のイメージはありませんので 「自分達がこのように感じる」という自由なイメージを大切にして下さい。 例えば「風が吹いてきて舞い散る桜」とか「野山一面に咲き誇る桜」とか 自分達で感じるイメージを大切にしてみて下さい。
・合奏にて曲を創っていく上でのアドバイス
前半のリズミックな部分は、体が思わず動くような 生き生きとした音の動きの流れを作ってみて下さい。 ゆっくりとした部分は、美しい音で弾けるように。 メロディは魅力的な歌を歌うように演奏して下さい。 (練習の時、声を出してメロディを歌ってみると良いと思います。) 力強く激しい部分、繊細な美しいマンドリンの響き、等に 神経を配って合奏を作ると良いかと思います。
アクア・リズム(合奏版)←曲名をクリックすると楽譜が見られます ひとつ質問があります。1楽章の130小節目の2nd Mn.についてです。 8分8分4分8分音符のパターンになっていますが、それに続く 131,132,133のリズムパターンは8分8分8分4分音符になり、130小節目とは異なっています。 このままでよろしいのでしょうか。 A: この部分は1st Mn.と 2nd Mn.の音がぶつかって、すぐに解決する---という形を取っています。 ぶつかった瞬間は美しくないのですが、その後に解決した時の美しさが格別魅力的に響きます。 このような手法を音楽用語では掛留(けいりゅう)と言います。 従って、この部分は楽譜通りに演奏して下さい。
ファンタジア九州←曲名をクリックすると楽譜が見られます 今秋に開催予定の定期演奏会の選曲を行っており、『ファンタジア九州』が 候補として挙がっているのですが、当団は40名足らずの小規模な団体であり、 指定の通り管パートを入れると弦パートが管パートに 食われてしまうのでは?と思われるため選曲を躊躇しております。 このようなことをお聞きするのは甚だ失礼なこととわかっておりますが、管パートを省いて 弦パートと打楽器パートのみで演奏することを許可していただくことは出来ないでしょうか? A: 「ファンタジア九州」は管楽器を省略しても演奏可能なように書かれています。 北海道のある高校では「14人しかいないけれど、どうしても演奏したい」と この曲に取り組んで北海道地区の代表になり全国大会まで出場したそうです。 皆さんで「取り組んでみたい」と候補に挙がったとの事、とても嬉しく思っております。 是非、楽しんで演奏して下さい。
1.マンドセロ、ギターの106〜109小節の音符にアクセントが付いていますが、
2.ベースの106〜109小節の音符にはアクセントがありませんが、不要でしょうか。
4.マンドセロ、ギターの317〜318小節の音符にアクセントが付いていますが、 A: 「ファンタジア九州」を演奏して頂けるとの事、ありがとうございます。 楽譜には作曲者の意図を、出来るだけ分かり易く書き込むように努力はしていますが、 同じような所は、演奏する側が「行間を読む」ように 読み取って演奏して頂けるように期待して全部を書き込んでありません。 全部書き込んだとしても本当の作曲者の意図が伝わる訳ではないと思っているからです。
楽譜に書かれている情報だけを演奏しても生きた音楽にはなりません。 どんなに沢山の情報を楽譜に詰め込んでも所詮、楽譜は生きた音楽ではありません。 楽譜の中から作曲者が、どんな気持ちで作曲したのかを想像して、 新しい自分達の音楽を作って頂いた時に、初めて楽譜に生命が与えられます。
楽譜に書かれた情報は、勿論大切にして欲しいのですが、自分達で演奏する時に 「楽譜に書いてあるから付けよう」ではなく、「ここにはアクセントを付けたいな」 「ここは楽譜に書いてないけれど、少しだけクレッシェンドしたいな」というように 自分達が率直に感じた気持ちを最も大切にして頂きたいと思います。 そうする事によって音楽が生き生きとしてくると思います。 もちろん無理に「書いて無い事を見つけてやろう」なんて思う必要はありません。 「楽譜を音にした時に自然に沸き上がる気持ち」を最も大切にして欲しい、と思います。
ご質問の件も、「ここはアクセントを付けたい」と感じられましたら素直に付けて演奏して下さい。
