マゾーンのアンケート(1999.10/29〜11/7)
〜投票結果〜
(11/19一票分追加しました)
一番何々…という質問はとても困ってしまうものですよね。私なんかも一番印象に残る…と言われてもいろいろ印象に残っているのでどれが一番、というのがないのですよ。
にも関わらず、このよ〜な設問をしてしまった私をお許しください!
さて、頂いた投票結果は以下の通りです。(ダブリの投票と思われたものは、片方を有効とさせて頂きました。)
尚、ラフレシア以外のマゾーンが対象になっています。
Q1.一番印象に残ったマゾーンは?
一番印象に残ったマゾーン(計9票) |
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マゾーン名 |
数 | % |
波野 静香 | 3 | 33.3% |
樹海のマゾーン | 2 | 22.2% |
殺し屋のマゾーン | 1 | 11.1% |
ミユ | 1 | 11.1% |
ローラ | 1 | 11.1% |
回答なし | 1 | 11.1% |
波野静香に新たに1票が入り、といってもそれぞれに大きな差はないのですが、波野がここでは最も印象に残ったNo.1という結果になりました。
やはり波野静香のエピソードというのは、特にハーロックのファンから見たら非常に印象に残る、という方が多いというのもよくわかる気がします。
また、前まで波野と同票だった樹海のマゾーンは、2位になってしまいましたが、笑い声と共にジャングルの鬱蒼と茂った樹木から次々とマゾーンが分離してく取り囲むというシーンはかなりインパクトのある場面でありました。
Q2.一番好きなマゾーンは?
一番好きなマゾーン(計9票) |
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マゾーン名 |
数 | % |
波野 静香 | 2 | 22.2% |
クレオ | 2 | 22.2% |
ローラ | 1 | 11.1% |
サキ | 1 | 11.1% |
ヒステリアス | 1 | 11.1% |
スノーラ | 1 | 11.1% |
ヌレーム | 1 | 11.1% |
こちらも票が分かれており、ほとんど差がありません。本当に人それぞれ好みが違う、ということなんでしょうか。
ともかく1票しか差はありませんが、波野静香とクレオが同票でここではトップです。
波野静香はこちらでも票を集めておりますね。
また、殆ど行動も発言もハーロックの敵役だった割にクレオに票が集まっているというのも面白い結果です。
実際、何故か嫌なイメージもなく、不思議な魅力のあるマゾーンでしたね!
Q3.一番嫌いなマゾーンは?
一番嫌いなマゾーン(計9票) |
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マゾーン名 |
数 | % |
根民筋子(舎監) | 5 | 55.5% |
サキ | 2 | 22.2% |
エルザ | 1 | 11.1% |
ローラ | 1 | 11.1% |
ここでは、文句なしダントツトップなのが舎監サマです。おめでとう〜!美女揃いのマゾーンの中でちょっと美人といはお世辞にも言い難い珍しいお方。原作にはないアニメの方のみのオリジナルキャラクターです。(そういえば、あとの2名もオリジナルキャラクターですね。)
まあ、まゆをいじめるためだけに存在していたようなキャラなので当然の結果といえるでしょう。
16話「螢・わかれうた」で登場した螢の元恋人、和也の妹に扮したサキはここでは2票を獲得。なんとサキは、前の好きなマゾーンの中にも入っているんですよね。
外見は少女なのに、螢の恋人を操り、螢を尋問にかけるというとてもコワイマゾーンでした。
螢をいじめてたのもこのジャンルで票を集めた原因か?!
エルザは「やり方がせこい」と貴重な1票が入っております。
ロマンアルバムには、「プラモが好きなマゾーン」とありますが、別にプラモ好きでもないんじゃないかと思いますね。
本当にプラモ好きなマゾーンが登場したら結構面白かったかも。
ヤッタラン副長と同じ趣味から恋が芽生えたりして…?!
また、ローラにも1票が入りました。サキと同様、好きなマゾーンの中にも入っているマゾーン。
やはり台羽ファンにとっては「人の心を弄ぶなんて!」と魔性の女に対しては厳しい見方もあるようです!
////////◆コメント集◆////////
★今、非常に感動しています!
私もハーロックのファン・・・というよりは、マゾーンのファンなのです。でも、なかなかマゾーンを専門的にあつかったページがなくて、ずっと探していました。
マゾーンを再び見たくて、もちろんLD2巻は両方発売日当日にGETしました。なんとマゾーンの為にLD(結構高いんですよね、これ。しかも2巻も…。)を買ってしまったという情熱はハンパじゃない〜!
★マゾーンが全員美人じゃないのはど〜して?
美人順に優劣が決まってたりして……。
美人のマゾーンが好きです♪私もです。目の保養になります〜!
★1)波野静香を選んだのは――やっぱり、ハーロックの唇を奪った女(女か???)ですから・・・
恨みも込めて、印象は深いです.
2)ヒステリアス――好感を持ったというか、申し訳なくて、持たざるを得ない・・・
3)エルザ――やり方がせこすぎ!
このほかに、選択肢にないんですが、「昆布のマゾーン」が印象に残ってます、絵的にマヌケで・・・.
あと、ファッションモデルかなにかをしていたマゾーン(ハーロックたちのマゾーン狩りで殺されたんでしたか?)、わりと綺麗だったので、覚えています.
1)の理由、恨みを込めてっていうのが非常に共感ですね〜!
★サキは、性格の悪さもさることながら、あの見てくれも許せないっ!かわいくない!
子供なのに妙に大人びてるし、車イスが演出というのも悪どい。
スノーラ(私の持ってる資料ではオーロラですが)はマゾーンにしては特異な容貌の持ち主でしたね。
声がたしか藩恵子さんで、声だけは色っぽかったです。
それにしてもあまりにも気の毒なキャラでした。
せっかく捕らえた愛するハーロック、もうちょっとだけなら楽しませてあげてもよかった……
女の戦いでミーメに負けるというのもかわいそう。
しかし、そういう点で、波野静香は得しましたねぇ。
トトでした。スノーラのエピソードはなかなか凄かったですね。な〜んにもないところで敵のことばかり考えるものだからいつの間にか思いが募って愛してしまうというマゾーンの悲劇。
ミーメは大活躍でとってもかっこよかったんですが、ハーロックはもうオモチャにされっぱなしで見ていられなかったです。
でも敵であるにも関わらずハーロックに「好きよ!」とストレートに告白したり「こんな顔、ハーロックに見られたくない」というスノーラはなんだかかわいくて、憎めないんですよね。★出演マゾーン、こうやって並べてみると壮観ですね。
かっこいい名前あり、ものすごい名前あり…。
「ああ、こんなマゾーンいたいた!」と思い出すものあり、記憶にないものあり。
わたしがこの表を見なくても覚えていたのが静香ちゃんですねぇ。
それから根民筋子という名前!ちゃんと覚えていました!
よくこんな名前つけたな…(笑)。ホントですねぇ…。(一体誰がつけたのやら。)それにしても静香の印象、やっぱり強いんでしょうね。
★マゾーンの印象的なシーンは、黒い服をまとって紙のように燃える美しい女、というのが強く残っています。
それから何万ものマゾーンが樹海に同化している姿が非常に幻想的で印象深いです。
それからちょっと記憶があいまいなのですが、ヌレームって有紀蛍が台場に自信をつけさせるためにわざとピンチになったときのマゾーンでしたよね?
敵でありながら相手の気持ちを推し量り、行動に興味を持って話をしたがったりなど、あれはマゾーンにはじめて親近感をもってしまったエピソードでした。
捕虜になったあと自爆してしまいましたが、最後に自分の運命を悟り、マゾーン戦士としての呪縛から開放されて、人間らしい一面が出たのだなあ、と感慨深かったところです。
あと、サキは蛍の恋人をたぶらかすという卑怯なやりかた、そして幼い少女の姿だったのが悪魔っぽくてイヤな人でした。私もマゾーンというと最初に登場したマゾーンというのもあるのでしょうが、黒衣の燃えてしまう女というのがとても印象的でした。
ところでヌレームというのは装甲室で自爆したマゾーンでして、多分ヌレームと思われているマゾーンは原作の方のジョジベルのことだと思います。原作のジョジベルはなんだかとってもいい奴なんですよね。
アニメの方に登場するジョジベルはミーメの元親友でありジュラ星を滅ぼした張本人という悪どいキャラクターになってしまっています。
同じ名前でも役割が違ってたりするのがあるので、ちょっと混乱してしまいますね〜。★(1)好きなマゾーン「ローラ」を選んだ理由
「うちに秘めたる妖しい光でもって、敵陣の野郎どもを攪乱する・・・」
というのは、「美」という武器を持つ、女性だけに与えられた戦法である。
しかも、その「美」はふつうの「美」ではなく、「妖しい美(妖美)」でなければならない。
どんなに屈強に見える男も、美女の前では骨抜きになってしまう。
女性の持つ「美しさ」は、それだけで男の持つ「腕力」や「強さ」などといった要素を無に帰してしまうほどの力を秘めている。
では、それほどの力を持つ「美しさ」に「腕力」「強さ」といった要素があわさるとどうなるか。
まさに、それこそが「最強の力」といえるのではないだろうか。
アニメや特撮の世界には、この「最強の力」を持つ、いわゆる「ヒロイン」と呼ばれるお姉さんたちが多数存在する。
確かに彼女たちは強い。
「最強の力」を手に、敵キャラをバサバサとなぎ倒していく!
しかし、彼女たちには何かが足りない。
正義のヒロインは、文字通り「最強」ではあるのだが、どことなく「弱々しい」。
彼女たちは「正義」であるが故に、女性が持つ「美しさ」という武器を100%発揮できていないのだ。だから、いくら見た目が美しくても、腕力があって強くても、どことなく弱々しい。
「正義」であるが故に、美しさを武器に敵を攪乱することは許されない。美しさを使って周囲を陥れるなど、彼女たちにとってはもってのほか。常に「正々堂々」と戦わなければならないのだ。
「正義のヒロイン」と対極をなすのが、いわゆる「悪の花」と呼ばれる女性の敵キャラ。
彼女たちは「悪」であるが故に、正義のヒロインたちのように「制約」という足枷をはめていない。
「正々堂々」とは無縁の世界にいる彼女たちは、思う存分「美」を武器として使うことができる。
そして、「美」は使えば使うほど、周囲を陥れれば陥れるほど、ただの「美」から「妖美」へと進化する。
「妖美」「腕力」「強さ」の三要素を兼ね備えた「悪の力」こそ、向かうところ敵なしの「究極の力」といえるのではないか!