星の子供(バラード第二組曲)←曲名をクリックすると楽譜が見られます 星の子供の9〜13小節目の1st2ndの動きは12小節目まではダウンピッキング指定で13は 何も指定がないのはトレモロということでしょうか?また同じように74〜80小節目からのDolaの指定、 90〜93小節の1st2ndも楽譜通りということなんでしょうか? 一部の音源では、すべて初めの4分とピッキング、2分をトレモロで演奏していたものもありました。 藤掛先生ご自身としてはこの部分はどのような場面をイメージして作曲なさったのですか? 教えていただけると幸いです。(元になった中条雅二さんの星の子供の詩は読ませていただきました。) A: この部分は星の光や水滴のきらめきのようなイメージを表現しようとしました。 作曲者としてはピッキングの美しい響きが合うのではないか、と思います。 同じようなパターンは「書かなくても分かるだろう」と思い指定をしませんでしたが、 ちょっと分かりにくかったかもしれませんね。ごめんなさい。
詩的二章←曲名をクリックすると楽譜が見られます マンドリンオーケストラで、藤掛先生の「詩的ニ章」を演奏させて頂くことになったのですが、 演奏会のパンフレットにスコアの表紙に書かれている詩を掲載させて頂いてもよろしいでしょうか? また、この曲を演奏するにあたって、藤掛先生から何かアドバイスか、 パンフレットに掲載させて頂いても良いお言葉を頂戴できたら嬉しく思います。 A: 詩の掲載の件、何も問題ありませんので、どうぞ! 詩人の中条雅二先生は生涯に渉って、多くの人達に見捨てられたものや、 かえり見られないものに、いつも暖かい眼差しを注ぎ続けていらっしゃいました。 「浜辺に捨てられた銀紙」「さくらんぼの種」「落ちたボタン」「壊れた木馬」等、 たくさんの詩を残して96歳の生涯を終えられました。 葉っぱに付いた朝露を「星の子供」と表現する等、とても素敵な詩人でした。 この曲は中条雅二の詩に作曲された合唱曲を基にして、オリジナルのメロディや情感を生かしながら、 アレンジではなく全く新しくマンドリン・オーケストラ曲として作曲されたものです。 マンドリン合奏の美しい響き、楽しいリズム、、、、、、 マンドリン・オーケストラの素敵な演奏で、この曲に新しい生命を吹き込んで下さる事を願っています。
樹魂の歌←曲名をクリックすると楽譜が見られます Allegro con anima(4分の3拍子のところ)と、Allegro con motoはどのようなイメージで演奏したらよいですか。 A: この曲は樹齢1500年の薄墨桜をテーマにして作曲したものです。 1500年以上も生き続けて来た生命とういうのは、きっと多くの出来事を経験してきた事だろうと思います。 それでも毎年、春になると美しい花をいっぱい咲かせています。 そんな桜の気持ちになって歌を歌うように演奏してみて下さい。
Q: 後半のallegro con foucoの指揮の仕方を教えてください。 何拍目を振っているのかわからなくなってしまうそうです。 A: 休符の後の音がずれていくので分かりにくいのだと思いますが、休符を強く叩くように指揮をして、 その後の音が「つまずいたような強いアクセント」が付くようにするとカッコよくなると思います。 いわゆるクラシック音楽のリズム感ではなく、ロックやポップスのリズムのノリを出せるようにすると良いと思います。 カラオケでポップスの歌を歌うつもりで体で音楽を感じながらリズムを作ってみて下さい。 今の若い人達はみなさん得意だと思います。
Q: 最初のギターのbody knockは、どこをどのように叩くと上手く響きますか。 A: 指の骨の固い部分でギターのボディーのあちこちを叩いてみて下さい。 山々にこだまするような「ここだ!」と思う音が出る場所が見つかると思います。 自分達で神経を研ぎすまして最も良い場所を見つけ出して下さい。
山河緑照←曲名をクリックすると楽譜が見られます (1)31小節めのドラソロはスラーがかかっていますが、これは、 琴のイメージなのでしょうか、参考CDではピッキング演奏になっています。 これはピッキングが指示と考えてよろしいでしょうか。 A: マンドリン合奏に書き直した時点で、原曲の邦楽合奏のイメージは全て払拭して オリジナルの【マンドリン曲】として書いています。 作曲者としては、琴や尺八のイメージをマンドリン合奏で表現しよう、とは一切思っておりません。 従ってマンドラで歌を歌った時に「ピッキングの方が美しい」と感じられるならばピッキングで! (参考CDの演奏者はそう感じられたのでしょう) 「トレモロの方が相応しい」と感じられればトレモロで歌を歌うのが良いと思います。 私が指揮をする時も「ピッキングの方が良い」と感じるときもあれば 「トレモロの方が美しいな」と思う事があるかもしれません。 そこが生きている音楽の面白い所だと思います。 Q: (2)78小節あたりからの旋律の3連符については、笛・尺八のイメージですと トレモロでもよいように思いましたが、参考CDではピッキングになっています。 これもピッキングが基本と考えてよろしいでしょうか。 A: この3連符は原曲の邦楽では尺八の為に書かれました。 しかし「尺八の真似をしよう」とは絶対に思わないで下さい。 マンドラとセカンド・マンドリンは 【自分達の楽器の最高に美しい音を聞かせる事】のみに神経を注いで下さい。 そうすれば「トレモロでこの3連符を弾くのは良くない、 ピッキングの方が相応しい」という事が自ずと見えてくると思います。 Q: (3)158, 206, 261小節からのシンコペの旋律は、部分的にレモロの指示があり、 それ以外はピッキングかと思いますが、参考CDでは全てトレモロで演奏されています。 この部分については参考CDに合わせるべきでしょうか ・基本的に参考CDの弾き方が先生のご推奨の演奏方法と思えばよろしいでしょうか? あるいは演奏者が自由に判断しなさいと言うことでしょうか。 A: 参考CDは 「この通りに真似して下さい」「これ以外はいけません」という意味で出している訳ではありません。 様々な素晴らしい演奏が生まれて来るのが理想ですが、 作曲者の意図とあまりテンポがかけ離れていたり、 つまらない演奏が広まってしまい「山河緑照は面白くない曲だ」という評判が通るようになると困るので、 一つの参考事例として、とらえて頂くように出しているものです。 あくまで参考の一つにして頂いて あなた自身の「山河緑照」を作り上げて頂くのが、作曲者としても理想です。 楽しんで素敵な演奏に仕上げて下さいね。
指揮の振り方について この度演奏会に向けて「山河緑照」に挑戦しようかと考えております。 そこで譜面を覗いてみたところ、曲の冒頭からアンダンテカンタービレにかけて 指揮の拍の取り方について悩む部分がありました。 譜面通りに4分の4拍子で振るのか、それとも8分音符の「タタタ、タタタ、タタタ」という メロディフレーズ毎に沿って振るべきなのか、どちらの方が良いでしょうか。 後者のほうが音量やテンポの幅を自由に操作出来るとは考えたのですが、 奏者側から拍通り(4拍子)に振って欲しいと要望がありまして、どうすべきか悩んでいます。 A: このような場合には「分割」という手法を使うと振り易く、そして分かり易くなります。 (1)まず(1-4-3-4-)4拍子でしっかりと振って下さい。これがしっかりと出来たら、、、 (2)この4拍子の基本をそのまま保ちながら、1ト2ト3ト4ト というように 各拍に「ト」という少し小さめのポイントを挿入してみて下さい。 一人だけの時に、声に出して練習してみると良いと思います。 そうすると4拍子で振っているのに8拍子のようになると思います。 (3)この「分割」した4拍子を使って、問題の部分を振ってみて下さい。 8分音符をはっきりさせたい部分は分割の動きを大きくして奏者に分かり易く指示し、 8分音符の無い所は分割しないで4分音符のままで振って下さい。 きっと分かり易くなると思います。
Q-A: アドバイスを元に(特に分割を用いて)指揮を振る練習をしたところ、 4分の4拍子で納得のいく振り方を掴む事が出来ました。 これから合奏が始まる上でも大きな自信となりました。 奏者にとっても自分にとっても「わかりやすい」指揮を目指してこれからも精進してまいります。 貴重なアドバイス、本当にありがとうございました!