(まぁ、残念なことに番組の進行上、最終的には「正義」が勝ってしまうのだが・・・)
テレビアニメや特撮の世界に、「悪の花」は数多く存在すれど、マゾーンほどに洗練された「悪の花」集団は私が記憶している限りではお目にかかったことがない。
女王から幹部、そして下級戦闘員にいたるまで、全てが「美女」で構成されているこの集団こそが、
「究極の力」をもった敵キャラ集団であり、実際は、ハーロックなど足下にも及ばないはずだ。
そんなマゾーンが、「正義至上主義(?)」の名の下に雲散霧消させられてしまうのが残念でならない。
さて、前置きが長くなってしまったが、私が、「ローラ」を好きなマゾーンに選んだ理由は、数多いマゾーンの中で、「彼女がより一層妖しく輝いていたから」である。
彼女はまだ少女(人間の歳でいうと・・・12・3歳といったところでしょうか?)であるにも関わらず、
その妖しい魅力で、マゾーンを憎む台羽正という青年の心に風穴をあけ、完全に支配してしまう。
父を殺されて、その仇をうちたいという地球人青年の純粋な想いも、ローラの妖美の前では絵に描いた餅にすぎない。そのことをはっきりと見せつけてくれた彼女こそ、まさに「全能なるマゾーン」を代表するマゾーンといえるのではないだろうか。
(2)一番印象に残ったマゾーン「ミユ」を選んだ理由
「マゾーンは女王ラフレシアのもと、数多くの星を侵略してきた・・・」という筋書きだったが、スクリーンに映し出されるシーンは、ひたすらハーロックとの戦いのシーンばかりだった。
侵略者である彼女たちがどういった方法で星々を侵略し、その後、どういう統治を行っているのか・・・といったカルト的な疑問は、マニアであれば誰もが抱く疑問であるはず。
「人間の星」で科学者を、「抵抗すれば家族を殺す」と脅迫し、服従させていたミユ。
あぁ、マゾーンってやっぱりこういうやり方で多くの星々を制圧していったんだという「確信」のようなものを
私に抱かせてくれたのが彼女でした。そういう意味で、一番印象に残っているマゾーンに挙げさせていただきました。
あと、トカーガ族への扱いなどから、彼女たちの植民惑星への統治の一端をかいま見ることができたような気がしています。(S.N氏)
なるほど、そういう見方もあるのかとうならされた貴重なご意見です。ローラは、自分が美しいということを知っていてそれを武器に使うという女性ならではの戦い方をするんですよね。現実の女性の中でも結構いるんですよね、ローラみたいな人が…。
私は彼女はマゾーンの中でもかなりの大美人だなぁ(しかも妖しさもあり)と思いました。
それと「自分は美しい女である」ということを武器にしたのが波野静香ですね。マゾーンにとって強力な武器であると思うんですよ、美しい女の姿をしているということが。アルカディア号は男性ばっかりだし銃を持って戦う以外にもそういうヨワイところをつく方法はあるわけです。
しかし、ボスであるハーロックが女性の色香という秘密兵器(?)を持ってしても歯が立たず波野が破れた時点でこの戦いの勝敗はついていたのかもしれないなあなんて思ってしまったのでした…。★理由は順に、(印象に残ったマゾーン→波野静香)…TVオリジナルのハーロックとのエピソードが強烈だった。
(一番好きなマゾーン→クレオ)…参謀的位置づけのキャラに弱い、しかも彼女はとてもカッコ良かった。
(一番嫌いなマゾーン→ローラ)…台羽君が好きだったので彼を翻弄しちゃダメ〜(^^;ということで。(でもTV台羽君はマザコン気味で情けないゾ...)アンケート期間中海外(!)へ行っていらっしゃったのですが送ってくださったので、特別にコメントと投票を今回追加させていただきました。
参謀的位置づけキャラといいますと、他に「ヤマト」ならヒス副総統など浮かんできてしまうのですが…。もしかしてひそかにファンだったりなんてことも?
クレオの活躍はもっとみたかったですね〜!
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正直いって、嫌いなマゾーン以外でこんなに票が分かれるなんて思っていませんでした。
それだけ、同じものを観ていてもその人の考えや思い出次第で好みのマゾーンも違ってくるものなんですね。
こんなマゾーンが登場したら面白かったかも?とか、バリエーションのあるマゾーンに関してはいろいろ想像してみると面白いかもしれません。
42話では公開されなかったドラマなども生まれたりして…。今回しょ〜もない設問にも関わらず投票頂いた方、どうもありがとうございました!