Tre-Pick Prelude←曲名をクリックすると楽譜が見られます “トレピックプレリュード”についてお聞きしたいのですが、作曲後から今までで曲は改訂されたのでしょうか。 A:
この曲は作曲した最初は打楽器が入っていませんでしたがNHKホールで初演される段階で 「是非打楽器も加えて欲しい」と言われて追加しました。 またギターがテーマを奏する所は伴奏が全音符になっていましたが、指揮者の山本直純さんが 「3連のアルペジオにした方が良い」とアルペジオにして初演されました。 自筆譜が販売されていた時は最初に書いた譜面のままでしたが、 コンピューターの譜面になった時に、これらの部分を改訂しました。 それ以後、特別に改訂はしていません。 したがって現在出ている譜面とCDは最新改訂版だと思って頂いて良いと思います。
註: 曲の最後に歌が入っていますが、省略して演奏する事も出来るように書かれています。 打楽器等も省力して演奏可能です。
Q: トレピックプレリュードのBASSパートについてお尋ねします。 うちのベースの者から通常のチューニングでは弾けない音があると聞きました。 場所は44小節目のD、195小節目のD♯です。 チューニングを一音下げる、もしくはその音を一音下げるなど考えているのですが… どうしたらよいでしょうか? A:
この曲は5弦ベースを想定して書かれた為、4弦では弾けない所もあります。 しかしチューニングを変える必要はありません。 4弦ベースの場合はEが最低音ですので、弾けない音の前後をオクターブ上で演奏して下さい。
セレナーデNo.2←曲名をクリックすると楽譜が見られます 6章270小節(Allegro con motoの1小節前)ですが、2nd-MとDolaは付点2分音符なのに対し、 1st-Mは3拍目が休符となっています。 1st-Mも2nd-MとDolaと同様に付点2分音符が自然であるように思います。 1st-Mのみ3拍目を休符とした意図等がありましたらお教えください。 または記譜ミスでしょうか。 A:
譜面を良く読んで頂いている事、とても嬉しく思いました。 ご指摘の通りだと思います。 記譜ミスではありませんが、作曲者として結論がついていなかった部分です。 というのは、次のAllegro con moto に向かってギリギリまでクレッシェンドをして欲しい、という意図、と 前のフレーズが終わって次の歌が始まるのでブレスをして欲しい、という気持ちの 両方があった為、このような記譜になりました。 しかしギター、チェロ、ベースがクレッシェンドを責任を持って担当して、 メロディ部分は全員しっかりブレスを取った方が自然で良さそうですね。 ご指摘ありがとうございました。
Q:■質問2 1章の34小節からのギターですが、前小節までのアルペジオから和音奏法へ変わります。 参考CDの演奏では34小節以降もアルペジオ奏法のように聴こえます。 この部分はスコア改訂時に和音奏法へ変更されたと理解してよろしいでしょうか。 A:
この部分は和音奏法(摘むのではなく書きならす)によって、 前の部分よりもっと豊かな響きを作ろうと意図しました。
Q:■質問3 2章186〜197小節ですが、参考CDの演奏ではリピートされていますが、スコアではリピートがありません。 この部分もスコア改訂時に変更されたと理解してよろしいでしょうか。 A:
ここはリピートを付け加えて下さいますでしょうか。
Q:■要望 各曲のパート譜ですが、演奏中に譜面をめくり辛い箇所で改ページされている箇所が多々あります。 パート譜作成時に、譜面をめくり易い箇所で改ページするようご考慮いただければ、 日本中の奏者がパート譜を作り直す苦労が無くなり喜ぶと思います。 ご検討いただきますようお願いいたします。 A:
ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 すぐに改革出来ない場合もありますが今後少しずつ直していくように努力します。 教えて頂きました事、とても感謝しております。 今後とも宜しくお願い致します。ありがとうございました。
ギターがメロディを演奏するAndante cantabileを引き立たせたいのですが、 曲の頭からどのくらいのテンポで指揮を振ったらよいでしょうか? Allegro con brioと書いてあったのですが、 ギターやベースが間に合わないので、どうしようか悩んでます。 A: 最初の部分は元気はつらつ、生き生きとした音楽にしたいので、 あまりゆっくりにならないで、気持ちの良いAllegro になるといいですね。 ご質問の、Andante cantabileの部分はAllegro con brio の前半とは ガラっと気分を変えて、ゆったりと美しい歌を聴かせて下さい。 ★Allegro con brio=元気の良い活気のある早めのテンポで-----という意味です。 ★Andante cantabile=ゆったりと美しく歌うように----------という意味です。
Q: ・この曲を作っていく上での、合奏でのアドバイスをいただけないでしょうか? A: この曲は作曲者としても、とても気にいっている作品です。 最初の部分はピッキングの美しい音を生かして、元気のいい生き生きした音楽を作り上げて下さい。 難かしく考えないで、メロディを弾いていると思わず 体が動き出すような音楽になるように皆で楽しんで演奏すれば良いと思います。
ギターがメロディを演奏するAndante cantabile の部分からは、 メロディを弾いていて思わず歌を歌いたくなるように 気持ちを込めて演奏するとよいと思います。 このメロディは大好きなので、私が演奏する時は感動で 思わず涙が出そうになるのではないか、と思います。 皆さんで楽しんで、自分達の音楽を自由に作り上げて下さい。
Q: また、「VIVA!MANDOLIN」を演奏するにあたって、 藤掛先生からパンフレットに掲載させて頂いても良いお言葉をいただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。
A:
Viva Mandolin を演奏して頂きまして本当にありがとうございます。 この曲はマンドリンが日本に入って来て100年目の年に、 当時の日本マンドリン連盟会長・伊東尚生先生の依頼により作曲されました。 マンドリンのピッキングとトレモロ、それぞれの魅力を最大限に引き出すように意図して作曲しました。 前半のAllegroではマンドリンのピッキングの美しさを主体にしながら マンドラやチェロのトレモロの魅力を対比させています。 中間のAnndante部分ではトレモロで美しい歌を聴かせる事に重点が置かれ、 感動的に歌が盛り上がります。 後半はトレモロとピッキング、そして今まで現れたモティーフ全てが 一体になり華やかなフィナーレへと進んで行きます。 自分達の音楽として気持ちを込めて演奏して下さい。 私も大好きな曲なので、素敵なコンサートになる事を作曲者として心より祈っています。 藤掛廣幸
宵待草←曲名をクリックすると楽譜が見られます Q: 高校マンドリン合奏、全員が楽器歴1年の初心者です。 本年、先生の「宵待草」を演奏すべく練習しております。 宵待草の旋律がダイナミックに展開されるおもしろさに、生徒も好んで練習しています。 ただ、マンドリンの74小節目の32分音符は、初心者ゆえどうしても弾けずにおります。 練習に励んでおりますが、指導者から見て、 秋の演奏会まで頑張ってもインテンポでは難しいかと思われます。 そこで、初心者向けの代替案(音を減らした形など)をご教示願えませんでしょうか。 聴かせどころなのに申し訳ごぜいませんが、 少しでも完成度を上げて聴いていただきたいので、よろしくお願いいたします。
A: 32分音符ばかりで動くと難かしそうですが、 あまり力まないで弾くと意外と簡単に弾けると思います。しかし 難かしい場合は、次のように演奏すれば全くストレスなしにできるでしょう!
Q: まず一つ目なんですが、本来の「組曲」のとおり全曲演奏できるといいんですが、 他の曲の難易度や時間などの兼ね合いにより、1楽章のみ演奏することは可能でしょうか? A: もちろん何の問題もありません。 ご自由に組み合わせて頂いても構いませんよ。 みなさんで楽しんで頂ければ嬉しく思います。 Q: フルートについてなのですが、都合により今回はフルートを加えずに演奏することを考えていますが、 フルートなしでの演奏は可能でしょうか? 今までにフルートなしで演奏された団体さんはいらっしゃいますでしょうか? A: こちらも一向に問題ありません。 具体的に団体の名前等は覚えていませんが、沢山あると思います。 Q: フルートなしの場合にフルートのみの旋律や動きなどを他パートでカバーできたらと思っています。 具体的には73小節目からの細かいフルートの動きです。 カバーをするとしたら、どのパートでカバーをするのが好ましいでしょうか? (ちなみにちょうど休みなドラ2本またはドラ&cello1人ずつで弾く案があります) A: ここのフルート(細かい動き)は全てカットして下さって構いません。 無くても問題ないように作曲されていますので、、。 フルートを入れた場合はオーケストラの響きがより豊かになりますが、 わざわざ他のパートに置き換える必要はありません。 素敵なコンサートになりますように。
生命の詩←曲名をクリックすると楽譜が見られます マンドリン1のパートを弾き易くて響きが良くなるように書き直しました。
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藤掛廣幸マンドリン曲. ファンのページ |